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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 狼の挽歌 《ネタバレ》 渋いねぇ。人間こうも渋くなれるものかと思うくらい渋い。決して二枚目ではないけれど、味わい深い存在感。そういや『サザエさん』の原作でも、TVに映るブロンソンを観ながら「(良さが)わからん」とサザエさんがブツブツ呟いていたが、確かに渋さを除けば干からびた饅頭みたいな顔である。 それにしても、無表情の中に隠した苦悩と葛藤を、見事に表現していたブロンソン。機械的に仕事をこなすプロの殺し屋が、自分の中に情が芽生えて仕事に支障をきたし、やがて惚れた女の裏切りに翻弄されていく。そんな己の限界を知るが故のラストは大いに納得。狭い路地のカーチェイス、エレベーターでの静かな暗殺、この両シーンと音楽にも痺れる。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-19 19:46:21)《改行有》 2. 男はつらいよ 葛飾立志篇 寅さんシリーズにハマったきっかけは、今から18年前、TVで放送された本作を観たとき。それ以前にも二本観ていたが、くすぐり満載の本作で初めて寅の面白さに気付いた気がする。中でもお気に入りは、偽東大生の啖呵売、そしてダンゴ吸ってタバコ食いそうになるシーン。[地上波(邦画)] 9点(2007-01-19 18:40:58) 3. 男はつらいよ フーテンの寅 昔は「シリーズ中、唯一嫌いな作品」でしたが、最近見直してみると意外と悪くなかったです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-01-02 00:30:59) 4. 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく 「反省」の書など笑いどころも多い一方、エネルギッシュなマドンナに最後まで馴染めず。[地上波(邦画)] 5点(2007-01-01 18:03:49)
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