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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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21.  トップ・ハット この作品は僕が初めて見たフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの映画です。そのきっかけは、ある日テレビで見たウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」。この作中で使われているのが本作の“cheek to cheek”。その曲の素晴らしさ、時には優雅で時には盛り上がる曲調に合わせるように舞う2人の華麗なダンスの素晴らしさにすっかり魅せられたのでした。その後初めて本作を見て、“cheek to cheek”のシーンを通してみた時の感動は今でも忘れられません。と言うか、何度見ても感動することが出来るのです。勿論それ以外の曲もダンスも素晴らしく、アステアーロジャースの映画には「カイロの紫のバラ」の中でミア・ファローが夢見心地でうっとりとスクリーンを見つめるのと同じように今なお見る者を夢見心地にさせてくれる、何十年経とうとも色褪せることが無い素晴らしさがあります。[DVD(字幕)] 8点(2010-08-11 20:12:15)(良:1票)

22.  扉をたたく人 《ネタバレ》 心の扉を閉ざした一人の老教授。その重い心の扉をたたき、開かせたのはアメリカから遠く離れた国からやってきてひょんなことから知り合い、友達になった一人の善良な若者だった。9.11以降、移民への措置が厳しくなったアメリカ。この心の扉を閉ざした老教授の姿を通して今のアメリカの姿をこの作品は伝えようとしたのでしょう。一個人も、国家も、隣人から学ぶべきことは多いはず・・・この若者と友人になりジャンベという打楽器を教わって生き生きとした心を取り戻し、公園で様々な人種の若者達が集いジャンベを叩く輪の中にこの老教授が加わっていく姿を見ているとそんな事を感じさせられます。そんな老教授を演じたリチャード・ジェンキンスの静かだが熱い、特に終盤の素晴らしい演技が感動的でした。ラストシーン、遠くに行ってしまい二度と会えないであろう友に届けとばかりにその友から教わったジャンベを一心不乱に叩き続ける彼の姿が忘れられません。隠れた名作と言っていい作品だと思います。[映画館(字幕)] 8点(2009-11-15 21:20:33)(良:1票)

23.  童年往事/時の流れ 《ネタバレ》 濃い緑の夏草、土、風、太陽や雨の匂い。そんな五感や肌で感じるような感覚が画面を通していきいきと伝わってくる映画です。現代の日本で見てもどこか懐かしさを感じさせる町並みや風景に自然に溶け込む主人公一家。そこに多用はせず控え目ながらも実に効果的に挿入される耳に心地よく温かみのある音楽が絶妙に作用しています。不必要な台詞を極力排し、かと言って説明不足に陥ることは決して無く、台詞の無い風景に虫の声、雨の音も効果的で心地いい。さらに昼も夜も光と影が作り出す素朴な美しさが味わい深い。自分が撮る映画の描く時代や季節や空気を観る者に肌で感じるかの如くより身近に感じて欲しい、そんなホウ・シャオシェンの思いが感じられるようです。そんな中描かれるのはこの世のどの家族の元にも訪れる家族の死。大げさに悲しさをあおる演出も音楽も使わず、やがては訪れる人の死と止まることの無い時の流れを淡々と見せていく。しかし悲観的ではない。その間に子供達は成長しやがて大人になっていく。The Time To Live and The Time To Dieというタイトル通り、家族や人のつながりもまた時の流れのように止まることなく次の世代へと続いていくんですね。[DVD(字幕)] 8点(2009-09-29 23:02:16)(良:1票)

24.  トップ・シークレット 《ネタバレ》 「裸の銃」より前に作られたザッカー兄弟によるバカ映画です。「裸の銃」に比べるとレビュー数も少なくマイナーな作品ですが、「裸の銃」がツボな方にはぜひ観ていただきたい!ストーリーはサスペンス系ながら必ず絶妙のタイミングで実にバッカバカしい小ネタが挿入され、絶対そっちの方向には持っていかないというザッカー兄弟のストーリーよりも小ネタの方が大事なんじゃないかというくらい実にくっだらない小ネタへの愛が至る所で感じられます。特にレジスタンスが博士を救出に向かう作戦決行以降のくだらなさが最高です。いよいよ行くぜ!と思った瞬間、マジっすか?その牛の着ぐるみは!とか、何でそんなとこにきれいに並べてブーツが脱いで置かれてるんだ?とか、ジョーズのテーマ曲が流れて一体何が起こるんだ~!と思ったら実にアホなオチが待っていたりとか、何台ものジープが出動して追手が迫ってくるぞ~!と思ったらこれもバッカバカしいオチが待っていたりとかですね、こうして読んでても何のことか分からないと思いますが、その他にも言い出せばもうキリがないパロディや小ネタのオンパレードに大いに笑わせてもらいました。 ラスト近くでヴァル・キルマーがちょっとだけ「大脱走」のS・マックイーンに見えました。[DVD(字幕)] 8点(2009-09-20 23:42:25)

