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プロフィール |
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自己紹介 |
点数は「最後まで飽きずに見れたか」+「作中テーマとの相性」を基準点にしてます。雰囲気、演出などはよければ加点しますが、悪くても基準以下になるような減点の対象にはしてません。 |
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1. デッドコースター
《ネタバレ》 1より先にこちらを見て、ホラーでこんな新しい表現方法があるのかと驚いた。
オーメンと違い「誰の悪意も作為もない完全な事故死」ほど身近な恐怖はない。
普段ニュースで見聞きする事故を聞き流すだけの自分たちに、こんな悲惨な状態になることをストレートに映像で見せるという点は、ホラー映画でないと不可能なグロ表現の意義だと思う。特に車の運転やエレベーター事故なんかは現実味が高く、見た人への注意喚起に多大な貢献をしたのではないか。
キャラクターはクレア(アリ・ラーター)がとにかく魅力的。ヒロインのキンバリーを差し置いてストーリーをぐいぐい引っ張っている姿は、後のタフなヒロイン役としてのブレイクを予感させる。
ストーリーは中盤以降、偶発的な事故のネタがなくなったのか、無理がある殺し方になっていったのが残念。黒人教師やジャンキー兄ちゃんなどは映画の尺の都合で死んだ風にしか見えなかったので、恐怖は全く感じなかった。
死の順番の謎解きと妊婦のひっかけなどは悪くないのだが、テレビ局車の来訪と最後のバーベキューの事故に矛盾があるためスッキリしない。
デヴィット・エリス監督はアイデアのまとめ方と迫力ある表現に長けているので好きな監督の1人。また新しいホラーシリーズを撮って欲しい。[DVD(吹替)] 8点(2011-01-30 00:42:57)(良:1票) 《改行有》
2. DEATH NOTE デスノート the Last name
《ネタバレ》 マンガ原作映画にしては、丁寧に愛情を持って作られていたのではなかろうか。金子監督の堅実な仕事が光る。
配役はライトの藤原竜也の演技がオーバーすぎ、エルのキャラ作りがわざとらしいものの、いかにもCGなリュークと同じ画面に収まるならこれぐらいマンガっぽい方が合うと思った。ミサのあの低い声質はキャピキャピしたキャラに合ってなかった。
難点は(原作でもそうだったけど)デスノートにはこんなルールと能力がある、というのがセリフだけの事後報告で知らされることが多いので、驚くよりもそれまでのテンションが下がること。全体的なストーリー進行がエルの口頭説明に依存しているので、ストーリー没入度が低い。
ラストのライトと父のやりとりは、ライト父や警察が無能で何の結果も出さないのにお咎めなし、犯罪者を減らすという目的より「自分が納得できる倫理と持ってて安心できる正義感」を優先する傾向が目立ったため、ライトの掲げる「デスノートは犯罪被害者を減らすための有効な手段」という理念の方が正しいと思わせた。
でもライト君、犯罪者の名前情報をマスコミ報道に頼るのは危険すぎるのでは…。[地上波(邦画)] 6点(2011-01-29 23:20:29)《改行有》
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