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61.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 -BONNIE AND CLYDE- “ボニーとクライド” 普通に名前を並べただけだけど、これだけで通じる辺り、ロミオとジュリエット並みに神格化されてたんだと思う。ボニー(女)が先に来ているのは、語呂の良さだろうか? 邦題の“俺たちに明日はない”は、かなり魅力的なタイトル。明日など無い。今日、いま、この瞬間を刹那的に生きた2人の生き様を見事に表現していると思う。 2人きりの犯罪者カップルだと思ったら、バロウ・ギャングというある意味身内で固めた犯罪者集団だったのは意外。 貧乏人からは金は取らないと、義賊的な活躍が神格化された原因かと思ったら、案外あっさり銀行員を撃ち殺したモンだから、これにもビックリ。ネットの時代なら盛大に手のひら返しをされてた可能性大。 新聞がメディアの中心だった時代、社会も彼らを過剰に持ち上げていたんだろう。実際の犯罪もあれば、疑わしい犯罪を彼らのせいにしたものもあったろう。 OPから斬新。無音にシャッター音(?)だけが響き、サブリミナル並みの速さで映されるモノクロ写真。フェイ・ダナウェイのセクシーな唇。見えそうで見えない裸。退屈な毎日から抜け出させてくれそうな運命的な出会い。銃を撫でる手のエロさ。突然始まる非日常。強盗してから名乗り合う2人。場違いにも思える陽気な音楽…この新しさは、当時相当ショッキングだったんじゃないかな。 ユージンを乗せてからの変な空気も面白い。本当にその日その場を楽しんでるというか、後先考えてないというか… あの有名な射殺シーンから、無音の THE END の流れ。あそこでブツリと終わるのも“俺たちに明日はない”感がとても良く出ている。 ボニーとクライドが出会ってから、死ぬまでを描いた映画、それ以上でも以下でもないと言う意味で、-BONNIE AND CLYDE-も魅力的なタイトルだと思う。 撃たれる瞬間の、お互いの表情を交互に映すカメラも良い。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-07 22:58:07)(良:1票) 《改行有》

62.  オリエント急行殺人事件(1974) 《ネタバレ》 -Murder on the Orient Express- 邦題まま。幼少期から名前だけは知っていて、初めて観たのは高校生の頃だろうか?「犯人は誰だ?」と考えながら観ていて、この結末は驚いた。いやいや、このオチは反則だろうって。 豪華列車の旅と流れ行く異国の風景。名優たちの絡み合いが楽しめるかと思いきや、列車は雪で埋まって景色は流れない。(雪を砕いて救助に向かう除雪車の、なんか男らしさが好き。) 名優たちもポアロとは絡むけど、客同士で疑い合い、探り合い、犯人探しとかはしない(そりゃ結末があのようなカタチだと仕方ないけど)。 大女優イングリッドに「名女優の資質はない」というポアロ。「マザー、マザー」を連呼するアンソニー。アクション(?)担当はコネリーと、知れば知るほどくすりとさせられるシーンが多そう。 呼ぶ人呼ぶ人犯人呼ばわりするビアンキは、推理している鑑賞者のモヤモヤを代弁して整理させる役割として、良いアクセントになっていた。 殺害方法はもちろんだけど、モトは1934年の小説。当時これだけの人たちに、どうやって連絡を取ったのか?誰も欠けることなく、どうやって集めたのか?またどうやってあの列車に詰め込んだのか?世界を股にかける豪華列車だけに、奇跡のようなタイミングを作るに至った経緯が、とっても気になるところ。 傷の深さの違いとか、何回か観ても楽しめそう。もし結論が2案だった場合、最初の人だけが重罪になったのかな? 最後にグラスを合わせるシーン。成功を喜ぶのではなく、事を成し遂げ、もう二度と合わない顔ぶれの最後の別れとして、コレはコレでありだなって思った。(小心者なんでネタバレとは言え濁して書いてます。) 私は初めて観た時、ガウンの謎の女性が実はマックイーンで、彼が犯人だと推理していたように思う。 うん、当時サイコを観たばっかりなのがバレバレな推理です。[地上波(吹替)] 6点(2022-06-05 14:40:19)《改行有》

