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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 215
性別 女性
ホームページ http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/
自己紹介 正直、生まれは平成じゃないです。かなり、昭和なムード。昔みた映画を思い出しながらレビューしますので、記憶がずいぶんあやふやかも。なにか変なところがあったら、http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/のほうにツッコんでおいてください。

好きな女優
 「或る夜の殿様」の山田五十鈴、「近松物語」の香川京子
好きな男優
 「お茶漬けの味」の佐分利信
好きなキャラクター
 グレムリンちゃんとマシュマロマン

☆評価基準
10点:超絶。ほとんど奇跡。
9点:傑作。かつ大好きなんだもーんッ!
8点:傑作だし、好きデス。
7点:素晴らしいです。好みの映画です。
6点:まあ、悪くないと思います。
5点:なにか気になるものはあります(~~;

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 「子供を喰いものにしながら生き長らえる毒親との葛藤」というシリアスなテーマを、子供向けのアニメとして明るく見せてしまっていることに驚きます。表向きはたしかに、コミカルな演出と、勧善懲悪的なキャラ設定と、予定調和的なハッピーエンドに包み込まれていますが、よくよく考えると、この映画は、子供たちに向けて「君たちの親はニセモノかもしれない」「どこかにホンモノの親を探したほうがいい」「親の言いなりになるなら泥棒と結婚するほうがマシ」というメッセージを送っている。もちろん自分まで泥棒になるわけじゃなく、あくまで自分自身の内なる高貴さを信じなきゃいけません。 賛否両論はあるでしょうが、たしかに世の中には、このようなメッセージを必要としている子供たちがいるだろうと思う。わたしは、そういう社会的な意義においてこそ、このアニメを評価できると感じました。 マザー・ゴーテルが悪者であることは映画の冒頭で明示されますけども、かりに途中でそのことに気づくような展開だったとしたら、これはかなり衝撃的な物語に変貌するはずです。わたしたちは、最初からゴーテルが悪者だと知っていればこそ、彼女が転落死しても「ざまあみろ」と喜ぶだけですが、実際のところはそう単純な話ではない。曲がりなりにも18年間自分を育てた母親を死なせたときの主人公の精神的なダメージは、かなり深刻なものになる。そこらへんの葛藤をすっとばして、底抜けにハッピーな成長物語として明るく笑い飛ばしてしまうディズニーの大胆不敵っぷりに率直な驚きを禁じえません。 映画の出来不出来にかんしていえば、せいぜい可もなく不可もなくといったところです。むしろ重たすぎるテーマをカムフラージュするためには、出来すぎていないのがかえって美点かもしれません。 ちなみに、酒場の裏手に巨大なダムが存在する理由と、それがもろくも決壊してしまう意味は何なのか、まったくもって謎でした。[地上波(吹替)] 6点(2020-05-03 11:59:49)(良:1票) 《改行有》

2.  翔んで埼玉 《ネタバレ》 ギャグ漫画家として知られている魔夜峰央は、じつはビアズリーなどの西洋絵画や、萩尾望都・美内すずえなど少女漫画の系譜を引いています。二階堂ふみが演じるお耽美キャラとBL(やおい)のエピソードは、その傾向をよく体現しています。 この映画は地域格差をテーマにしています。「地域」の格差が「貴賤」の格差を生むという差別的な構造です。平安時代の日本には、京都を中心とする貴賤格差があり、卑しい者たちがやんごとなき人々に跪くという光景が日常的に見られたはずです。武家社会になっても、日本人どうしが国ごとに分かれて戦ったり、隠れキリシタンに踏み絵を強要するなどの差別がありました。それを現代の日本人はもはやギャグとして笑っているのですが、じつは近現代の日本にさえ「地域格差」や「経済格差」にもとづく優劣の意識は残存しており、そこには少なからぬ差別もあるという笑えない状況があります。数百年後の人類ならば、これをギャグとして笑うのでしょうか? じつは少女漫画も、かなり古典的な貴種願望を描いている場合が多い。いわゆる王子さま願望やシンデレラストーリーは、貴賤にもとづく差別構造を前提に作られており、見方によってはかなりギャグ的な世界です。魔夜峰央は、少女漫画に内在するそのような差別構造をギャグに仕立てて暴露したといえます。 二階堂ふみが体現する「ハイカラ=モダン」な世界に対して、Gackt・伊勢谷友介・京本政樹が体現するのは土着的な「歌舞伎者=ヤンキー」の世界です。この映画は、最終的に後者が席巻して泥臭い世界が覆い尽くす結末になっています。世界を「モダン化」して引き上げるのではなく、世界を「土着化」して引き下げるというイメージです。そのことが、この映画の価値観を、西洋的なものではなく、アジア的なものにしています。そこが東映らしいのかもしれません。[地上波(邦画)] 6点(2020-02-11 00:28:40)(良:1票) 《改行有》

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