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1. ノー・マンズ・ランド(2001)
ストーリー自体は至ってシンプルで観やすく、反戦だけではないリアリティあふれるメッセージが心にすごく痛い。今作や「鬼が来た!」のような戦争に翻弄される人々を描いたドラマって、実際に戦争を体感していない人(もちろん僕もだけど)にとってすごく身近に感じられるし、なによりメッセージがわかりやすくていい。かといってハリウッドの戦争作品はエンターテイメントに縁取られた脚色ばかりが目立ちこそすれ、その根底にあるものは事実に基づいたものなのは確かだし、改めて戦争映画のあり方や、正義と平和に対する理想と現実のギャップについて考えさせられた。8点(2002-12-02 01:40:50)
2. NO FUTURE A SEX PISTOLS FILM
セックス・ピストルズのドキュメンタリーなんである程度の前知識が必要。知らなければせめて曲だけは聴いときましょう。内容はメンバーのことだけでなく、当時のイギリスの状況が細かく解説されていてすごくわかりやすく、観終わった後はピストルズに対するイメージが大きく変わった。ピストルズやパンク・ロックが好きな人にはぜひ!7点(2000-12-03 01:24:18)
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