25.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 観たよかったなあと素直に感動できる実話に基いた良質の青春映画です。こういう映画と出会った時は幸せな気持ちになりますね。僕は30を過ぎてから初めて観た。できれば高校生の頃に出会いたかった映画です。夢に向かって頑張っている姿っていいですね。[DVD(字幕)] 8点(2009-02-11 20:43:55)

26.  ドライビング Miss デイジー 長い年月を100分足らずの間に見せるのでどんどん時代が変わっていきます。もう少し時間が長くなってもいいので一つ一つのエピソードをもう少しじっくりと見たかったと思います。その点だけが残念でした。それ位ジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンの二人の演技が素晴らしく深い味わいがありました。この二人に絡むダン・エイクロイドの孝行息子ぶりも微笑ましかったです。老いとは何なのか考えさせられると同時に家族や、生涯付き合える友人の大切さを考えさせられます。そして本作のモーガン・フリーマン演じるホークのように年をとれれば幸せだろうな、としみじみと思わされました。[映画館(字幕)] 8点(2008-12-09 22:00:19)(良:1票)

27.  トレジャー・ハンターズ 「俺たちはもう30歳だ。バカやるには最後のチャンスだぞ!」 30歳、3人の男のスタンド・バイ・ミー。楽しい映画でした。 少年時代、森の中に秘密基地でいつもつるんでいた4人組。 その内の1人が若くして亡くなり、その葬儀で久々に再会した3人が宝探しの冒険の旅に出る。 こうした基本設定からも「スタンド・バイ・ミー」を思い出すものがあります。 山の中で地図も携帯も無くし、食料も何も無く、完全に遭難者状態の3人組。 その上、本当にヤバい無法者に執拗に付け狙われ身に危険が迫っている。 それでも、何の悲壮感も無く作品には常にあっけらかんとした空気が流れており、 アメリカン・コメディならではの明るさがある作品です。 カルチャー・クラブの〝do you really want to hurt me"の使い方や、 無法者2人組の2頭の番犬に付けられた名前がレーナードとスキナードとか、 年代などはバラバラですが、挿入される音楽小ネタも楽しかったりします。 作品のテンポも良し、冒頭から結末までひたすら無邪気な3人組の冒険が楽しい作品です。[DVD(字幕)] 7点(2020-05-05 20:00:43)《改行有》

28.  トプカピ 西洋と東洋の文化が重なり合う魅惑の街イスタンブールを作品の舞台に、 女泥棒とその愉快な仲間達の活躍?を描くサスペンス・コメディ。 上映時間は120分。中盤はちょっと長く感じる時間帯もあるのですが、 コメディとしても、サスペンスとしてもしっかり見どころのある作品です。 名探偵ポアロでお馴染みの名優ユスティノフのユルユルのオロオロぶりがあまりにも素晴らしいです。 本作でユスティノフは2度目のアカデミー助演男優賞受賞ですが、主演といってもいいくらいの存在感です。 強奪ものとしても終盤のトプカピ宮殿での作戦決行は手に汗を握る緊張感があります。 CSでの鑑賞でしたが、本作に続けての放送は「黄金の七人」でした。 同じ時代の同じ路線の作品ですが、この頃のこういう無邪気なサスペンス・コメディは イマドキの映画とは一味違う、何とも言えないいい味がありますね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-09-02 17:38:33)《改行有》

29.  扉の影の秘密 《ネタバレ》 ヒッチコック・タッチのフリッツ・ラングの戦後の作品。 ラングの戦前の作品はいくつか見ていますが、戦後の作品を見るのは初めてです。 「ひょっとしたら夫は自分を殺そうとしているのではないか・・・?」 という妻の疑念が膨らんでいく細かな出来事を積み重ねていくサイコサスペンス。 その様は「断崖」、あるいは「疑惑の影」を思わせます。 一方でゴシック調の作風は「レベッカ」を思わせる格調の高さも感じられます。 今までに見た戦前のラングの作品と比較すると、 この人の特有の不気味さや凄みは控え目で意外に見やすさもあるのですが、 後半から終盤にたたみ掛けてくるサスペンス。 オチは少々肩すかし気味ではあるのですが、 それでも充分見応えのあるの作品に仕上がっています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-25 20:35:30)《改行有》

