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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  パッチギ! 《ネタバレ》 感動・・・してしまった。冒頭のバス倒しとか乱闘シーンとか見て、「あーやべ、これオレの苦手なタイプの映画や、、、」ってかなり引いた視点から観てたはずなのに。不覚。  1968年の京都。日本人と在日朝鮮人との壁がとても分厚かった時代。そんな中である日本人学生の松山が朝鮮学校のキョンジャとの出会いをきっかけに朝鮮に深く関わっていくお話。テーマ自体はものすごく重いものなのですが、そこに友情・恋愛・音楽などをからめて、文句の付けようもないくらい気持ちよく観れるものになっていました。  ラストのほう、ラジオ局のディレクター役の大友康平が「歌ったらいけねえ音楽なんてねぇんだよ!!」と言ってましたが、あれはそのまま「仲良くなっちゃいけねえ人種なんてねぇんだよ!!」って置き換えられるんだろうな、とか勝手に考えてました。 過去に起きたことについて知ることは実際とても大事なものだと思うし、虐げられてきた側にしてみればなおさらないがしろにはできない問題なのはとてもよく分かりました。ですが、そのせいで友達になれないとか結婚できないとか、ましてや友人の葬式に出席できないなんてのはやはり違うだろうと思う。家族の意を汲むと言う意味ではそのほうが正しいとも思うけど、でもそれでも死んだチェドキは松山とバンドを組みたがっていたという事実の方を汲んで欲しかったと思うのはオレだけでしょうか。。。 しかしこの映画、女性から見たらアンソンってめちゃくちゃ印象悪く映ってるんでしょうね(汗)そのへんやっぱ女性評って辛くつけられてそう・・・。 個人的にMVPをあげたいのはぜっったい大友康平!!!!上司を裏に連れてってボコにしたあとに満面の笑顔で「話はついた(^^)」っていやいやw短い登場でしたが、彼が一番ツボでした(笑) エンディングクレジットまで全て観てしまった映画なんてほんっと久しぶりだし(だって「あのすばらしい愛をもういちど」っすよ!?)、最高の映画です☆☆☆ [DVD(吹替)] 10点(2006-09-19 21:10:16)(良:3票) 《改行有》

2.  半落ち 《ネタバレ》 ストーリーは本当に深いものをはらんでいて、一概に何が正しいとかは言えない複雑さがありました。梶さん(=寺尾皓)が「妻は一度白血病で息子を失い、アルツハイマーで再び息子を失いました」といったのは胸に突き刺さりました。アルツハイマーだったとしたら同じような物忘れが何回も起こるはずなので、梶さんの奥さんが息子を失ったと感じたのは2度どころではなかったでしょう。そしてそんな妻を見ていられなくなり絞殺してしまった梶さんを責めることは誰にもできないでしょう。そういった介錯の仕方を肯定するつもりは全くありません。やはり今現在そんなことが起これば世の人達の目には異常と映ることでしょう。しかし、それが実際自分ごとになればそうすることが正しいと思っても仕方ないような気もします。実際自分の妻がそんな風に苦しむのは想像するだけでもいい気はしません。そしてもう一つ映画を観てる間に考えた事は、情報は受け取る側にも充分責任があるんじゃないかということでした。例えばこの映画のように「殺人犯が犯行後歌舞伎町に行ってきた」と聞けば、人は「何を不謹慎な」と言うんでしょうが、やはり本当に何をしに行ったのかを知るまではその人を批判する権利なんて誰にも無いんじゃないでしょうか。特にそれが人の一生に関わるようなものであれば、なおさら。ついこの間起きた福知山列車脱線事故でも、オレはいくらメディアで運転士の批判がされててもしっかりと事実が公表されるまでは絶対批判はしないようにしています。まあメディア、マスコミ嫌いってのもあるんですが。もしこれが一転して彼に全く責任が無いことがわかったら人間としてその行為は許されないと思うので。そのへん各メディアはこの後自体が一転しても何事も無かったかのように掌返すんでしょうね。まあ言いたいことはつまり、真実を知りもしないで勝手な考えを述べるなってことですかね。そんな考えをする人がいるから警察とかの組織の上層部もいちいち情報操作したくなるんだと思いますよ。「邦画のレベルは・・・」っていちいち洋画と比べられる昨今ですがそんな風に言われてるのはやっぱ一部の映画・ドラマだけなんですよね。ここんとこ洋画もおもしろくないなぁ~っ人はこの機会に是非邦画に走ってみてください!邦画も悪くないですよ!特にこれはお奨めです!! [DVD(字幕)] 10点(2005-11-02 01:01:46)(良:1票) 《改行有》

