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1. 28週後...
《ネタバレ》 前作も良かったけど今作はそれ以上に良かった。あの惨劇からたった28週で復興を試みているけど結局のところ、『詳しいことは解ってない』わけで何事も調査してみないと解らない。
あのウィルスの怖いところは感染スピードが物凄く早いことだけど、人類にもあのウィルスを撲滅するチャンスは十分あった。一つ一つの判断を間違わずに下せれば・・・。
女研究員は抗体を持った女を調査するように進言し、仮に将軍がOKサインを出したとしても父親が先に女と接触して惨事は逃れられなかっただろう。
ならば父親と女の接触前に父親を止められたとたら。これも一歩間違えば研究員に感染する恐れやそもそも感染者を生かしておくこと自体が危険なので惨事の可能性は十分あった。
軍は感染者はもう居ないと決め付けていたのが大元のミスだったのだろう。空気感染はしないとはいえ何者かに噛まれた跡がある者を放置しようとした判断が全ての歯車を狂わせたのではないだろうか。
コードレッドは人道的な作戦ではないが人類の存亡を欠けて考慮するならば最優先しなければならないことだろう。たった一人の感染者も許すことができないのだから。しかし、コードレッドを完全に理解していない兵士によって軍による掃討戦も焼夷弾も毒ガスもかわされて感染者が大陸に渡るという最悪な事態を招いてしまった。
ウィルスの抗体の研究も原因もそんなものはどうだっていい。ただ撲滅さえすれば人類は助かったのだ。前作ではぶっ飛んだ状況下では人は理性を失うことを表現していた。殆どのゾンビ映画もそうだが、今作はさらに進んでそれを押さえ込むためには一切合切の良心を捨てて非常になりきらなければ救われないというメッセージが込められていたのではないだろうか。
女研究員が狙撃手に言った「この子は誰よりも大事」が皮肉に聞こえる。頼りになる狙撃種や人類のためを思って子供を守ろうとした女研究員、友情に生きたヘリの操縦手は両キャラで応援したくなるが彼らの頑張りが結果として人類滅亡の手助けとなったのも悲しい。次回作があるなら、是非期待したい。
[DVD(吹替)] 9点(2008-09-25 13:55:25)(良:1票) 《改行有》
2. 28日後...
《ネタバレ》 前半と後半では全く別の映画になってしまった感じです。ゾンビ映画では必ずブラックユーモアを入れてきますが今回も、感染者を飼う人なんかが出てきて苦々しく見ていました。後半の主人公のキレっぷりは見事です。実際にこんな事件が起きてしまったら食料と女の取り合いになるのではないかと思います。ある意味人間の本性を描いた恐ろしい映画なのかもしれません。
[DVD(吹替)] 8点(2008-01-17 17:23:54)《改行有》
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