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プロフィール |
コメント数 |
901 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。 前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり 新しい映画ライフが充実しています。
昔ほど数はこなせませんが 趣味と生活のバランスをうまく保ちながら なるべくたくさんの映画を観て、 なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。 |
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1. エネミー・オブ・アメリカ
《ネタバレ》 やっぱこういうのはリアルに怖いですねぇ・・・。常に監視カメラでピーピングされるってこともそうですが、そういうのを正当化する法案を躍起になって作ろうとする人間もまた怖い。
現在の日本でも多くの人が感じていると思いますが、あまりにも頭ごなしに世の中が進んでいるように最近よく感じます。国会がどうとか、法案がどうとか言われても蚊帳の外のことみたいに話は進んでいって・・・。いつのまにか税金のシステムは変わってるし(住民税の引き上げとか)。どう考えても国民の大多数は反対しそうなものだが、その代表である当の国会議員はあっさり通して・・・。てゆーか、通す法案にしてもお金関係のものが(しかも引き上げる系)明らかに多い気がする。
多分この映画の監視法案にしても、一番最初の法案を通す通さないの時点で反対するべきなんでしょうね。そこを許してしまうと後はズルズルと・・・。何が人間的で何が非人間的かも分からないのか。監視モニターからDean(=Will Smith)を見る指令役の男は、人の部屋をのぞきながら、盗聴をしながら、のぞいてる部屋の主から盗んだミキサーで混ぜたジュースを平然と飲んでいました。たぶんこれが人の生活を覗き見る人間の成れの果てなんだと思いました。もはや悪いことと良いことの分別もつかない、小学生以下の人間だと。
どれだけ有益に見えて、世界に安全をもたらす可能性のある法案だとしても、監視するのはあくまで人間で、どれだけ正義感を持つ人間でも、人の生活を覗き見るなんて行為を繰り返していればいずれその価値観も崩壊してしまうでしょう。
どんなものでも扱うのは所詮人間であって、それ以上のことはできないんだなと思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 00:12:31)(良:1票) 《改行有》
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