63.  汚名 《ネタバレ》 -Notorious- “悪名高い”。 ナチのスパイの父とアメリカ人の母とのハーフ、アリシアが、FBIのスパイ活動に協力して、ナチの残党を暴き出す。 タイトルもタイトルだ。戦後間もない1946年。当時のドイツ系アメリカ人は、どんな気持ちでこの映画を観ただろうか? “アリシアも死にそうになって頑張ってるんだから、他のドイツ人たちもナチ残党の逮捕に協力して、汚名返上しようぜ!”って映画なのか? なんか海外特派員のときのような空気を感じるけど? デブリンも最初から、ナチ残党あぶり出しの目的でアリシアに近づいているのが、どうにも感情移入を妨げる。そもそもデブリンのどこに魅力を感じたのかが伝わらない。デブリンとアリシアが恋に落ちると言うより、アリシアを利用する立場のデブリンに良心が邪魔をしてるように見える。例えるなら客を食い物にするホストが、ついつい客に感情移入してしまったように見えてしまう。 そしてFBIはナチを追うために、一般人に結婚までさせるのか。セバスチャンをスパイするアリシアは一生懸命だ。自分の名誉のため、愛するデブリンのため。 あくまで仕事で頑張ってるアリシアに、冷たく当たるデブリン。あんた酷いよ。とても計算とは思えない競馬場のあの態度は、無いわ。嫉妬にしても醜すぎる。再会から短期間で求婚してしまうセバスチャンの方が魅力的に思えてしまう。 後半はサスペンスとして楽しめる。倉庫の鍵を手に入れて、バレずに戻すスリル。アリシアの殺害に至るセバスチャン親子の会話。この親子の力関係は、後のサイコを彷彿とさせる。ワインボトルの一件は雑だった。落として割るのも、適当なボトルに詰め直すのも。けど、アリシアに対するデブリンの行きあたりばったりな態度と重なって、逆に良いかも? アンダーソンがコーヒーを手にしたときのセバスチャン親子の反応、からの察し。は見事。 アリシアを救出に行くデブリン。ダメだもうデブリンが『金づる女を取り戻しに他店に乗り込むホスト』にしか観えない。でも“圧倒的不利な状況から脱出”な、階段の交渉は見応え満点。 デブリンが脱出の交渉をするために下る階段は長く、仲間に呼び戻されたセバスチャンが登る階段はあまりに短い。ナチの残党に残された命の猶予。 とにかく、デブリン振られろ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-23 12:32:32)《改行有》

64.  オクラホマ・キッド 《ネタバレ》 -The Oklahoma Kid- “オクラホマ小僧” ってところか? 西部劇なんかでよく『○○キッド』って出てくるけど、Kidって仔ヤギの意味らしい。 仔猫のキティ、仔犬のパピイみたく。どうしてChildの砕けた言い方に仔ヤギを充てがったのかは解らないけど、当時はアメリカだけで通じた使い方らしい。 1939年、第二次世界大戦中の映画で、私が観た中では駅馬車と並んで古い西部劇。舞台となるタルサに街が出来たのが1894年とあったから、舞台は45年前なんだな。相手を殺しても正当防衛であれば許された時代。たった45年でこの違いは面白い。 クリーブランド大統領が「先住民に適正な銀貨を渡し、保留地を明け渡させて開拓する」と宣言。…なんかちゃんとお金払ってるし、良い大統領にも思えるけど、この当時アメリカで大量の銀が産出されて、世界的に銀の価値が下がっていった時代。まさに“目先のあぶく銭でインディアンを追い出した”カタチ。 肥よくなオクラホマに集まる開拓者たち。チェロキー族に渡す銀貨を奪うマッコード一味。更にそれを奪うオクラホマキッド。『チェロキー族と自然保護のために戦うオクラホマキッド』なんて、この映画の方向性が見えてきたと思ったけど、なんか違う。 保留地のインディアンは一切出てこないし、キッドは盗んだ銀貨でギャンブルしてる。キッドが文明が発達することを拒むのは、街が栄えると悪党が私腹を肥やすから。強いものが奪う世界。まだ法律では身を守れない世界。悪党の煽動で殺された無実の父。スレスレの正当防衛で父の仇を倒すキッド。最後は仲違いしてた兄との絆も復活。 製作年を考えると、モンロー主義で、ヨーロッパの戦争(土地の争奪戦と街の発展)は、自分と無関係な立場を取っていたアメリカがキッド。 法を守って無残な最期を遂げた父は、ナチスやソ連に侵略されたヨーロッパ諸国。ジムと兄弟なのを認めない、実直な兄ネッドはイギリスだろう。 今の目で観ると、追い出されたインディアンのその後とか、盗んだ銀貨のその後とか、色々もやもやするけど、ジェーンと結婚してハッピーエンディング。 これでいいのだ。当時は。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-13 10:50:24)(良:1票) 《改行有》

