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1. オーシャンズ11
《ネタバレ》 ビデオを使ったトリックや現金の持ち出し方法は結構やるなあ、と感心した。テンポも悪くなく、とても楽しく見ることができた。しかし映画全体として見ると、中身の無い古いタイプのヒロインとその高すぎる位置付け、ラスト近くのレトロな音楽に合わせた美しい噴水のシーン等、古き良きハリウッドを懐かしむような、悪く言えば未来の無い懐古主義でしかなかった。[DVD(字幕)] 7点(2005-03-30 10:40:50)(良:1票)
2. おばあちゃんの家
小さい頃、この作品の子供のようなガキだった私にとっては、他人事とは思えない話でした。異なるのは、おばあさんがこんなに優しく穏やかな人では無かったこと。だから少しうらやましく思ってしまいました。おばあさんと孫の交流もさることながら、田舎の人々と都会の人々とのギャップや、いかにも自分のことで精一杯というダメ女と、ほったらかしにされて金や物だけ与えられて育った孤独なひねた子供、という現代に見られる病巣のようなものも垣間見えました。頭がスッキリしてしまうほど泣きましたが、ただ泣かすだけの映画ではないです。ちなみにメイキングではおばあちゃんがごく普通にしゃべっていて、拍子抜けして笑ってしまいました。9点(2004-11-20 03:25:35)
3. 溺れる魚
多分、「堤ワールド」とかいう監督のセンスが合うか合わないかが全てだと思う。私はちょっとなじめなかった。笑いのシーンを「ここ笑うとこですよー」って感じで映されると非常に萎えてしまう。あざとさを飲み込んだネタと解釈できるほどベタではないし。一番痛いのは、監督自身が「俺って面白いでしょ?」って本気で思ってそうなところ。勘弁して下さい。2点(2004-06-04 23:42:12)
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