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プロフィール |
コメント数 |
901 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。 前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり 新しい映画ライフが充実しています。
昔ほど数はこなせませんが 趣味と生活のバランスをうまく保ちながら なるべくたくさんの映画を観て、 なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。 |
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1. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀
《ネタバレ》 ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画は初見だったのですが、今まで私が見てきたゾンビ映画は、ゾンビが出てきてパニックが始まるまで色々下地になる伏線が設けられていました。『バイオハザード』シリーズならアンブレラ社だったり、他のゾンビ映画でも伝染病だったりウィルスだったり、「なぜこいつらは全身に弾丸を浴びても死なないのか」とかいうことに対する答えが用意されていましたが・・この映画・・・(汗)
「えっ!?もう出てくんの!!??」って感じでした。映画が始まって、いきなり兄妹が墓参りに行くシーン。なんだかんだつまらないことを言ってくる兄をうざったがりながら墓へ向かうといきなりゾンビ。そのタイム、開始から2分の早さ(爆)
ヒロインが「こいつらなんでこんなふうになっちゃったのよ!?」みたいなことを聞くも、「知らん!!」で一蹴(笑)
もうとにかく細かいことは抜きにして、「とりあえずゾンビ!」っていうことを全面に出すこのスタイルはとても好きです。
でもこういう映画の定番って言うか、最初は怖がっていたヒロイン(または主役)が話しが進むにつれてさっきまで臆病風に吹かれていたのがどこ吹く風ってくらい逞しくなっていくのはやっぱりこれでもそうなんですねえ。人間あそこまで追い詰められれば大抵そうなるのか?それともこの映画から出来たパターンだろうか。どっちでもいいけど。
まあ、ゾンビ映画好きの私にはいい意味で刺激的でした。やっぱこういう昔のゾンビも見てかなきゃダメだな。
[DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 00:13:49)《改行有》
2. ナインスゲート
《ネタバレ》 神学・悪魔学にうといオレでも(てゆーかほとんどの人はそうだと思いますが)、興味を掻きたてられるとてもエキサイティングなオカルトホラーでした。ちょっと詳しいところをはしょりすぎ感も多少ありますが、それでも観るほうには次に何が起こるか?次の本の持ち主は?といった様々な切り口からの楽しみ方があって、飽きが来ないのが特徴です。いわく付きの本の謎を解き明かすというのが、子供のときテレビなどでやっていた暗号解読のような感じでなにかすごくワクワクするものがあり、目が離せませんでした。DVDに入っていた簡単なゲームもやったのですが、つくりの単純さのわりになかなかのめりこんでしまって、ますます「ナインス・ゲート」の魅力に引き込まれました。
上述のナインス・ゲートの魅力とは全く関係ないのですが、自分的に印象深かったのが、本屋の兄弟の店を出た後にディーン(=ジョニー・デップ)が鉄骨の崩落に巻き込まれそうになるシーンです。「本を狙う何者かにはめられてる」ってことだったのでしょうが、そんなの関係なくあのシーンは脳裏に焼きつきました。なんて言うか、ものすごくインパクトが強かったので。
できれば「九の門」が開いてどうなるかももっと作中に描写して欲しかったと思います。門が開いて、それで終わって、自分の中で微妙に納得いかず不完全燃焼気味ってのが正直なところです。
それでも、本や神学・悪魔学に観ている人の興味を引き付けるこの映画はとても言い出来だと思います。観終わった後、ちょっと本が、しかも悪魔学とかについて書かれた本が読みたくなる、そんな映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 01:27:45)《改行有》
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