65.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 -Oldboy-“男子卒業生”…いわゆる“OB”ですね。 和製英語だけど原作が日本の漫画とのことで納得。あと“中年の男”って意味にもなるそうな。 いやいやいやいや…なんとも痛々しい映画だわ。肉体の痛みはもちろんだけど、精神的にズンと来るものがあった。 そしてオ・デスの復讐劇に見せて、彼の行動がウジンの復讐になっていたという、見事なシナリオ。 ミドと結ばれるのは、ある意味理想的な…というか、よくある展開だな、と思いきや、あんな気持ち悪い復讐が用意されていたなんて… このウジン、姉と相思相愛だったのは置いておいて、オ・デスに姉の死の責任を全部おっ被せるのは、八つ当たりとしか思えない。八つ当たりだけど、復讐を生きる糧にして、そのためだけに生きてきたのが、ウジンの最後も含め、悪役ながら悲しいものがある。 そもそもあんな公共の場所でコトを始めたあんたら姉弟が不用心だったんじゃ…?だけど大好きな姉が目の前であんな死に方されちゃ、心を病んでも仕方ないか。最後に写真を撮るシーンなんて何とも言えない美しさがあった。 ミドの所に箱があると知った時のオ・デス、ウジンと姉への心からの謝罪からの行動というより、自分とミドの関係を守るための行動に思えてしまう。そして最後の催眠術師への依頼なんてどう考えても自己保身からで、今後ミドと、親子ではなく恋人のままでいようとしたと思うと、まだ学生だったウジン姉弟より気持ち悪いかもしれない。どうしてミドから自分の記憶(中年男を好きになったこと)を消してもらおうとか、もっと常識的な依頼にしなかったのか。そして抱き合うオ・デスの表情が笑顔から悲しみに変わることから、催眠術は失敗したんだと思う。父親である自覚を持ったまま娘のミドを愛し続ける。地獄だ。 何とも恐ろしく悲しく、そして気持ち悪い。でも、正直言ってスゴい。[インターネット(字幕)] 7点(2021-11-19 19:07:30)《改行有》

