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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. おかあさん(1952) 《ネタバレ》 ナレーションから目線でのヒキとヨリによるカット割りが見事。簡単に演出してしまえばただの説明になる「クリーニング屋」の看板も、子どものまたを通して逆さに描けば見事なまでに表現へと色を変える。ナレーションが冒頭と終盤で多用されるが、彼女の目線から見た母はいつも清らかで強く見える。だが、そんな子どもたちの視線から抜けたその瞬間の母の弱さ、脆さ。一切台詞で感情を言わず、目線が全てを物語る。強い母の目、今にも崩れてしまいそうな危なっかしい表情、そして愛に満ちた柔らかな母の目。地球上の全ての人間が共有できる母への愛、あるいは母の愛情。あまりの清らかさに忘れかけていた母への感謝の気持ちを思い出させてくださった。僕はこの作品を鑑賞後、大慌てで実家の母に電話した。そして「お金送ってください」と甘えた声を出した。最低だな、と思いながらも「もっと早く言ってきなさい」という母の優しい声に涙が零れそうになった。感謝感謝。[DVD(邦画)] 9点(2008-03-02 02:04:09) 2. お早よう 「おはよう」の挨拶一つで人はいとも簡単に繋がりあう事が出来る。“挨拶”という当り前で有り触れた物がいかに大切で必要不可欠か改めて教えてくれた。そしてその教え方も決して説教臭くなく、どこか遊び心によって観せてくれたので、終始笑いながら楽しく観る事が出来ました。[ビデオ(字幕)] 8点(2004-09-29 12:57:21) 3. 大人は判ってくれない 主人公アントワーヌの気持ちが凄くよく解った。いや、逆に今でも彼と同じ気持ちや感情は持ち続けている。そのせいか、彼の気持ちがあまりにわかり過ぎて、新鮮味が感じられず、古さも感じた。残念だ・・・この映画を面白いと感じられなくて・・・大人になってからもう一度観たい。6点(2004-06-18 21:53:14) 4. お熱いのがお好き ストーリーの展開がとてもスムーズで、テンポがすごくよかった のでとても観やすくて、面白かった。ビリー・ワイルダーの 発想の豊かさにはいつも驚き、感動させられます。8点(2004-04-15 23:33:35)《改行有》
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