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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 七つの会議 《ネタバレ》 野村萬斎に新鮮さはあるものの、全体的には『半沢直樹』と一緒の出演者のワンパターンな演技・演出で少々飽きる。内容的には証拠品は納品物を調べればわかるのに、偶然サンプルが残っていたという逆転劇?はどうなのかと。[地上波(邦画)] 4点(2023-06-14 00:49:18) 2. 長いお別れ 原作は著者40~50歳までの実体験がベースになっているようだが、本作では親の認知症介護するには演じる娘2人が若いし、そのせいか全体的に明るい雰囲気で、少々違和感がある。一般的には介護の現場はもっと壮絶だろうし、世話する中高年女性ならではの苦悩があるように思えるのだがそういったところが省かれている印象。とは言え、登場人物たちの演技そのものは悪くはないので、それなりに楽しめる。ただし、山崎務が認知症老人になるのは昔から見ている者としてはちょっと複雑な気持ちにもなる。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-08-16 12:14:20) 3. 永い言い訳 《ネタバレ》 子供(育児)は免罪符になりえるか?がテーマだが、その答えは明確には描かれない。主人公が言うように子供を持つ事はリスクであり、幸福にも不幸にもなりえる。統計的には不幸になる事が明らかになってはいるので主人公のように「合理的」な人は子供を持たないが、世間には竹原のように子供がいて幸福を感じる(と思いたい?)人もいるだろう。ただし、人は子のある人生と子のない人生のどちらかしか選べない。主人公は子のある人生を疑似体験する事になるわけだが、果たして免罪符になりえたのか否か。子供のある種の「魔力」というものが男にとってどう作用するのかという興味深い視点ではあるが、あくまでも女性作家・監督のからの視点ということは留意する必要はあるだろう。ラストは救いのある終わり方にも思えたが、全体的には男性批判のテイストが感じられる作品ではある。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-04-06 13:38:59) 4. ナミヤ雑貨店の奇蹟 歴史のif(というかこの場合は人生if)系の物語は因果をどう考えるかであって、結局人生は解釈次第なのかもしれないと思わせる作品。信じると騙されるは紙一重というか。当然、手紙により人生を失敗したり後悔している人もいるんだろうが、この原作者の場合はそういう事は描かないのだろう(原作未読なのでわからないが、負のストーリーは映像化でカットされたのかもしれない)。イチ地方都市の養護施設を中心にストーリー化したため、ややご都合主義なのが難点か。女社長に対する未来予言的な返信も少々安っぽくて萎える。[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-07-28 12:37:49) 5. なんちゃって家族 ちょっとイイ話になってしまったのが残念。もっとブラックにバカやれたんじゃないのかなあ。[地上波(字幕)] 5点(2016-12-27 10:07:44)
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