3.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 今までのジブリ作品と同じように、とても夢のある物語でした。これ、どなたか65歳以上の方、いわゆる高齢者の方で観られた方はいられるでしょうか?おそらくこれを観られた方はオレと同世代(20代前半)とかそのへんの人がほとんどだったのではないでしょうか。もし歳をとってからこの映画を観たとしたら、いきなりおばあちゃんになってしまってもめげずに頑張るソフィーを見てとても勇気付けられると思います。掃除婦としてもハウルに恋する少女としても一生懸命なソフィーは、姿はおばあちゃんでもほんとに若々しい生き方をしていました。持論ですが、あのソフィーの若返り方、あれはハウル、つまり恋する相手のことを想う時に若返るのではないでしょうか。つまり老婆に変えられたソフィーの心が最も若くなる一瞬です。もしそれを姿を変えられたソフィーぐらいの年齢の人が見たら、やはり元気付けられると思います。そういう意味で、とっても夢のある映画ですよねこれって。映画の中でソフィーは色々なことをします。時には海がきれいな港町に行って買い物をしたり、静かな湖を心ゆくまで眺めてみたり、恋をしたり。自分自信、歳をとってしまってもそんな風にありたいと思います。オレはジブリにはいつまでも夢を与えて欲しいと思っています。いかにそれが今の世の中と比べてあり得ない事でも。今の時代、子供でもイラクが戦争やテロで大変な状況なのは知っています。そんな子供達に、戦争なんていかにくだらないことなのかということ、そしてみんながみんな、全ての人がその気になれば戦争なんて終わらせられるんだということをこの映画は語ってくれています。「もののけ姫」以来、ジブリ映画は現代社会を反映した時代色の強い作品が多いように思いますが、それでも夢を忘れず常に心に何かを置いていってくれる物語を作ってくれる宮崎駿という監督と、それを提供しつづけてくれるジブリというスタジオを一生涯リスペクトしたいと思います。あ、でもヴェネツィアで映画祭に出す前に日本で試写会でもしてほしかったかな。日本語もわからん偉そうなセレブ外人達に先に観られたと思うとなんか悔しいので(笑)10点(2004-11-24 01:08:29)

4.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 昔から10数回観ているのに、なぜかレビューをしていなかった『バイオ2』改めて観てみました。私はやはり『1』と『2』が好きですね。アリスが超能力を使うことなく、銃火器や格闘などの純粋なアクションが格好いいので。今回『3』も同時に観ましたが、 ※以下、『3』のネタバレにもなりますので未見の方はご覧にならないようお気をつけください。 アリスが火を操ってカラスを全滅させたり、怪物の触手を目の前で止めたり相手を手を触れずに吹っ飛ばしたり、、、そういうのではないんだよなぁ。そこらへんが明確に『2』までとそれ以降で違うところですね。 本作は、ジルの登場シーンやネメシスvs S.T.A.R.Sなど、見どころが多くとても気に入っている映画です。英語の勉強にも使っていましたが、表現も分かりやすくて良いですね。ゾンビ好きなら一見の価値ありの映画です。[インターネット(字幕)] 9点(2021-11-22 10:28:30)《改行有》

