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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ニューヨーク東8番街の奇跡 《ネタバレ》 “*batteries not included”『※(この商品に)電池は含まれていません』。死産だったUFOの末っ子を見て、無口なハリーが放ったセリフです。どの辺りが東8番街なのかセリフをよく確認しませんでしたが、たぶん適当に付けたんでしょう。だけどなんか古典的名作っぽさは出てます。 公開当時、やたらとスティーブン・スピルバーグ製作総指揮って映画が多かったです。提供だったり製作総指揮だったり。ハートフルで、コメディで、家族で楽しめそうなライトSFファンタジー作品。CMに『スピルバーグ○○』って書いてあるだけで、ハズレが無いんだろうなって印象を持っていましたね。このスピルバーグ印のファンタジー作品って、当時は年に何作も作られていたので、実際どれほど彼が制作に関わっていたんだか、謎といえば謎でしたね。 善良な主人公たちとフレンドリーな宇宙生命体。過激な描写は控えめで、途中ホロリとさせられ、最後はハッピーエンド。本作も例に漏れず、私達がイメージするスピルバーグ印“っぽい”作品でした。 当時の大抵のスピルバーグ印は子供(せいぜい高校生の年代)が活躍するんだけど、本作はメインがお年寄り夫婦なのがちょっと異質だったかな。そのおかげで、グーニーズみたく子供が大活躍するのにリアリティを感じなくて入り込めない人には、丁度いいやって。 あのUFO夫婦が砕けたガラスから破れた写真まで直してしまうのは、ちょっとチート能力過ぎる気がするけど、可愛いから許せます。子供たちに飛び方を教えるとことかも、ほのぼのしてて良いですね。 最後は“絵に書いたようなハッピーエンド”なんだけど、それを実際映像で見ると『これで、本当に良いの?』って思えてしまうのは、当時も今も同じ感想。[ビデオ(字幕)] 5点(2023-04-24 01:18:19)《改行有》

2.  226 《ネタバレ》 昭和初期の街並みの再現度が素晴らしい。木造の電柱、ブロック状の舗装道路、山王ホテルなんて実物っぽいけど、オープンセットだそうだから驚いてしまう。陸軍の戦車が3両。ブリキのような、強いんだか弱いんだか解らない辺りのソレっぽさ。この戦車も重機を改造して作ったと言うから、当時の邦画の、一本の映画に対する力の入れようがヒシヒシと伝わってくる。 主演俳優の豪華さも素晴らしい。昭和を彩った名優と、平成に活躍する俳優の共演。知った顔がどんどん出てきて思わず唸ってしまう。 当時の記録映像から映画のモノクロ映像に、そして徐々に色付いていくオープニングは、観るものに昭和初期のクーデターを現代に蘇らせる丁寧な演出として惹き付けられる。 深夜から早朝に決行されたクーデターを、首謀者の青年将校たちの視点で、ドキュメンタリータッチに描いているが、決行に至った動機や時代背景の描写が少なく、観る側に予備知識、事前学習が要求される映画だった。『私腹を肥やす悪い政治家を殺せば、天皇が直接政治を行い、政府の腐敗は無くなり、農村は豊かになる』と。どうしてそう考えたのかの背景。自分たちだけでなく、事情をよく知らされていない部下の命までもを懸けるに至った根拠が良く解らない。要人殺害からバリケードを作って占拠するだけで『昭和維新』の世の中が来るなんて、素人考えでも到底思えない。そこから次の一手が見えてこないのだ。 事件当日から終焉までだけでなく、その前後をしっかり描けば、この事件に初めて触れる人にも理解できる映画に出来たと思う。 安藤は拳銃による自決に失敗し、治療を受けた後に銃殺刑に処されたそうだけど、この映画じゃそんなこと解らない。将校たちの遺書や遺言ののち、一発の銃声が鳴る演出。敢えてそうしたにしても、銃殺刑のライフル一斉射の音でなく、まるで自決のような銃声一発にした意図は何だろうか? 国を良くしようと立ち上がり、志半ばで散っていった青年将校たち。彼らが残してきた妻や子どもたちの思い出の中の笑顔。一方で突然夜襲を受け、目の前で夫を父を殺される政治家の妻や娘の悲痛な叫び。激動の昭和の理想と現実。二・二六事件に興味を持つキッカケとしては充分だけど、出来ることならこの映画一本で、全体像を把握できるものにしてほしかったかな。[ビデオ(邦画)] 6点(2022-03-29 22:50:29)《改行有》

3.  ニュー・シネマ・パラダイス 《ネタバレ》 ~Nuovo Cinema Paradiso~新パラダイス劇場。 今回が初見。にもかかわらず、以前テレビのバラエティで、このエンディングシーン“だけ”を見て知っていたのよ… もちろん見たくて見た訳でなく、交通事故。それは不幸なことなのよ… この映画を何の予備知識も無しに観ていたとしたら、きっと涙が溢れ出ていたに違いない。 なぜエレナは音信不通になったのか。 アルフレードはなぜ、トトに厳しく『帰ってくるな』と言ったのか。 トトはなぜ、30年も村に帰らなかったのか。 99日目、兵士はなぜ最後の夜に立ち去ったのか。 なぜ?当然だけど、それぞれ事情や考え、簡単なものから複雑なものまで、本人にしか解らない理由があったんだろう。 その理由を知ること無く過ぎ去った過去。神さまでもない人間には、答えを想像する事くらいしか出来ない。 『キスシーンを見せろ!もう20年も見てないぞ!』ラブシーンを見られるのは、検閲する司祭と技師のアルフレードだけ。 休みなく映画を上映し、見せられないフィルムをカットし、ある時は映画館の外に劇場を作るアルフレードは、トトにとって神さまのような存在だったろう。 アルフレードからの最後のプレゼント。劇場で流されなかったラブシーンの詰め合わせ。それはカットされた理由≠答えの詰め合わせ。 肝心なところ、見たいところ、本当の理由≠答えが見えないのは、人生も一緒じゃないだろうか。 エレナが去った事情、アルフレードの最後の言葉の意味、兵士が立ち去った理由…神さまでもないトトに、それを知る術はない。 『理由なんて、カットされた映画のラブシーンのようなもの。そこにこだわって、これからの人生を無駄にするほどの、大した事じゃ無いんだよ。いくら思ったところで、過ぎ去った人生は、映画のフィルムのように、集めて繋ぎ合わせて見ることなんて出来ないのだから。』 映画のタイトルが最初の劇場『シネマ・パラダイス』ではなく、建て直された方の『“ニュー”シネマ・パラダイス』なのも、そしてそれさえも最後解体されるのも、過去よりこれからの新しい人生を大事にしてほしいと言う、トトへのメッセージに思える。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-06-10 01:58:58)(良:2票) 《改行有》

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