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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. ドッグヴィル
《ネタバレ》 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は余りの嫌悪感に殺してやろうかと思っていたトリアーだが、この映画は素晴らしい。
3時間近い長尺だが、不思議と退屈せずに惹き付けられた。
ベルトルト・ブレヒトの「三文オペラ」に触発されたと語るトリアー。
舞台のような場所に線を引き、観客には丸見え、登場人物たちには塀や窓といった“壁”が見えている。或るいは、本当は見えているのに見て見ぬフリをしているだけなのかも知れない。
10の章に別れたこの作品。
“犬”の街と言われたこの街で、一人の女性が文字通り飼い犬にされていく残酷な話だ。
逃げる女、それを追う黒服の謎の男達。
女は何者で、何処から来たのか解らない。怪しい見た目とは逆に、彼女は何処までも受動的だ。
ゲーム感覚で住人に認めてもらえるようある賭けを提案するトム。
彼はミステリアスなグレースの虜だ。
他の男達も、次第にグレースに欲情していく。
女達も、受けいれては徐々に彼女に嫉妬と怒りをぶつけていく。
彼女は住人に認めてもらおうと涙を呑んで耐えて耐えて耐えた。
舞台劇のような作りで残虐な演出は無いが、精神面はナイフでえぐられるようだ。修羅場怖いよ。
線だけで区切られた“家”の中で犯される女。
住人には見えていない。観客だけがこの真実を知るのだ。
大体ジェイソン一家のせい。
唯一残念な事と言えば、グレースが来るまで男達を虜にしていたリズの裸が見たか(ry
街の住民も酷いが、グレースの“無自覚”さも本当罪な女だよ。
グレースは優しいね。
今まで“世話”になった恩をしこたまお返しするクライマックスの壮絶さ!
後味は悪いが、妙にスッキリするものを感じたのは俺だけ?[DVD(字幕)] 9点(2014-12-31 21:42:56)《改行有》
2. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 筒井康隆のSF小説をアニメで復活させた。
長馴染みの男女3人。
他愛の無い青春を送る彼らだが、ヒロインは突然「時を超える」能力に目覚める。
何も起こらず退屈な日々を送っていたヒロインにとって、突然の「能力の目覚め」は彼女を虜にした。
過去を行き来して夢のような毎日を送るヒロイン。
だが能力は次第に「ひずみ」を産んでいき、友達の身も危険にさらしてしまう。
目覚めた「異質の能力」、そして大切な友人との別れ。
だがそれは元の「つまらない毎日」に戻るワケではない。
いつか「友人」と再び巡り合う事を信じて・・・。[DVD(邦画)] 9点(2014-12-19 21:18:25)《改行有》
3. トランスポーター
《ネタバレ》 これまたどうしようもない馬鹿映画だが、嫌いではない。
どんな品でも命懸けで運ぶ運び屋フランク・マーティン。
自分に課した3つのルールで動くフランクだが、一度ルールを破れば何でも破る。
依頼主のドアをブチ破るのも朝飯前だ。
出会ったばかりの女がいきなり服を脱いで主人公と一緒にベッドへダイブ!
主人公も精力爆発!
馬鹿なのか。
ド迫力のカーアクションは見ごたえ満載。
「TAXI」シリーズのリュック・ベッソンも製作に関わる腕の冴えだ。
「依頼人」と「請負人」。
二つの立場の駆け引きは中々楽しめる。
愛車が吹き飛ぼうが水没しようがフランクは気にしない。
タフな野郎だ。
そこがいい。
美味しそうなオランジーナに免じて8点の佳作を献上。こういうのは嫌いになれない。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-04 23:34:59)《改行有》
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