5.  ハチミツとクローバー 《ネタバレ》 そっか。これって少女漫画が原作なんですね。言われてみれば納得です。でもそんなにゴテゴテした少女漫画然としたものではなく、芸術家の卵たちの人生や作品に対する葛藤を見れた、っていう感じです。面白かった。 芸術品についてはよくわかりませんが、作品にひたむきに取り組んでいる人を見るのは好きです。この映画なら、はぐみさんがまさにそんな感じの人。ゴツいヘッドフォンで周りの音を全て遮断するようにしながら作品と向き合うあの姿は確かに魅力的でした。竹本君が一目惚れするのもなんだかわかります。森田君は天才肌という感じですが、アーティストというより旅人という感じ。一箇所にじっとしてるタイプじゃなさそう、人間関係も。はぐみさんとなんとか仲良くなろうして、実際少し仲良くなり始めた竹本君が、急速接近するはぐみさんと森田君になんとも言えない気持ちを抱くシーンはなんだか切なかったですね。ストーカーの真山君と、彼を好きな山田さんの気持ちだけはよくわからなかったな。とにかく相手が好きだという気持ちだけはわかりました。 抑えきれない、飲み込みきれない誰かが誰かを好きになる気持ちというものを見ることができました。この映画では若い男女の物語でしたが、いくつになってもそういうものを忘れずに過ごしていきたいものです。[インターネット(邦画)] 8点(2021-11-13 14:38:54)《改行有》

6.  半分の月がのぼる空 《ネタバレ》 自分の知っている場所がロケーションに使われていたことから鑑賞。ロケ地を見ることを楽しみにしていた反面、ライトノベル原作ということで個人的には内容にはあまり期待していませんでした。 実際、病院を抜け出して女の子を原チャリ(?)に2ケツして、挙げ句事故るという展開に、「これもう最悪やん・・・」と序盤はだいぶ暗い気持ちになりました。 が、そこからの話の流れはとても良かったです。文化祭と劇のシーンも良かったですし、個人的にはその後の裕一(=池松壮亮さん)と里香(=忽那汐里さん)の母親のシーンが一番感動的でした。普通なら難病の娘をこんな風に連れまわす男に敵意を持って「娘に近寄るな」と言ってもおか しくないく らいの状況で、「娘を笑わせてくれてありがとう」と頭を下げるなんてなかなかできない。少しうるっときました。 そのあたりまでで確かに違和感がありました。「あれ?院長が違う・・・」とか符合しないことがちらほら。「なんか見落としてたかなー」くらいに思ってたら、なるほど。きちっと違和感は解消されました。心臓病を抱えた患者がいて、過去に心臓外科の名医と呼ばれた医者がいれば誰だって「そういう展開」だと思うところを見事に裏切ってくれました。騙されました。脱帽です。 その後後半は夏目医師(=大泉洋さん)の話が中心になってきますがこれもじわじわと効いてきます。アルバムを見ながら幸せな時とそれが終わる時をゆっくりと見せられるのは胸が締めつ けられます。特に、幼い赤ちゃんが寝てるそばで、どしゃ降りのベランダで倒れている妻を見つけるシーンなんかはもう・・・。 原作は未読です。それとはだいぶ違ったストーリーになっているようですが、とても良い映画でした。これを機にラノベも読んでみる・・・いやそれはないな。 あ、最後に阿部真央さんの曲も良かったです。[DVD(邦画)] 8点(2015-01-07 11:02:47)(良:1票) 《改行有》

7.  バトル・ロワイアル 特別編 《ネタバレ》 一世を風靡した、と言っても過言ではないほど知らない人はいない本作ですが、今回ようやく鑑賞に至りました。一昔前はそれほど売れていなかった俳優・女優(今は売れている)がたくさん出演しているという話も事前に聞いていたので、そういう楽しみ方も期待しながらの鑑賞。 観終わってみて、近年の猟奇系サスペンスの先駆けとでも言いますか、当時としてはすごいインパクトだっただろうなあと思いました。 この映画の内容は一言でいえば「不条理」この言葉に尽きます。作中のバトルにおいて公平性を保つためのルールだとかはありません。どんな手を使っても相手を殺して最後の一人になるために生き残る。それだけです。はじめに受け取る武器も人によってバラバラ。拳銃をもらってる人もいればフライパンの人もいたり。学校から出る順番もみんな一斉ではなく一人ずつ。先に出た生徒が待ち伏せして後に出てきた人を攻撃するメリットもあったり、まさに不均衡の不条理。 こんな設定で大丈夫なのかと思ってしまう映画なのですが、ゲーム前の北野武さん演じるキタノ先生の理不尽な暴力によりここまでの不条理ですら受け入れざるを得ない世界観を形成することができ、変な表現ですがストレスなく観ることが出来ました。 キャストは事前に聞いていた通り確かに豪華。いや今だから豪華に見えるのでしょうか。柴咲コウさんはじめ、藤原竜也さんや高岡蒼甫さん、さらには栗山千明さんなど見ていて飽きないキャストで楽しめました。こんなに大量のキャストを同時に展開させながらもそれぞれのキャラクターがしっかり立っていることがまたすごい。どんな子でも何かしらの個性やゲームに対してのモチベーションがありよくわからないやつが何となく死んだということはありませんでした。そこがこの映画はすごい。良作だと思います。[DVD(邦画)] 8点(2012-12-26 20:42:17)《改行有》

