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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 《ネタバレ》 冒頭、やっと手に入れた妹夫婦のマイホームを、いつもなら粗暴な寅さんが必死に言葉を選びながら褒めるシーンはちょっと感動すらあります。 自分も辛いのに、あえて弟分に借金してまで祝い金を渡そうとする寅さん、それは受け取れないと拒むさくら夫婦双方の気持ちがわかるだけにここのシーンはなかなか辛いです。 今回のマドンナは自分の娘代わりの娘。だからこそ、父親が娘を取られた気分になって、幸せを案じるがあまり「俺がいたんじゃ何するか解らねえ」と去っていく不器用な愛情はちょっと感動しました。いつもの感じではなかったですが、それでも面白い作品でした。[映画館(邦画)] 7点(2024-01-10 23:22:03)《改行有》 2. 男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 《ネタバレ》 とにかく松坂慶子のマドンナが美しいです。育ての親である祖母が死んで、たった1人の肉親の弟も実は死んでいたとわかって寅さんの膝下で泣き崩れるのはもう反則。 あそこで寅さんがもうひと押しできれば、という感じですが、そこは昔気質の不器用な寅さん、なぜかその不器用なのが心地よいと感じました。 今の時代でいうと点でダメ男の典型なのですが、それでも不器用ながら自分の美学を突き通す姿に「格好いい」とさえ思える作品でした。 ただ、確かに、時には追い縋るのも、いいのかもしれませんね。[映画館(邦画)] 7点(2024-01-10 23:16:07)《改行有》 3. 男はつらいよ ぼくの伯父さん 寅さんというより満男がメインの話になっているような気がするけど、それでもこれは面白かった。同世代というのが惹かれる理由なんだろうな。なんとなく満男が家出したくなるのもわかる気がするし、学がないといってもそれが必ず良い人間ではないというわけでもないと思うから、その分、寅さんの言葉一つ一つに深みが感じられる。7点(2004-01-10 02:42:00) 4. 狼の血族 《ネタバレ》 なんというかまた不思議な作品。 思春期の少女の見る夢は赤ずきんちゃんをモチーフにしたダークファンタジー、そしてそこからまた過去回想やらが入って、、、という感じでいくつも夢を重ねられてる感じで初見だと「え、どういうこと?」と思ってしまいます。 ただ、セットとは言え作品の雰囲気は古き良きゴシックホラーのような雰囲気があって好きですし、何よりもそこだけ作品間違えたんじゃないかという感じの血がドロドロ出る狼の変身シーンはインパクト大。 そして主人公のサラ・パターソンの美少女っぷりが半端なく、それだけでも元が取れるような作品でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-08-13 11:49:09)《改行有》 5. 狼男アメリカン 《ネタバレ》 同年に公開された「ハウリング」と何かと比較されがちですが、とにかく、リック・ベイカーによる狼変身シーンは圧巻。 近年では「ウルフマン」でも仕事をしていますが、この時代の特殊メイクが自分には肌に合っているようで…。 物語は、冒頭は正統派ゴシックホラーの趣ですが、舞台をロンドンに移してからはどちらかといえばブラックユーモアを交えた作風になります。 登場する度に腐敗が進んでいく友人や、主人公に殺され、亡霊となってこの世をさ迷う羽目になった犠牲者たちが一堂に会す場面はなんともいえない場面です。 全般的に、それ程じめじめしない物ですが、テーマは結構陰気、そしてラストシークエンス(ロンドン市内でのクラッシュは結構見ごたえあり)で一気に現実に突き戻されるように唐突に終わるので、もう少し余韻を大事にしてほしかったですねぇ。[DVD(字幕)] 6点(2011-03-20 02:33:55)《改行有》 6. 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日 このシリーズって凄まじい数がありますね。全部は見てないのでどうかは解りませんが、寅さんの破天荒な行動や周りを引き込む喋りの上手さなど、これだけでも結構面白いと思う。6点(2003-11-26 01:43:18) 7. オペラ座/血の喝采 一言で言っちゃうとフェノミナとかの方が面白かったかも。駄目な作品じゃないんだけどね6点(2003-02-23 21:52:41) 8. 男はつらいよ 寅次郎心の旅路 芸術の都でも、寅さんはやっぱり寅さんでした。5点(2003-11-28 00:06:56) 9. オーメン/最後の闘争 頭がぶっ飛ぶシーンと赤ちゃんがグロく変貌するシーン、復讐心むき出しのお母ちゃんがダミアンにとどめの一撃を見舞い、「ナザレよ、貴様が勝ったのか?」といってダミアンがくたばるシーンしか覚えてません5点(2003-02-23 21:47:17)
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