66.  陰陽師 《ネタバレ》 当時すごく流行ってた記憶があるけど、観る機会に恵まれず、今回初視聴。こちらでの評価が低いけど、案外面白く観られた。 姿勢良くシャキッとして、物腰は柔らかい晴明。普段は滑舌良く話すけど、呪文を唱える時のボソボソ話す姿は結構インパクトが有る。ナルホドこりゃあカッコイイわ。 ちょっと不思議な晴明の住まい、瓜の中から蛇が出てくる最初の依頼が、何かほのぼのしててとても良かった。“シキガミ”とか“シュ”とか馴染みない言葉が多く出てくるけど、その辺の説明も丁寧で解かりやすい。 ニコニコしながらセリフ言う役の蜜虫とか、キョエちゃんみたいなカラスとか可愛いキャラも出てくる。最初気になってたあまりに大きな魚が、実は人魚だったとか、観せ方もなかなか上手い。 最初の晴明と道尊の戦いとか、如何にも呪術って感じで、今までにない感じが不思議で良い。だんだんゴースト・バスターズみたいな“呪”が出てくるけど、このくらいはまだ許容範囲。博雅と望月の君の淡い恋愛も、青音と親王の悲しい恋愛も、古風で良いなぁ。わら人形がボトボト落ちてくるところなんて、けっこう怖い。当時の最新技術、CGモーフィングで鬼になってしまう望月の君。最初の白塗りメイクのままでも良かったかも? 道尊が大暴れする後半からアクション多めに。ゆるりと動く萬斎と、伸びやかに動く真田のアクションはなかなか良いと思うけど、ここまで長時間派手に立ち回るとは思ってなかった。陰陽師だからもっと静かな戦いを想像してた。 まだCGがチープなのと、全体的に展開が漫画チック。俳優の力が大きいけど、緩急のテンポも心地よく、思いのほか悪い出来だとは思わなかったな。何だろう?最近ありがちなタレントのカメオ出演が無いからかな?[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-09-27 18:29:24)《改行有》

67.  おとうと(2009) 《ネタバレ》 嫌な予感しかしない披露宴。小春の見事な二度見。鉄郎のスピーチは切るところを間違えなければ案外いい話。 コテコテすぎる予想通りの大失態を考えると、鉄郎には別室に退場してもらって、席には熊ちゃんのぬいぐるみを置いておくべきだった。 ヒロインが怒った時、ふすまに衣類が挟まるの、市川監督っぽい。 ちょっとズラす“大工の嘘”の話は、おとうとの存在に絡んでくるのかと思ったけど、そうでもなかった…ように思う。 お金を下ろしに郵便局に行くときのホームビデオ感。あれはどんな演出だったのか。 小春に怒られ逆ギレする鉄郎に“ダメだけど良い人”の可能性を全否定させられ、同情の気持ちは消え失せてしまった。 緑の家の素晴らしさはよく伝わった。 鉄郎と同室のおじさん、足を擦ってあげたり、鍋焼きうどんを玄関で待ってあげたりと良い人。 鉄郎の最後の苦しそうなピースサイン。鶴瓶師匠いい演技をされる。 小宮山施設長の突然の写メ…さりげないけど、医療施設じゃないから、検視に掛けないための証拠写真だろうか。 多くの人を看取った経験から「もう楽にしていいのよ」と声を掛ける小宮山さん(石田ゆり子)、天使すぎる。 …あれ?小日向さんと石田ゆり子、夫婦役なのか?夫婦か… 鉄郎の部屋の窓、すぐ真横に電線のガイジ。電磁波は体に悪いというが、鉄郎はそのせいで…とかそういう意図か? なにか東京編と大阪編とで味付けが突然変わったように思えて、どっち付かずな印象になってしまった。 ただ近年の作品で、今作の吉永小百合が綺麗だなって思えた。何でだろ?未亡人役だから?[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-05-23 02:17:50)《改行有》

68.  オズの魔法使 《ネタバレ》 Ozは、金属の単位のオンスから来てるとか… 白黒と言うか、セピア色のカンザスの風景から、ドアを開けると色の洪水…第二次世界大戦の直前に、こんな魔法のような映像が見られたなんて、当時の人々も驚いたに違いない。 ハンク/案山子男「アタマを使うんだよドロシー」 ジーク/ライオン「ガルチなんて勇気があれば怖くないさ」 ヒッコリー/ブリキ男「俺の銅像が立つぞ」 占い師マーヴェル/オズ「私と遠くに行くんだろう?」 前フリもきちんとして、二度目の鑑賞時にはクスリとさせられる。家庭用ビデオデッキのない1939年にだ。 たぶん映画全てがセット撮影で、ミニチュアと合成が使われているが、台風の表現はなかなかのもの。揺れる家、吹き飛ぶ扉、倒れる柵。 ドロシーは頭を打って夢の世界へ…つい先程体験した些細な出来事で世界が構築されている。人が覚えてる夢ってそんなものらしい。 いきなり死んでる強敵・東の魔女。直後もっと悪い西の魔女登場のサクサク展開。南の魔女が出ないのも想像を膨らませる。 マイケル・ジャクソンのゼロ・グラビティの原型がこんなところで。 威勢を張るライオンをペチン!からのギャン泣きの完璧なタイミング。 襲いかかるサル軍団の華麗なワイヤーアクション。 『グッドモーニング・ベトナム』で聞いた「オーイーオ・ホーーチミン!」の原型はコレだったか。 魔女の兵隊に背後から襲われたのに、絶対不利な状況でなぜか勝つ3人組。 殺すつもりがないのに悪い魔女2人も殺すドロシー強い。 Toto・・・・・・・・・・TOTO (※エンディングのCAST) 娯楽映画の醍醐味。そのほとんどが、こんな大昔の映画に詰まっていた。ほんとビックリした。[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-05-17 22:48:23)(良:1票) 《改行有》