8.  バイオハザード(2001) 自分的にもっかい見たくなる映画というものはいい映画なのです。 なのでこれはけっこう好きな映画です。わりと何回も見たし。 特にこの映画ではレインがかっこいい!!(Michelle Rodriguezって言いたいんだけどやっぱその役になりきってる俳優の意を汲んで役名で呼ぶようにしてます) なんでだろう?特にむちゃくちゃゾンビを倒すほど強かったってわけじゃないんだけど。このDVDは日本語字幕しかなくてそれで見たんだけどその字幕が結構うまかったってのもあるかも。とにかくお気に入りです☆8点(2003-11-07 12:03:25)《改行有》

9.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 かなりぶっとんだコメディで、笑いというより「おぉ~っ」って言ってしまうシーンの方が多かったように思える。特にあの有名人が出てきたときにはまさにそんな感じ。久しぶりに本人見たが、相変わらず強そうだ。 作中の設定がまず面白い!!酒飲んで記憶失って、朝起きたら部屋はめちゃくちゃ。なぜか虎やニワトリに産まれたばかりの赤ん坊。花婿も行方不明、ボーイに車を持ってきてもらえばパトカーという設定で、「何があったんだ!?」と興味を掻き立てられます。そんな「???」な環境下で、赤ん坊→パトカー→虎と自分たちの足跡を一つ一つたどっていく過程がまた面白かったです。 また、最終的に自分たちの行動のほとんどにちゃんとケリを付けて終わるという形が、見ているほうとしてもとてもスッキリしました。変な残尿感無く終われたというのは自分的にポイント高かったですね。 ニワトリだけは最後まで謎のままでしたけど。 しかし一晩でよくここまで色々出来たもんだ。酔っ払うと暴れるより吐くより先に寝てしまう私には信じられない行動力に驚かされるばかりでした。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-14 11:49:09)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

10.  パニック・ルーム 見る前は怖い映画だろうなあと予想して見てたからちょっと期待はずれといえば期待はずれだったけどそれはそれで面白かったかな。サスペンスとしてだけではなく、親子愛も垣間見れるヒューマンドラマとしてもとても見ごたえはあります。7点(2003-11-09 00:51:50)

11.  パンドラム 《ネタバレ》 超大作のSF映画を参考にしたのかなという感じの映画です。なので、アイデアも使い古された感じ。あと私にとって致命的だった点として、「見づらかった」というのは大きなマイナスでした。薄暗い船内で何がどうなってるのかわからない様子を見続けるのはけっこうストレスでした。あれをするならせめて船が難破する前の通常の状態の船体を見せてくれていればだいぶ話への入り方が違ってきたと思うのですが。ちょこちょこ出てくる非常用の蛍光灯も「どんだけ持ってんねん!」とツッコミを入れながら、しかしラストの大洋に飛び出すシーンには感動しました。前半見にくくしていたのも、前半の閉鎖的空間からラストの開けた大洋に飛び出すことでのギャップ狙い??これから1200数人の彼らが始める『LOST』的な展開も見てみたい気がします。 しかし全体的に説明足らずというか、船内に出てきたモンスターとかも、もっと正体などを知りたかったですね。暗くて一体一体をじっくりも見れなかったし、結局彼らが何だったのか全くわからなかった。 でもタニスだけはとても印象に残りました。あの絵には素直に心動きました。ラストシーンに賞賛をおくりたい!![DVD(字幕)] 6点(2011-05-16 20:58:20)(良:1票) 《改行有》

