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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  ニュールンベルグ裁判 《ネタバレ》 バート・ランカスターって僕は『かサンドラ・クロス』くらいしか印象なくて、いろんな作品に出て有名だけどあまり存在感ある役者だとは思ってなかったんですが、この作品での寡黙ながらじっと見据えるような底力に印象を強く残しました。彼が裁判で演説してから釘付けでした。ヒトラーがなぜ持ち上げられて行ったかを語る下りは静かに恐ろしさを感じました。その後のロルフ弁護士の演説も、世界がいかに目をつぶってきたかを問う内容に寒気がしました。これが一番の山場と思っていたら、「ドイツ国民の力が必要だ」「大切なのは生き延びることだろ」と抗議される検事のエピソードも重い。「刑法の原則とはどの文明社会でも共通しています」のあとに語られ「何のための生存か?」と流れていく裁判長の弁は厳か。「世界中の人々に記憶してもらいたい、この法廷が必要だと思うのは…正義、真実そして…」三つ目に示される答えに重みが増す。判決が出てからも映画は終わらず、長い余韻の最後の最後にグサっと突き刺さる言葉。うーむ、考えさせられます。たとえ「みんなバカばっかし!」と思ったとしても、そのバカが社会の主流を作っているなら、自分もその流れの中で少なくとも逆らわずにいた方が生きやすいと思っている僕は、正義と生きやすさが比例しないから難しい。けれど、駆け引きだの場の空気だのに振り回されてグラついたりしない検事と裁判長に憧れるし、あんな風に生きられる自信が欲しいなと思う。 ところで、最期に残った疑問…『どの文明社会でも共通する刑法の原則』とやら「殺人を行わせたる者」ってのは戦争での殺しは原則外なんでしょうか? 戦争することが許される社会においての『人間の命の重さ』ってどういうものなんだろう?[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-29 01:19:28)(良:1票)

2.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 現実にどうなったかを知っている知っていないは関係なく、8~10点をつけるには緊迫感が足りない気がしました。観ているうちにシドニー・ルメットの『未知なる飛行』くらいの緊迫感を期待してしまったので(長の決定に反対する人物の心情や行動の描写など似たものがあって引き込まれる)。『生きる』で役場に脅しにくるヤクザや、『七人の侍』で銃をかっぱらって戻ってきた久蔵が、あのイメージからは想像しがたい柔和な見かけの人物になっていたり、今じゃ毛糸の帽子かぶってニコニコしてるおじちゃん黒沢年男がギラギラお目々でイッちゃってる熱血サイコ若造を任されていたり、そういうところも楽しめました。どの作品観ても代わり映えしないような今どきの線の細いジャニメン俳優に比べたら、俳優さんたちに存在感があります。年男ちゃんが演じたところは、分かりやすい暴走サイコなものになっていますが、実際、降伏した後に日本がどう扱われるか次第では、あの人たちの気持ちも分からないではないです。直後の実際の日本を知る僕ら未来人は、結果論で好き勝手言えるけど、彼らは先が分からなかったのだから。この映画は、志村さんが「儀式」云々を述べるラスト近くの下りで「そうか、帝国だったんだ・・・」と再認識させられたことが強く印象に残りました。こういう映画を観ると、その前の話として、軍隊が暴走して戦争をおっぱじめた部分の物語とかを観てみたくなりました。[DVD(邦画)] 7点(2011-01-08 17:35:41)

3.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 映画館でのリバイバルで初めて観たとき、とっても感心したのは猿のメイクでした。着ぐるみかぶった人が演技してるんでしょうが、そう思えなかったんです。洞窟の中で口を大きく開ける姿を見て「え、どうやって作ってんの?」と、そればかり気になりました(笑) 『猿の惑星』とどっちが先か年代を見たら同じ年なんですね! 『猿の惑星』の猿は口が大きく開けられないマスクですが、『2001年宇宙の旅』の猿のマスクは驚嘆します。もしかして特殊メイクではない?? 未だに気になります。着ぐるみつけた人間が演技してるのだったら、ものすごいリアリティだし、本物の猿を使って演技指導したなら、それも驚愕だし。一番印象に残ったのはそれでした。でも、ラストはワケ分からなすぎで決してストーリー的には満足できません。【追記】ここでの過去レビューを読んでいくうちに『スタンリー・キューブリックが後にコメントしているのですが、 「殺す相手がいないので自分で自分を殺し始めた」という事らしいのです。』という情報を知り、これが本当なら作品にひどく幻滅です。バカバカしくて(というか、キューブリックはその場の思いつきで喋ってる気がして冷めてしまった)。ネットで調べていくうちにオリジナルを頼まれた作曲家の扱われ方、リゲティの曲の無断使用の疑惑、クラークが用意して削られたり変更されたエピソードの数々・・・げんなり。原案通りだったら『LOST』なみに面白かったかも。どのみち当時の技術じゃ無理だったろうけど。この映画、時々思うんですけど、ピカソの「アビニョンの娘たち」みたいな扱いに思えます。本気であの絵に「美的に」価値があると思ってる人どれだけいるの? みたいな。批評家が祭り上げた末に、鑑賞者たちが自己の解釈に酔って知的になれたつもりを味わうネタにされてる気がしてならないです。それでも天才の絵にいちゃもんつけたところで、ピカソが天才ってことになってるのはずっと変わらないし「分かる人だけ分かればいいんだ」と気取ってみせればすむみたいな。ホントのところは「シャイニング」に近いレベルの原作者冒涜作品なのかも。技術や予算の問題で削りに削ったあげくの「単なる難解」に対して、鑑賞者が、作者が思ってもいなかったgoodな解釈の数々でフォローして名作に祭り上げられただけなのかも。なんかズルい気がしてならない。けど、一度は大きな画面で見る価値ありです。[映画館(字幕)] 6点(2010-01-06 19:17:08)(良:2票)

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