69.  踊る大紐育(ニューヨーク) 《ネタバレ》 ~On The Town~町で・・・(アレやって、コレやって、ソレもやって、あと当然恋もして)…みたいな意味かと。 当時も今も最先端の大都会ニューヨーク。24時間という限られた時間で目いっぱい楽しもうって映画。 かなりツボにはまった。-24-みたいな時間表記も新鮮。 朝6時から元気いっぱいに街に飛び出す3人組。あっちこっちの観光地を駆け抜けるように見て回る。 ミス地下鉄。NY市交通局の、たぶん暇つぶし企画の、毎月入れ替わる、ミス。 アイビー・スミスを有名人だと思ったゲイビーたちの純粋さ、田舎者っぷりが良い。 クラブでの、女性陣のアイビーに対する気の使いようが、粋でとっても気持ちいい。 サービスは文句ないけど、あそこまでの上げ底ビールにも驚き。 クラブ・サンバカバーナ   これにて終幕 おやすみなさい お気に召したら うれしいわ~♪ クラブ・ディキシーランド  これにて閉幕 おやすみなさい お気に召したら うれしいわ~♪ シャンハイ・フロア・ショウ これにて終幕 おやすみなさい お気に召したら うれしいわ~♪ 3か所とも同じかい!おんなじ歌と内容なのかい!…いやまぁ、どこに行っても同じように満足できるショウなんだろうな。 アイビーがルーシーに代わって、一人落ち込むゲイビーに吹き出した。 でも決して美人とは言えないルーシーへの優しさもとても良かった。 のどかだけど思いのほか迫力のあるカーチェイス。あんな深夜ににぎやかな遊園地。1949年なんだよな?ニューヨーク信じられない… 6時になって別な水兵さんたちが元気に飛び出してくるのもエンドレスな感じで良い。 東西冷戦が始まるころで、緊張感も高まっている傍らで、こんなに楽しく、思いやりがある町があるアメリカのデカさが感じられる。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-04-10 17:45:29)(良:1票) 《改行有》

70.  男たちの挽歌II 《ネタバレ》 前作に引き続き、連続で見ました。 壮絶な死にざまを見せたマークの瓜二つの弟、ケン登場。 週刊少年ジャンプで無理矢理引き延ばされた連載を沢山見てきた世代なら、素直に受け入れられる。余裕。 ペギーをあっさり殺す展開。一度死にかけたキットを完全復帰させて殺す展開。こんなのもジャンプで見た見た。 娘を失い精神を病むルン。必要性はイマイチ解らないけど、熱の入った演技だった。ジャンプだったら尺稼ぎってところだが。 最後の屋敷での銃撃戦はものすごい。手榴弾で大爆発。そしてザコ敵の命の安いこと。まさにジャンプの王道だ。 どうして当時の香港映画が、ここまでジャンプ・ジャンプしてたのか、解らない。当時見ていたら印象も違ったろうか? 「銃を下ろせ!」「良いから米食え!」「…食った方が良いぞ」は面白かった。 あと、報酬を受け取らずにケンと一騎打ちした殺し屋、カッコいい悪役だった。[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-02-11 22:06:37)《改行有》