30.  突破口! 《ネタバレ》 盗難車、警察、銀行強盗。冒頭の銀行強盗までの流れから非常によく出来ています。強盗の捜査をする警察に、いわくつきのカネを取り戻そうと躍起になるマフィアの二手から徐々に包囲網を狭められていく中盤から終盤の流れも非常に面白い。 一見こういう映画には似合わないとも思えるウォルター・マッソー。でも、この人は「サブウェイ・パニック」なんかも同じですが、映画の中で自分のカラーを見事なまでに出していく。 常に危険と隣り合わせながらも、敵に先んじて常にその危険のわずか外を飄々と行くマッソー。もうこうなるとマッソーの独壇場。ラストの飛行機対クルマの対決も見応えがありました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-21 22:21:24)《改行有》

31.  トラ・トラ・トラ! 本作にはアメリカ戦争映画によく見られる「アメリカ万歳」は無く、かと言って反戦をテーマにしている訳でもない。 日米開戦前夜の双方の駆け引きを、双方の主張や余計なドラマ性を排しどちらか一方の視点に偏ることなく再現しようとした日米双方の心意気が伝わってくるような見応えのある力作。 同じ真珠湾攻撃をテーマにした某大駄作をご覧になられた方、ぜひこちらも一度見ていただきたいと思います。ただ、日本パートで多用される、料亭で流れているような落ち着いた味わいがある純和風の琴の音に緊張感がそがれる。日米合作の良さが出ていた作品でしたが、この部分だけが勿体なかったですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-09 17:18:41)《改行有》

32.  トランザム7000VS激突パトカー軍団 まず、愛すべき前作のキャラが変わらずキャストもそのままに勢揃いなのが嬉しい。 前作と同じく仰々しいテーマ曲と共に登場するジャスティス保安官が最高ですよ!相変わらずバカ息子が一緒なのも嬉しい。パトカーごと川に突っ込んだのに次のシーンでは何事もなかったかのようにパトカーを運転しているジャスティス親子。「いちいち細かいことをツッコまずに見とけ!」という潔さも健在です。 これも前作同様バート・レイノルズがカッコいい。サリー・フィールドが可愛い。前作と比較するとスピード感には乏しいものの、このシリーズは無茶なとこをツッコむ意味の無い映画だし、全編を支配するアホっぷりが素晴らしいです。 ラストのパトカー軍団との対決に関しては、私事で申し訳ないですが、実は現在僕はスピード違反で捕まって免停を食らい、30日間クルマに乗れない期間の真っ只中なのです。よってパトカーなんかに負けるな~!やっちまえ~!と、一人無駄にエキサイトしながら鑑賞していたのでした。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-19 20:20:24)《改行有》

33.  殿方ご免遊ばせ これはもう完全にブリジット・バルドーを見るための映画であり、完全にその為に作られたような映画ですね。それは彼女の名前がそのまま役名になっていることを見ても明らかではないか。さらにバスタオル1枚の姿、鏡の前で踊る姿などは彼女を魅せるために用意されたシーンであります。本作でも彼女は勿論セクシーなのですが、同時に可愛いんですよ。お話の方はありがちな、おバカラブコメといったところですが、ブリジットがいい具合に弾けていて見事なコメディエンヌぶりです。ブリジットと殿下、2人が交互にくしゃみをして、ブリジットのアップで締めるラストも楽しくて粋だ。という訳でこれでもかと言うほど詰め込まれたブリジットの魅力を存分に堪能させていただきました。ありがとう、BB![CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-24 00:07:17)

34.  遠い道のり 《ネタバレ》 旅の風景を録音して別れた彼女にそのテープを送り続けながら人生の行くあてを捜すように旅をする男。自分の前の住人宛に送り続けられるその音の便りを受け取る、新しく引っ越してきた女。そしてその男を捜すようにあての無い旅に出る。 どのような形で二人に接点が訪れるのかと見ていたが、彷徨う姿を見せ続けるのみで接点が訪れる気配は無い。幸せを求めて、あての無い何かを探すかのような旅ですが探し物が簡単に見つかれば苦労は無い。これが人生というものか。その後の展開が色々と考えられる、見知らぬ二人が画面の両端に配置された余韻を残すラストシーンもいい。 そして主演のグイ・ルンメイ。「藍色夏恋」以来彼女を見るのは2本目。男の方が自分の感情を言葉で吐露するのとは対照的に彼女の台詞は抑えられていますが、それが良かった。何かを探すように佇み静かに遠くを見つめる表情、目を閉じて音に耳を傾けている表情など動より静が印象に残る独特の存在感、魅力を持った人です。もっと色んな映画の色んな役を見てみたい女優さんです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-22 21:12:53)《改行有》

