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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 嘆きの天使(1930) 主人公のおじさんのキャラがとても立っている映画。 "50を過ぎてからの色狂いは直らない"は昔ながらの定説だけど、 そこだけ描いても映画にはならないということで、後半からの展開がとても面白い作品だった。 教授役の初老の俳優さんは、いかにも頑固そうな顔つきをしていながらも、愛嬌があって、 その姿を見ているだけでも愉快なのだが、後半は狂気に満ちた演技を見せ、まるで別人。 いい役者さんだった。ディートリッヒは、相変わらず妖艶な美しさを見せてくれる。 この頃の映画は「いいなぁ」と思うと、ドイツ製作のものが多くて、この作品にもパワーを感じた。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-27 13:49:37)《改行有》
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