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プロフィール
コメント数 339
性別 男性
年齢 36歳
自己紹介 映像の制作関係の仕事をしています。
前ほど映画を観る時間はなくなりましたが、なんとかレビューを続けてゆければと思ってます。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  おおかみこどもの雨と雪 映画という魔法にかけられたままの2時間を経験しました。日本最高の脚本家のひとり:奥寺佐渡子が書いた母親の成長物語と、オオカミ子どもの成長物語、そのドラマの数々を、細田守は登場人物の喜怒哀楽、そしてありとあらゆる映像表現を使って観客にぶつけてくる。心温められ、また締め付けられるような人間ドラマのシーンと、圧倒的な大自然のシーンとの対比。人間愛と野生、その関係を大胆に、かつ的確に描きだした圧倒的な結末。人間味溢れる登場人物、そこから紡ぎだされることばの数々。おそらく邦画アニメ史上にその名を刻むであろうこの作品。公開初日に観られた幸運に感謝です。[映画館(邦画)] 9点(2012-07-21 15:14:15)(良:2票)

2.  ALWAYS 三丁目の夕日‘64 国民的シリーズになりつつあるALWAYSも、ついに三作目。本作では、ストーリーにも「淳之介の巣立ち」「六ちゃんの結婚」「ヒロミの出産」という三つの柱を立て、それぞれをドラマチックに描こうとしている。しかしこの試みは、感動パートを茶川家のみに絞った一作目と対照的であり、その結果、皮肉にも笑い・見やすさ・感動、全ての部分で一作目に劣っているように感じた。魂を込めて描かれたそれぞれのパートが、物語中で互いの良さを打ち消し合ってゆくのを観て、それこそ、物語の基本中の基本:「起承転結」の重要さを思い知らされるようであった。間違いなく力作だし、不器用な六ちゃんの恋愛模様など楽しめる部分も数多くある。それでも、感動パートを詰め込みすぎるあまり、その重さで映画自体が難破しかけている印象が強く残った。[映画館(邦画)] 5点(2012-01-23 20:04:49)

3.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! いかりやの不在、そして柳葉やユースケが実質不在でも、踊るは成立するのだなと変に感心した一本。織田裕二の強さを逆説的に思い知らされる結果に。[映画館(字幕)] 5点(2010-08-17 23:28:35)

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