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プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  エンド・オブ・ウォッチ 《ネタバレ》 「この物語は真実である」という現実味を劇映画以上に感じさせようとするモキュメンタリーも、ハリウッドでは一般的になりつつあるように思う。「クローバーフィールド」や古くを挙げると「ブレアウィッチ~」などもあって、昨年度には「クロニクル」でモキュメンタリーが全米一位にもなっているのだから多分、ハリウッドでは珍しくなくなっているのかもしれない。その一方で本作が抜きん出て優れているのは、モキュメンタリーが多く用いる題材が「大嘘」に対し、本作が「現実味」のある題材を主題にしている点にあるように思う。たまたま撮ってしまった(モキュメンタリー)ものが現実味があることによって信憑性が増して、緊張感も膨れたのだと思う。上手く転がり過ぎな物語を中和もしているし、手法と主題は見事に合致している。考えているなーっと心底感銘を受けた。[映画館(字幕)] 9点(2013-08-25 07:09:27)

2.  永遠の僕たち 《ネタバレ》 彼の寝転がる左脇に出るタイトル「Restless」眠る事がないというより、この作品における眠りが死であることから、死ぬ事がない、あるいは永遠という意味になるのかも知れません。(なるほど、タイトルの日本語訳はあながち外れではないですね)ノーイックにとってそれが「君はいなくならない」ということにも見え、ラストの微笑みが心に響きました。彼がスクリーンに登場した時点で彼が感じれていなかったのは、“死の実感”だと思います。「死んだら何もない、何の意味もない、ぼくはそこに何も感じれない」そんな悲痛な叫び声が抑制された画面からヒシヒシと感じられ、だからこそ彼は実感を得るために自らの周りに検死線を引き、偽りの参列を続けていたのだと思いました。また、そこに常にいるのがヒロシ。死、そのものである存在と死にまつわる軍艦ゲームをし、「お前には死者への尊重がない」と言われているのに実感を得られないノーイック。そんな時に出会うアナベルが抱えているのは“死の実感”そのものでした。その象徴がダーウィンです。=“神への反発”ではなく、日々を変化させたい願望と学び続け日々成長していたいという、まさに生きたいと願う実感そのものでした。本来なら、そんな彼女の嘆きや悔しさなどの葛藤を映画的に描いても良さそうなもんですが、それはもう乗り越えた壁として描いているところも好感を持て、なおかつそれがノーイックとのとてもわかりやすい対比になっており、すごく効果的に描かれています。実感を言葉や態度で伝えるのではなく、そばにいて愛し愛されることで自然と彼が実感して行く姿が本当に素敵です。特に、序盤で彼一人によって描かれていた検死線が彼の抱く漠然とある死への虚無感だったものが、2人で描いたことによって愛の象徴と生きている実感、そしてRestlessの比喩になっているようにも見え、心震えました。実感を得たノーイックがついに抱いた感情は、死の実感から来る喪失の予感です。この映画における唯一の涙がノーイックのそれなのです。だからこそ、ラストの微笑みも意味を成すのです。ノーイックの思い出す彼女はどんな時も微笑んでいた。だから釣られて笑ってしまう。きっといつまでも。まさにRestless。[映画館(字幕)] 9点(2012-01-16 02:18:09)

3.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 この仕切り直し作品のノーマルな人間とミュータントの関係性は、 つまるところこれまでの人類が歩んできた誤ちの歴史の 合わせ鏡のような描かれ方をしていた。 冒頭、ナチスが後のマグニートから親を引き剥がす場面からも それが物語られており、ナチスがユダヤ人にしてきた行為は、 行く末の人類がミュータントにする行動のそれでしかなく、 また、プロフェッサーXとマグニートが出会ってからも同様に、 リンカーン像の前で二人でチェスをするというのも、行く末の彼らが歩む道、 つまり人類の歩んできた道を暗示しているように見えた。 特色を持ったコマを使い、互いに相手のコマを潰し合い、 相手の包囲網へ入り込み、キングを潰すという目的のゲーム。 それはつまり戦争の仕組みであり、植民地や奴隷などにも比喩されてくる。 さらには世界人権宣言、黒人奴隷からの解放、 そんな非差別の象徴であるリンカーン像の前で、 チェスをするというのは、もはや直喩的な表現で人類の歴史を、 ミュータントの行く末を表現しているようにも見えた。 それらが意味するのは、ただ、観ているだけで差別され、区別される側の人間の思いに感情移入し、 差別に対する反対的な意識をなんの違和感なく自然と抱ける、その構造の見事さが素晴らしい。 また、当然のように観客から求められる、超人的な能力を活かしたアクションシーンや 訓練シーンは人物それぞれの特色を活かし、高揚感、躍動感たっぷりに描いており、 第三次世界大戦を阻止するという主軸の物語も、ケビン・ベーコン演じるショウの 圧倒的な強さも相まって緊張感たっぷりに楽しく観ることができた。 そして、プロフェッサーXとマグニートの理想像というのが、 最終的に全人類が目指すべき理想像と現実に結びついてくるところが、 何より面白く、この映画のすごいところだと思う。 次回作も是非マシュー監督で観たい。 [映画館(字幕)] 9点(2011-07-19 20:45:52)(良:2票) 《改行有》

4.  エンジェル ウォーズ 正直、なんの話かさっぱりわからない。空想の中の、空想っていうのが、ぼくの理解力から言ってキャパ越えになるっていうのもあるんですが、もう序盤10分くらいからすでに置いてきぼりを食らった心境で、ただただ画面をポカーんとアホヅラで眺めてるしか術がなくなりました。 さらにわけわかんないのは、まず妄想の中で脱走したやつは妄想ではない実世界でも脱走できているのだけど、その脱出したその作業肯定自体は妄想世界でしか描かれていないので、実際何が起きたかは明確に説明はされていません。裏にしてもわかるでしょ?という前提なのですが、待てよ。えっと、実世界でもあのお友達はみな存在してたってこと?ん?なんかね、多分、妄想の中の妄想を描きたいが為に、妄想世界を描いている感じがあって、じゃあもう実世界設定自体いらないんじゃない?って想っちゃいました。なぜなら、結末に実世界設定が不必要だもん。深刻な救いようのない世界を表現する為に、実世界を根底に設定しただけで、なんかやりたいこと凝縮させたらやりたいことわかんなくなっちゃいました。みたいな終わり方になってる気がする。ようは女の子の戦闘シーンを描く為に、その戦闘シーン自体を妄想にして、その妄想シーンを意味ありそうな設定として説得力を持たす為に、踊るとドーンっていう設定にして、でもそれ自体に深刻な状況にしきれなかったから、その世界すら妄想にしましょう!っていう印象。やりたいことのリアリティや面白さを理詰めし、追求しようとしたらぐっちゃぐっちゃになっちゃったのがこれ。究極の欲張り映画だと思います![DVD(吹替)] 3点(2011-10-08 00:16:56)《改行有》

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