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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 21グラム 《ネタバレ》 ちょっと前はやりの、ひとつのキーアイテムでそれぞれの人生がつながっていく物語風。なんの前知識も無しで見始めると、数人の生活を並行して描くだけでなくこの作品自体が時系列もいじっているんで、最初の1時間は観賞は苦しいものになる。でも、ラストの30分は引き込まれるものがあったし、余韻も十分。ちょっと芸術ぽいところもあって、賞取り意識してるかな。現に部門ノミネートもあったみたいだし。生きることに対しての問いかけ、切り口が面白いね。生にすがるもの、絶望するもの、奪われるもの、いろんなものがアイロニカルに描かれている。名優3名ショーンペンナオミワッツデルトロの演技はさすがのものがありました。彼らの演技があってこその作品でもあります。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-02 14:55:52) 2. 25時(2002) 心にしみて映像美はあるんだけど、ちょっと場面演出がくどくてテンポが。でも3人の演者はそれぞれのキャラを好演。特にエドワードノートン。犬も雰囲気を演出する。最後の父親の語りは泣かせるなあ。いいシーン。連想したのタクシードライバーとかミスティックリバー。なんか雰囲気がね。良い映画とは思う。[DVD(吹替)] 7点(2010-07-12 17:06:16) 3. 2012(2009) 地球が滅んでいく時の映像CGは素晴らしかったねえ。たぶん、また上限突破したね。でも、内容はスカスカ。例によって。エメリッヒらしく。エゴむき出しのちっぽけなヒューマニズムも相変わらず。絶対船に乗せてもらえない私は沈んじゃえみんな死んじゃえと思っちゃった。日本でいうと、やつらあいつらが乗るんだなと容易に想像できるんでと腹さえたててしまった。小市民的だけど。この内容に160分いるかも疑問だな。まあどっかの映画で見た場面も多発。内容は4点級だけど、映像に免じて1点加点で5点。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2010-04-17 12:51:35) 4. 28日後... 《ネタバレ》 いちおうゾンビモノのくくりで。ゾンビより人の方が怖いというテーマ性もよく見た感じ。主人公があっという間に状況を受け入れていしまっていることの違和感、自動車で移動している時の悲壮さのないのんきな旅、父親が目の前で殺されても案外すんなり受け入れている娘。とにかく緊迫感がないんだよね。映像もあんまり恐怖感煽るのに成功していないし。日中は安全ということの説明も合理性もない。先発なんで言うのは酷かもしれないけど、見たことある感がね。アイアムレジェンドとかesとか。[DVD(字幕)] 4点(2017-04-29 22:09:06) 5. 日本沈没(2006) これがオリジナルなら5点あげてもいいかなとは思ったけど、オリジナルが有ってこの出来なら3点がいいとこ。本心ではマイナス点、冒涜しているとも思った。石坂と豊川は明らかにミスキャスト。まあ、オリジナルファンとしては悲しい気持ちになりました。[地上波(吹替)] 3点(2008-04-14 18:53:50)
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