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1. 日本のいちばん長い日(1967)
オリジナルの方です。CSでやってました。(がっつりネタばれ)
命を捨ててまで国や家族の為に戦っていた兵士たちが
そんな簡単に大人しくなるのかなぁ。って漠然と思っていましたが
終戦の日にこんなクーデーター(未遂)が起きようとしていたのですね。
あと、玉音放送は生放送だと思っていましたが
録音だったのですね。
色々と自分の知識不足を実感した映画だったのですが
白黒なのが逆に生々しく映りました。
特に陸軍団長である森赳氏が殺されてからの緊迫感
凛として軍の要請(銃をつきつけられている)を拒否するNHK職員(加山雄三とは)
そして陸軍大臣である阿南氏の切腹。
見応えのあるシーンが満載です。
リメイク版はテレビで放送されていましたが、途中からの鑑賞で
やっぱりオリジナルが良いので、こちらだけのレビューです。[DVD(邦画)] 8点(2016-08-15 15:37:12)《改行有》
2. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 むかーしビデオで見て、途中で寝てしまって、
そのままレンタルを返却し、なんだか難しい映画だなぁっと高校ぐらいの時に見て
あれから20年あまり、さまざまな技術は進歩し、
ブルーレイという今までにない高画質であるメディアが誕生し
そろそろ良いかって事で見ました。
40年経って、宇宙に関するテクノロジーは映画のように進歩はしませんでしたが
(重力装置的なのとか)
逆にコンピューターに関する部分はキューブリックやクラークの想定を超えちゃいましたね。
劇中のコンピューターの古くさいなぁって思いましたが、
そんなものを遥かに凌駕する、宇宙の映像。
これが40年も前の作品ですか。
凄まじいですね。というか、この高画質を自宅で見れるのは素晴らしい事ですね。
今のようなCGが無い時代にどうやって撮影したんでしょ。
月にも行って無い時なのに、あそこまで美しい月の映像は
鑑賞前の想像を遥かに超えてました。
で、映像を大絶賛した上で、冷静にストーリーを考えてみますと、
観賞後はポカーンでした(笑
この難解さは意図的な感じですね。
見るんじゃない、感じるんだ。ってことでしょう。
ま、何にせよ、映像に魅入られてしまい、あの宇宙のシーンだけは何回も見直してます(笑
この映画はブルーレイで見て頂く事をおすすめいたします。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-05-23 23:50:03)《改行有》
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