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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エンド・オブ・デイズ シュワちゃん作品はあまり好きでなくなり映画館に足を運ばなくなっていましたが、これは上映前から期待をこめて観に行きました。終わって純粋な感想は「ふぅん」でしたが、ゴシックな雰囲気と、ハイアムズのセブンを意識したという色調が個人的にツボでした。確かに突っ込みたくなる場面が満載なのですが、電車の爆破や教会の椅子のドミノ倒しなど、いくつかすごく気に入っていているシーンがあって、個人的にそれが不満より凌駕してしまいました。ですので評価は高めです。今でもたまに鑑賞しますが、この作品はやっぱり好きです。8点(2004-09-15 00:59:06) 2. エニイ・ギブン・サンデー 《ネタバレ》 はっきり言ってアメフトのルールはさっぱりわかりません。前半の方も話に入り込めていない状態でやや退屈でした。ですが、パチーノのロッカールームでの叱咤が全て帳消しにしてくれました。「得るものも失うものも一瞬、一歩の中にある」、「自分は死んでもその一歩を勝ち取る」という言葉におお、と思いましたが、次の「隣の男を見ろ」「一緒にその一歩を進む男がいるはずだ」というところで、アドレナリンが大分泌しました。アメフトではないですが、昔バスケをやっていたので、その言葉が胸に熱く込み上げてきました。苦楽を共にした仲間やその時の自分を思い出し、まさにダマトに叱咤されるメンバーの中に入った気持ちになりました。そして、「無駄に生きるな、熱く死ね」という言葉でこの映画の評価が決まりました。結局コマンチの意味もわからないまま映画を見終わりましたが、自分にこれほど心に響いた言葉達はありませんでした。映画って好みもありますが、自分の感性に訴えかけるものもあり、何か自分に大切だったものを思い出させてくれるときがあり、本当に素晴らしいものだなと思いました。多分この場面、生涯忘れないと思います。[映画館(字幕)] 10点(2004-05-12 02:17:06) 3. エイリアン3 多くの方が誤解しているようですが、この作品、作る前から話がまとまってなくて難航してた上、脚本家が製作サイドと喧嘩して途中降板して他の人に変わり、その次の人も変わり・・。と、結局、脚本が2転3転して、もの凄い現場だった作品なんです。それを、CM界から呼ばれた、長編映画1作目となるフィンチャーが、全てを聞き入れながら作ったんです。彼の介入する余地は映像だけだったんです。非はフィンチャーにはないんです。それを分かってほしい。確かに作品はこけました。が、私の中ではこけなかった。苦しい中で作り上げられたあの映像美と重厚感。フィンチャーの才能の片鱗を覗わせるに足る仕上がりだったと思います。私は初見で7点を付けていました。変更した今も変わりません。7点(2001-07-01 05:25:11)(良:1票) 4. エイリアン4 なんだかしんみりするとこが今作の味でしょうか?エイリアンシリーズは、監督の選抜も面白いし、4作全て異なるテイストだから面白いですね。今作は、「ロスト・チルドレン」の監督のジュネだったから期待していましたが、流石。ちょっとブラックな美を上手に絵にする監督さんですよね。少々ハリウッド風な作り(仕方ない)ですが、それでも全編ジュネ節。しんみりしますが、アクションもいいです!登りハシゴのシーンは素晴らしい!一緒に連れてきた?パールマン、ピノンがこれまた味を出しまくりでしたね。でも正直、もうシガニーいらなかったな・・。リプリーは3作目で消えてほしかった。まあ、あとの5,6作目でも出るんだろうけど・・・。8点(2001-07-01 05:07:39)
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