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プロフィール |
コメント数 |
861 |
性別 |
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自己紹介 |
喰わず嫌い無し! ジャンルを問わず何でも観ます。 |
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1. ノースマン 導かれし復讐者
《ネタバレ》 濃密で見応えの有る作品だった。
私は日経紙金曜夕刊の映画評を実際に映画館に赴くか否かの指針の一つとしている。
その影響で本作は必ず映画館で・・・と思っていたが、都合が合わずCSでの放送を心待ちにしていた次第。
華麗・優美等の言葉とは真逆の、北欧神話の世界らしい武骨極まりない世界観の中で物語は進行する。
どちらかと言うと虚弱体質系だった王子が果たして成長してあれだけのマッチョになれるのか?
と些か疑問には思うものの、アレクサンダー・スカルスガルドは本作の主人公にまさしく適役だった。
主人公が思念する「命の樹」のビジュアルも見事で、その命の樹を観て自分の本懐を全うすべく単身敵地に乗り込み、
怖いとしか言いようのない母親(二コール・キッドマンが文字通りの怪演!)を、そして父の仇である叔父を
殺めて行く流れは荒々しく正に映画的表現の極み。
本懐を遂げてヴァルハラへと飛び去る様も作品の雰囲気に相応しいものだった。
こういう作品こそ映画館の大スクリーンで観るべきなのだろう。
劇場に行けなかった事を後悔しているし、再上映してほしいと真剣に思っている。[CS・衛星(字幕)] 9点(2023-09-01 17:54:09)《改行有》
2. ノマドランド
《ネタバレ》 フランシス・マクドーマンドは「スリー・ビルボード」で見せた様な毒気は封印し、
出演されている実在のノマドの方々と私達観客を繋ぐ仲介役に徹している。
予想外に暖かい目線・視点で作られており、「厳しい現実を突きつけられるのか?」と言う鑑賞前の気構えは不要だった。
観ている我々に「幸せとは何か?」と問う作品であり、今現実に何か問題を抱えている時こそ観るべき作品。[映画館(字幕)] 7点(2021-04-06 12:55:13)《改行有》
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