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プロフィール |
コメント数 |
2608 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
単なる鑑賞備忘録・感想文です。
※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。 |
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1. 信長協奏曲
《ネタバレ》 天下統一されたから戦の無い平和な世の中になったのであって、平和な世の中を作るために天下統一したわけじゃない。平和な世の中は単なる権力欲・支配欲の結果です。そこに矛盾・葛藤を感じずに、戦に明け暮れる主人公や作品全体に漂う「平和のために戦う」という言い訳がましいメッセージには確かに辟易します。映画化に伴い、派手な戦闘シーンを増やしてしまった反面、ドラマにあった現代の価値観を過去に持ち込んで、高校生が信長化していく面白さは薄れてしまったように思います。
ただし、滅茶苦茶ながらも信長・光秀・秀吉が錯綜する発想・展開は非常によく出来ているし、小栗旬の1人2役は存在感があってウマイし、その他俳優陣もとてもよかったです。歴史エンタテイメントとしてよくできると思います。
ラストはどうなるのかと思いましたが、歴史は変えられない、運命には逆らえない、それでも生きていくというある種の諦観も感じられてよかったです。[地上波(邦画)] 8点(2017-01-17 10:38:15)《改行有》
2. のぼうの城
原作未読だし、史実にも詳しくないのだが、どうも「のぼう様」が不可解で魅力的には思えない。これじゃあタダのバカ殿でしかなく、もうちょっと表裏みたいなものがあってもよさそうな。完全なお笑い娯楽作品として見れば、こういうものなのかもしれないが、あまりにも敵味方双方に緊張感を感じないし、悪乗りした戦国エンタメという印象。脚本・配役・演出諸々がよくなかった。
<追記>8年ぶりに再見。先日、行田観光で現地をアチコチ見てきたせいか、当時をイメージして見ることができた。わりと現地の距離感に近い形で映像化されている印象。「内通」に関する史実はよくわからないが、仮に創作だとしても、この辺が展開に大きく関わる要素ではあるので、もっと物語に上手く組み込めば話として面白くなったように思えたが。[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-01-06 11:22:21)(良:1票) 《改行有》
3. のだめカンタービレ最終楽章 後編
後編は千秋の話が殆どないのが残念。上野樹里の演技力・存在感は素晴らしい。
演奏後の拍手シーンを無音にした演出は中々よかった。
このような同じ世界に生きる男女の才能と成長の恋愛ドラマってありそうでなかったような。もっと心情表現を丁寧に作れば重厚なドラマになるはずだが・・・。[DVD(邦画)] 7点(2013-12-31 13:52:45)《改行有》
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