12.  ハプニング 《ネタバレ》 観客に異変を気づかせるのがとても上手い映画だと感じました。樹木がざわついたら「あっ、(ウィルス)来てる」と思わせるし、人が逆方向に歩き出したら「あっ、あの人感染した」ってのが分かります。 シャマラン監督と言う時点で観客にわかってもらう映画ではなく、人それぞれに何かを思ってもらう映画なんだと、そういう若干ナナメ上からの視点でこの映画を見てました。徹底してみんな”自殺”ってのはインパクトありますね。感染者同士で殺しあうとかじゃなくて、みんな絶対に”自分で”やってます。集団で心中とかも見てる範囲では少なくとも無かったみたいだし。”感染者には襲われない”という点が『28日後…』や『バイオ・ハザード』シリーズとは違うところですね。そうなると怖いのはやはりウィルスで、「見えない敵」という設定や、感染には何らかの法則があるとにらみ、感染経路・方法を突き止めようとする主人公の焦燥感なども描かれていてそこは面白かったです。 この方の作る映画ではもう仕方ないんでしょうが、ここまでモヤモヤが残る映画というのは人によってやはり賛否分かれるんでしょうね。だからといってこの映画のような超自然現象を、根拠の無い取って付けたような理論で説明されてもそれはそれで突っ込みたくなるんでしょうけど。う~ん、難しいですね。[DVD(字幕)] 6点(2011-01-11 16:09:27)(良:1票) 《改行有》

13.  ハリー・ポッターと賢者の石 《ネタバレ》 このシリーズももうすぐ完結ということで、また第1作目から全部見直すことにしました。ほとんどのシーンは覚えていましたが、物に火をつけたり、浮かせたり、ホウキでの飛び方の授業とか、魔法学校という存在をとても丁寧に描いている映画だなと改めて思いました。そのあたりは原作の本の描写の手柄が大きいのだろうと思います。原作は挿絵つきの本ですし、映画にもしやすかったんだろうと想像されます。 そうなると映像としての評価をしたくなるんですが、まず子供たちが可愛い。今現在のダニエル・ラドクリフさんとかエマ・ワトソンさんとかはもうしっかりした青年男女ですが、それでも「この頃は可愛かったな~」というコメントがこの第1作目を見てるとどうしても出てきてしまいます。本当に可愛い。屈託がなくて一生懸命で。そう考えると、やはり第1作目と最新作とでは同じシリーズでもだいぶ視点の変わった作品として観てしまいますね。この『賢者の石』について言うなら、メルヘンで夢があり、アドベンチャー要素もある子供向けの映画と言う印象です。シリーズ進んでいくとどんどんドラマみたいになっていきますが・・・。 クィディッチも観ていて実際にやってみたいと単純に思うくらい楽しそうでした。あのスピード感も好きです。 あとは映画と言うよりそもそも原作の批判になるかもしれませんが(てゆーかこのシリーズでストーリー批判は全て原作批判になる)、ラストの年間優秀クラス決定のあのグリフィンドールの贔屓されっぷりには閉口しました。あんな評価するところはまず良い学校にはならんだろうな・・・。スリザリンもヤンキー多いし荒っぽいけど別に悪いことしてないやん。クィディッチでも一応ルールは守ってたっぽいし。 そこらへん、黒白はっきり色分けした世界観で語っていくのが子供向けだなあと再認識しました。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-09 12:54:37)《改行有》