35.  トッツィー 《ネタバレ》 有名な作品なので見る人はストーリーまで知らなくともダスティン・ホフマンが女装する映画だという予備知識がある人が多いと思います。そうなると初めて観る者のダスティンの女装(見た目も演技も)に対するハードルが高くなるわけですが、その高いハードルを軽々と飛び越えていくダスティンの演技も見た目も見事な女装ぶりでした。そんな女装ダスティンを中心に繰り広げられるドタバタコメディだと思っていました。ですが仕事のため、カネのために割り切って女装したはずの男が仕事のパートナーの女と女として接するうちに女性の気持ちというものを理解し、その女は女装した男から女としての影響を受けるというこの二人を中心に取り囲む者それぞれの人間模様、相関図もシンプルでいてよく練られており、かつ誰とでも気軽に楽しめる優しさのある人間ドラマです。なかなかシブい顔ぶれが揃った男優陣がいい味を出しています。そしてやっぱり素晴らしい、主題歌をはじめデイヴ・グルーシンのポップで優しさを感じさせる音楽がこのコメディタッチの軽妙な語り口の人間ドラマと見事に調和しています。[DVD(字幕)] 7点(2010-04-22 21:15:14)(良:1票)

36.  逃亡者(1993) 《ネタバレ》 追われる者と追う者。ハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズの名優2人がテンポよく見せるスリリングな鬼ごっこが実に見応えがありました。逃亡と追跡の果てに二人の男が車中で見せる最後の会話が実に素敵でした。[映画館(字幕)] 7点(2009-01-24 21:18:22)

37.  特攻大作戦 《ネタバレ》 アクの強い俳優を大勢集める必要があった作品ですけど、 よくぞここまで濃い面子を揃えたものです。 その濃い面子を束ねる指揮官リー・マーヴィン。さすがの面構えと存在感です。 ほとんど女が登場しない、徹底的に男臭いアルドリッチらしい映画です。 ですが戦争とはかくも悲惨なものなのだということなのかもしれないけど、 敵国ドイツとはいえ、多くの一般人を巻き込む作戦の顛末だけが微妙。 それにしてもブロンソンさん、本作といい「大脱走」といい敵中突破の生還率が高い人です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-08-18 12:41:31)《改行有》

38.  トム・ホーン 稀代のアクションスター、スティーヴ・マックイーンの最晩年の作品。 演じる役はかつて西部でその名を馳せた伝説の賞金稼ぎの男、トム・ホーン。 もう1人、牛泥棒対策に彼を雇う牧場主。演じるのはリチャード・ファーンズワース。 彼もまた、かつては西部劇を中心にスタントとして活躍した。 序盤、そんな2人が馬にまたがり雄大な西部を行く。2人の佇まいと作品の風景が実にいいのですが、 マックイーンの映画としてはあまり見返したくない作品です。 公開当時にマックイーンの事情も、結末も知らずに見たならば別の感想になったかもしれませんが、 トム・ホーンの人生最期のドラマに、残された時間が僅かであったマックイーンの人生が重なり、 遺作である「ハンター」と共に見ているのが辛い作品でもあります。 マックイーンは1980年に50歳でこの世を去りましたが、もしこんな病魔に侵されなかったら、 80年代、90年代以降と、その後どんな俳優人生を歩んだのだろう? 体が動かなかくなるギリギリまでアクションスターであり続けたのかな。 彼の映画を見ると、時々そんなことを考えたりします。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-13 13:08:04)《改行有》

39.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 笑いドコロも十分あるし、いい意味で大味でコメディタッチの前半は結構面白いです。 しかし脱獄以降はこのテンションが下がり、普通のアクション映画になってしまいましたね。 前半のハイテンションのまま最後まで突っ走ってもらいたかった。 ニーソン演じるAチームを率いる大佐の序盤の台詞。「今の俺は若い頃の10倍は強いぜ。」 近年のニーソン主演の圧倒的強さを誇る作品群をみていると納得!の一言でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-28 20:07:10)(良:1票) 《改行有》

40.  ドライヴ(2011) 表情ひとつ変えず夜の街にクルマのハンドルをきるクールな主人公。その冒頭は ウォルター・ヒル&ライアン・オニールの「ザ・ドライバー」を思わせる。 原作もそうなのか、恐らくは「ザ・ドライバー」に着想を得た冒頭なのかと思いますが、 まだ幼い1人息子と暮らす隣人の女が現れて以降は予想のつかない展開が待っていました。 人妻だと分かると決して一線は越えない奥ゆかしさ。幼い1人息子からも懐かれる。 裏稼業の時に見せるクールな表情の時とは全く異なり、この母子と過ごす時の人の好さを感じさせるゴズリングの表情も印象的。 よって中盤以降のバイオレンス描写とのバランスはあまり良くなかったとは思うのですが、 それにしても本作のゴズリング、かなりのカッコよさ。そしてキャリー・マリガンが好きになった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-29 20:17:27)(良:1票) 《改行有》

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