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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 人間の條件 第六部 曠野の彷徨 《ネタバレ》 全9時間31分の壮大なヒューマンドラマ。それもついに完結。 かつては有能と言われた男も、捕虜という立場になっては危険分子と判断されるみじめさ、 かつての仲間は国境の向こうに理想の国家があると信じていた、しかしソ連兵のそれは決して理想とは程遠い酷いものだった。 結局、自分の信念と道理を信じて生きてきたが、戦争というものの中では些細なこと、そして戦勝国といえどやっていることはどこも同じ、ただ勝った負けたの違いで決定的に善悪が決まってしまうという滑稽さ、本当に、日本が、ではなく世界中がばかばかしくなってくるような虚しい内容でした。 そして、全編通して、「会いたい人には会える」ということを謳いながら、最後は愛する妻のもとに戻れず、思い出とともに死んでいく儚さ。 戦争というものの滑稽さを痛烈に表現している作品でした。[DVD(邦画)] 8点(2021-08-23 01:58:39)《改行有》 2. 人間の條件 第五部 死の脱出 《ネタバレ》 前回、何としても生き抜くことを誓った梶、次第に軍人としての顔になっていきます。それはつまり、人ならざる者になるということ。 方々で敗残兵、民間人と合流するも、余りの過酷さに脱落者が出てしまう。それでも、何としても生き抜こうとする。第1部の時点では考えられないような状況。 そんな心情の変化にあっても、終盤、少女が水面に顔をつけるシーンは本作唯一の清涼剤としての役割を果たしていました[DVD(邦画)] 7点(2021-08-23 01:52:18)《改行有》 3. 2000人の狂人 《ネタバレ》 ホラー・スプラッタが好きだといっている以上、やはりこれは外せないわけですよ。勿論ふつーのどーでも良いようなスプラッタ物ならスルーはしますけど、STING大好きさんも仰っている通り、スプラッタの始祖ことハーシェル・ゴードン・ルイスの代表作とされている作品ですからね、これは。といっても、勿論この作品もどーでも良いような作品ってことには変わりないんですけどねぇ。しかし、どーでも良いながら、これが結構面白いんです。勿論、スプラッタの創世記の作品ですから今のように凄いシーンを“過程”から見せるわけではないんですが、異様なほど陽気な音楽と町の住人たちの態度がより一層不気味さを引き立てていると言う作り。そして設定も一応筋が通っているといえば通ってますし、今見ても充分不気味な作品だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2005-07-23 03:32:05) 4. 2001年宇宙の旅 確かこれ見たときは小学校だった気がする。そのころは全くもって意味不明だったし、今見ても多分わかんないと思う。でも何となくすごい映画だってことはわかった。5点(2003-02-11 23:45:36)
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