みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 鴛鴦歌合戦 邦画発のミュージカル映画。しかも時代劇オペレッタ。 もちろん海外同ジャンル作品のハイセンスさとは比べようもないけど、"粋な" ミュージカル映画なんて、生まれて初めて観た。 曲数は異様に多く、片岡千恵蔵や市川春代はもちろん、志村喬までがんばって歌ってます。 愉快、痛快、何も言うことはなし。理屈抜きに楽しむ娯楽映画。[DVD(邦画)] 8点(2012-10-08 12:04:08)《改行有》 2. 女の顔(1938) 設定のちょっと変わった、サスペンスタッチの恋愛ドラマ。 顔に傷を持つ暗い性格の女というキャラを、バーグマンが演じているんだけど、 彼女の心の変化が丁寧に描かれておらず、どうにも感情移入がしづらい。 ストーリー自体もそれほど面白くなく、全般的に今ひとつの作品だった。[DVD(字幕)] 3点(2011-09-09 05:42:54)《改行有》 3. 大いなる幻影(1937) 戦争ものの映画かと思ったら、友情に重きを置いた人間ドラマだった。 序盤はものすごく展開が早くてびっくりしたけど、それ以降は落ち着いて鑑賞。 何といっても主役のジャン・ギャバンがいい。「望郷」の小ぎれいな外見より、 きたない格好のほうが男っぽくて、やはり魅力を感じる。 終盤の展開も場面をうまく切り替えていて、良かったんじゃないかと。良作。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-11 07:37:29)《改行有》 4. オズの魔法使 映像がきれいで、昭和14年に作られた作品ということに驚いたのだが、 セットの豪華さに、いくら制作費がかかったのか、どのくらいの日数をかけて作ったのか、 そっちの方ばかりに気を取られてしまった。 一番びっくりしたのは、少女役の女の子がライザ・ミネリのお母さんだった事だけど。 まるで舞台劇を観ているように、エンターテイメント性に優れたミュージカルで、 お子さんも十分楽しめる作品だと思う。テーマ曲の「オーバー・ザ・レインボー」は、やっぱり名曲。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-28 04:57:29)《改行有》
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