|
1. おもいでの夏
観た時は、何て滑稽な映画だろう、と思った。10代の少年はあんなにアホなのだろうか?いや、あそこまでアホじゃないだろう、いや、やっぱアホなのか…?と頭を抱えながら観ていた。でも時間が経ってから、そういう滑稽なことも時間のフィルターを通って美化されて行くという映画のコンセプトがじわじわと分かって来た。当初、お馬鹿でHなティーン映画的な内容と映像や音楽の美しさが異常に噛み合わないと思ったけれど、あの映像と音楽は大人になった主人公が思い出を回想する上で付加されたものだ、と考えれば全て納得出来た。思い出はただ思い出だというだけで圧倒的に無条件に美しいのだ。たとえどんなに恥ずかしく、滑稽で、馬鹿馬鹿しいものでも。反復してこの作品のことを考えるにつれ、この映画の名画たる所以が分かって来た。7点(2004-02-20 17:35:19)
2. オーメン(1976)
ある友人が「歯が抜ける夢を見た」と言って来たら、一週間以内に私の遠縁の誰かが死にます。それが今まで約3回。その人6月6日生まれなんですよ。きっと悪魔なんでしょうね。あと小学生の頃、休み時間に友人とオルガン弾いて遊んでたら、いきなり割って入って「オ~メ~ン」とか言って劇中の音楽らしい多重音のメロディー弾き出す電波な人がいた。その人にこの作品を教えてもらいました。とりあえず、この作品がホラー映画の金字塔の1つであるというのは知っています。でも認めつつも正直、ノー興味な作品でした。5点(2003-12-15 23:54:35)(笑:2票)
|