71.  男たちの挽歌 《ネタバレ》 今回が初見。ほほう、タイトルが三つも… ~英雄本色~本物の英雄。 今回が初見。裏社会の住人だが家族思いのホーと、チャラいマーク。父との約束でこれが最後の仕事という所で捕まってしまうホー。一人復讐を果たすマーク。レストランでクルクル回って敵を撃つ。 ~A Better Tomorrow~より良い明日。 出所からカタギになる努力をするホーだが、弟キットは冷たくあしらう。一方足を怪我して落ちぶれたマークは、かつての部下シンの下で運転手をしている。兄のせいで父が殺され、出世も出来ない刑事キットは、手柄を立てようと躍起になっていた。昔を思い出し再起を図りたいマークと、キットの未来のために自分を犠牲にするホー。ホーとマーク、そしてキットはシンと最後の戦いの舞台へ。 ~男たちの挽歌~『挽歌』は葬式の時の悲しみを歌った送歌、エレジー。 …後付けの邦題を除いても、ちょっと欲張りすぎている気がするタイトル。 序盤のレストランのガンアクションがクライマックスと思っても良いくらい、今見ても格好いい。 最後の決戦、何故かマークは普通に走ってるけど、もうストーリーとかどうでもよくて、女性の持つ美しさで映画が作れるように、男の持つ男らしさで映画を作っても良いじゃないかって映画。 画面が切り替わるとき、コンマ数秒『一時停止』みたいになるの、何だろう? ピーター・ガブリエルが映画『バーディ』に作った曲が頻繁に流れるけど、サントラに入ってるのかな?版権とかどうなって…[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-11 21:40:57)《改行有》

72.  おっぱいバレー 《ネタバレ》 読み終わったエロ本は雨に濡れないよう物陰に捨てて、次世代に引き継ぐ優しさ…こっそり11PMを見て、エロ回じゃなくてガッカリした思い出…今ほどエロが手軽じゃなかった時代設定にしたのは正解だったと思う。 1979年の再現にこだわりが感じられる。当時の乗用車が置物でなく何台も走ってるのが凄い。スーパーカーライトの自転車、部室やアパートの小物。電車や街並みなんかCGには見えなかったけど、集めるのも動かすのも大変だったんじゃないかな。 本作は寺嶋先生の教師としての成長を描いた物語。…美人教師に道程をあれだけ連呼されたら、中学生ならあぁなるよな。 美香子は前の学校で保身の為に嘘をついたトラウマがある。そんな彼女が教師を目指すきっかけになったのは感想文。金賞受賞の達成感と、恩師の原田先生。 原田先生の補習最後の本は、初めから道程に決めていたはず。ちょっと道を踏み外した生徒の将来のため、日々彼女の読解力を見ながら、易しい本にしたり難しい本にしたり、興味を持って読書を続けさせて、最後の道程を素直な気持ちで読めるように、悩みながらの本選び。 ベテラン原田先生でさえ、日々悩みながら生徒と接していたこと。雲の上の存在の恩師も、当時は今の自分と同じだったんだと気が付いた美香子の涙に、こっちまで涙腺が緩んだ。道程のあるあるネタをこんな型で回収するなんて。 教頭に詰められる寺嶋先生を庇う優しい生徒たち。 バレーの第2試合、寺嶋先生の応援で1ポイント取ったけど、実は相手は2軍でしたオチ…からの強豪校1軍相手にスコアボードに刻まれた4点。本当にすごい、頑張った。 でもそんな生徒たちに金賞受賞のような達成感を与えられず、引っ越していく寺嶋先生への最後の手紙。おっぱいの感触。 おっぱいを見たいばかりにミスリードさせてたが、ここでオープニングの空気圧おっぱいの伏線を見事に回収。 『寺嶋先生からちゃんと達成感も貰ったよ』って生徒達のエール。ホント優しい子たちだ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-01-22 22:19:54)《改行有》

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