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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 虹を掴む男(1947) 《ネタバレ》 ポケタ、ポケタ、ポケタ、ポケタ… 白昼夢を見るたびに飛び出すこの奇妙な擬音。 なんなんだ、これは。 なんとなく生理的に受け付けない独特な雰囲気を持ったダニー・ケイ。 イケメンなのにコメディ全開なもんだから、なんだか違和感もある。 尖った鼻もなにげに気持ちが悪い。 ところどころ笑えたのだが、ダニー・ケイのアクの強さにやられた。 特に歌うシーンの芸達者ぶり、これがまた気持ちが悪い、趣味に合わない。[インターネット(字幕)] 4点(2024-06-28 21:33:54)《改行有》 2. 二百萬人還る 5話からなるオムニバス映画。 第二次大戦後、大量の捕虜がフランスへと帰還した。 戦勝国とはいえ、5年も町を離れていた帰還兵たちにとって、種類は違えど、様々な苦悩が彼らを待ち受けていた。 5話の中で、4話目と5話目を撮ったジャン・ドレヴィル監督の作品が素晴らしかった。 全く知らない監督だが、素晴らしい短編を撮る監督だ。 この監督の撮った長編映画を観てみたいものだ。 逆に期待していたアンドレ・カイヤットとアンリ=ジョルジュ・クルーゾーの作品は普通の出来で残念。 こういう何人もの監督が競作する形で作られたオムニバス映画って、短編でこそ力を発揮したりする監督がいたりして、意外性があって面白いという見方もある。 やはり、オムニバス映画はなんだかんだ言って好きだ。 次は同じくオムニバス映画の『七つの大罪』でも観よう![ビデオ(字幕)] 6点(2011-10-29 21:41:41)《改行有》 3. 娘々廟會 フィルムセンターにて鑑賞。 満鉄映画の3本立てだったが、目当てはあくまで本作だった。 前の2本が終わったところで、満を持しての登場。 ニャンニャンメヤオホイ、と題字にヨミガナがふってあった。 満州国の、とあるお祭りの様子を撮った記録映画だが、今日観た他の満鉄映画2本と異なるところは、妙に若い声の中村伸郎がナレーションをしているところだ。 お祭りの様子を映しながら、非常に聞き取りにくい小さな音でのナレーション。 はっきり言って、何を言っているのか分からず。 ただ、満州国の時代性と、そのお祭りの臨場感を楽しんだ感じだった。 [映画館(邦画)] 5点(2010-08-19 23:54:34)《改行有》 4. 肉体の悪魔(1947) まず、ヒロインに魅力を感じない。 年下の少年を惑わす魅力が感じられない。 そしてストーリー。 どこかありがちで、型にはまっている。 面白いとは思えないが、ラブロマンスとしては王道的なもので、安心感はあるにはある。 そこを素直に楽しむことができるか、ありがちといった感想を持ってしまうか。 そこが本作を楽しむことができるか否かの分かれ目であろう。 主演の貴公子ジェラール・フィリップだが、25歳にしては随分と若く見える。 そして痩せすぎ。 もう少し晩年のフィリップの方が魅力があるかもしれない。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-01-28 22:20:59)《改行有》
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