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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. 東京流れ者
《ネタバレ》 冒頭のモノクロームの映像の格好良さ、店がグチャグチャになる大乱闘の過剰さ、射程が10メートルの哲也(渡哲也)がわざわざ目印を作る面白さ、緑のブルゾンが似合う健(二谷英明)のニヒルさ、蝮の(川地民夫)の不気味さ、随所で歌う唄の楽しさ…と見所は尽きません。それにしたって、名残惜しそうに別れて一筆までしたためてくれた親分が〝成り行き〟で裏切ってしまう現実の切なさ。義理を重んじる昔気質の男は流れてゆくしかない世の中の住みづらさよ。[DVD(邦画)] 8点(2010-08-27 18:12:53)
2. 鳥(1963)
《ネタバレ》 口笛に笑顔で振り向くブロンド美女の視線の先には、男ではなく空を舞っている無数の鳥がいた…。いかにも高慢ちきな女が、これから鳥に襲われるんですよという始まり方からしてもう巧いのですが、最初の方はコメディかと思ってしまいました。つがいの鳥がハンドルを切った方向に仲良く体を倒すのはモロですが、例えば誕生パーティー襲撃シーンなども転んでジタバタする女の子をカモメが突っつく様なんてのは滑稽に見えました。しかし、暖炉から一羽のスズメが現われるや否や間髪入れずにドバッーと大群を投入してくるあたりからは圧倒的です。襲撃後、あの神経質そうな母親が割れた食器を片付ける様子が意味ありげに撮られていますが、次にダン宅に行った際、取っ手だけのコーヒーカップが映った瞬間、もうここは襲撃済みなのだと悟らせるもので見事に緊張感をもって死体まで誘導させられます。そこからはもう畳みかけるようなのですが…クライマックスともいえるティッピー・ヘドレンが実際に襲われるシーンになると、当時の技術では仕方ないのですが、やはりチャチに見えてしまいます…。しかし本作における恐怖は鳴き声や羽音など前触れの時点が最高潮なのであり、それはCG不用の見事さなのです。[ビデオ(字幕)] 9点(2010-04-22 18:06:50)(良:2票)
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