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1. お熱いのがお好き
お得意のドタバタ劇なんだけど、マリリン・モンローの存在感が際立ってます。特に俳優を誘惑シーンはまるで見てるこっちが誘惑させられているような錯覚に陥る。いまの時代、ここまで輝いてる女優はいないねえ、ワイルダーもメロメロになりながら撮ってたんじゃなかろうか、そんな場面がちらほら。確かに今作はマリリンあっての作品だろうし、色気たっぷりに歌うシーンも数多く収録されている。でも個人的に好きだったのはジャック・レモンと老紳士の恋愛模様。位置づけはサイド・ストーリでもマリリンの恋愛とのギャップが楽しいし、だんだんジャック・レモンの方が、のめり込む展開は大いに笑える。でもそれも、マリリンを引き立てるためのお話なんでしょうねえ。最後のきめ台詞にこだわるワイルダー今回は老紳士の「完全な人間なんて誰もいやしない」う~ん、お後がよろしい。8点(2004-02-24 09:05:37)
2. オリエント急行殺人事件(1974)
12カ所の刺し傷、12人の乗客者、この結びつきはいいですね。なるほど~と感心させられます。他にも伏線の張り方が実に巧みです。アガサ・クリスティーの原作を読んだ方が楽しめそうですが、気軽に楽しめる一品。6点(2003-05-18 16:43:00)
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