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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エコール エコール・ド・ロリ?の少女たち。 どー見てもロリ映画に見えるのですが、撮ったのが男性でなく女性なのが意外。 少女が題材なのにそれほど目立つ子はいなくて(髪につけたリボンが浮いてる)、一番キレイなのが先生のマリオン・コティヤールってのはどーなんだ… 胡蝶ダンスなど映像美はあるのかもしれないけど、何となく居心地のよくないミステリー。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-04 07:00:05) 2. エディット・ピアフ~愛の讃歌~ 《ネタバレ》 エディット・ピアフに特別の思い入れはなく、時間も長くて国民的歌手の自我に溢れたもっと疲れるような映画かと懸念していましたが、そんなこともなく。 美貌をかなぐり捨てたマリオン・コティヤールの入魂の演技、独特のコクのある映像、節度あり流れるような運び。 今時の映画らしく時系列の入れ替えはありますが。 特に恋人マルセルを失った彼女がよろめきながら行きつく先は、はっとさせる演出。 ピアフの歌は要所要所で流されますが、使われすぎていないので飽きることなくもっと聴きたい、と思えるのもいいのでは。 市井から出た歌姫を支えた当時のスタッフたちのように、この作品にも彼女を愛し誇りとするフランスの愛情が幾重にも取りまいているようでした。 自身の人生はバラ色ではなかったかもしないけれど、聴く人の心はバラ色に染めたのでしょうから。 ドパルデューはゲスト的ですが、エマニュエル・セニエが幼い頃の彼女に愛を注ぐ娼婦ティティーヌを好演。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-07 00:00:02) 3. エイリアン/ディレクターズ・カット 《ネタバレ》 スコットが手直しした1作目は元々構図やライティングが優れており、階調が少ないので画質が向上してもさほど印象は変らない。 本筋とは直接関係ないシーンでの細かい変更がされているが、それについてはかまわないと思う。 大きな変更点は2つで、ブレットがジョーンズを探している場面でボラジ・バデジョーが入ったエイリアンのスーツを鎖から吊るしているシーンと、ブレットとダラスの繭を焼き払うリプリーを加えた箇所だが、どちらも余計に感じる。 エイリアンの成体が初めて姿を見せるのはテールからの方が効果的であるし、繭のシーンは陳腐以外の何物でもない気がする。 リプリーが火炎放射器を使うのもキャメロンの「2」と重複するので、総体的に見ればオリジナルよりいいわけではない。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-20 01:45:18) 4. A.I. 《ネタバレ》 最終的にデヴィッドが手にしたものがあれだったというのは無念というしかない。あの母親の実体は彼のこれほどの愛情に全く値しないからだ。幻想にすがりついたまま息絶えたロボット少年が哀れでならない。ここまで引っ張ったのであれば、彼をもっと高いところに引き上げるべきだったと思う。飾り立てていても中身が濃いとはとても言えないし、ハーレー・ジョエル・オスメントのような知的な俳優にこんな低次元の役は似合わない。[映画館(字幕)] 5点(2009-06-28 01:38:55) 5. エトワール(2000) 工藤美笛も姿を見せるパリ・オペラ座にさざめく美神たちの群れ。彼らの足をつつむシューズに、人知れず滲む血の匂いのする映画。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-16 04:45:52)
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