14.  バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 なるほど、"Burn After Reading"=「読んだら焼いてしまいましょう」的なストーリーですwww。たぶんそれはCIAの上司たちが見てたあのファイルに対して、"Burn After Reading"だったのでしょうけど。視聴者に対しては"Forget after watching"のような意味でこんなタイトルにしたのかな??とちょっと思ってしまった。まあそれくらい気を楽にして観てくれと。 さて映画のほうはというと、ものすごくテンポのいい映画でした。中だるみを感じることもなくどんどんどんどん話は進んでいって、気づいたら終わってると。そう思えるコメディ映画を観たのなんかいつ以来だろうか。そういう意味では観た後にとてもスッキリした気持ちになることができます。それは良い点。 悪い点として、まあこれは個人的な趣味嗜好の話になるんですが、コメディ映画で人死にがあるのは受け付けないです。映画なんだから肩ひじ張らずと言われればそうなんですが、自分は「人の生死とかそんなんを笑いとして提供するなよ」って思ってしまう性格なので。期待してた展開としては、あんだけ大騒ぎした割には「なんだそんなことだったのか、チャンチャン」って風になってほしかったので、そこらへんで変なしこりが残ってしまいました。 しかしブラッド・ピットさんはすごい。どんな映画でもしっかりキャラクターを確立している。若干バカすぎるけど、もうあのチャド君は今まで見た他のどんな映画のチャド君より記憶に残りました。オズボーンの家の前で車で張り込みながらちっちゃくipodにノッているチャド君は超かわいかったです♪♪♪いやぁ癒された。それだけに話の方は残念な展開でしたけど。。。 あとCIAの上司たちの会話がかなりリアルで笑えました。「もうどうでもいいからとりあえずとっとと処理してくんね??」って感じのあの空気、やりとりが妙にツボでした(笑) しかしこの映画は子供には見せれんな。酒・女・不倫・殺人・不法侵入・出会い系・大人のおもちゃなどなどブラックネタのオンパレードやし。大人だけで楽しみましょう☆[DVD(字幕)] 6点(2010-03-05 23:36:44)(良:1票) 《改行有》

15.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》  『蝶の羽ばたき程度のちっぽけなことが影響して地球の裏側に台風が起きることもある』というカオス理論からタイトルが”The Butterfly Effect”なんでしょうが、時間を遡って別に枝分かれしてる平行世界に行こうとする行為は、カオス理論ではなくパラレルワールド的な考えにしか思えなかった。。。ドラ○もんじゃん。カオス理論をテーマにしたこの映画ですが、本質は真逆にあると思う。ケイリーを自分から遠ざけるためにひどいことを言ったりしていましたが、それこそカオス理論の観点から見れば、その幼いときから大人になるまでにいくらでも未来を変えることは起こり得たわけで、あんな思い通りに未来が変わるわけない。映画のテーマと真逆のことをやってるなとちょっと感じました。  単純にストーリーは嫌いではありません。と言うより、むしろ好きなほう。まあ言ってみれば映画の中の話しだしうまいこといって当然なんですが、未来っていくらでも変わる、または変えられるもんなんだなということが沁みました。そして同時に、作中いくつかの未来にそこからはもう這い上がりようのないようなシチュエーションのものを見て思ったことがあります。ムショの中とか、堕落しきったケイリーとか。それらを見て、道を誤ることの重さも痛感した。映画の話ではないですが、たとえば車の運転にしても安易な気持ちで乗ってると一瞬でこの映画の未来のようになり得るんだと、そう思いました。人に薦められて観た映画ですが、普段の生活の大切さを学んだ気がします。 [DVD(字幕)] 6点(2006-09-08 00:46:56)(良:1票) 《改行有》

16.  パッション(2004) 《ネタバレ》 い・痛々しい・・・(> <) ←こんな風に思わず目をつぶりたくなったシーンが山ほどあります。なんかこういう映画を観てしまうと宗教ってなんのためにあるのかほんっとわからなくなりますね。人にとっての心の拠りどころや安息を見つけるために宗教って存在してるはずなのに、反対にそれぞれの宗教で異端とされるものは安息どころかこんなふうに扱われるのかと、すごく複雑な気分で観ていました。 「どうしても宗教なんてものが存在するなら全てまとめて一つの宗教にすればいいのに」と誰かが言っていたのを思い出しました。実際、そうすることで宗教戦争などが無くなり、無駄に命を散らす人などがいなくなるなら本当にそうなってほしいと思います。口では「命ほど尊いものは無い」とかいいながら宗教戦争とかあり得ないでしょう。自分勝手な解釈ながら、映画を観ながらずっとそんなことばかり考えていました。 話としては、ユダの裏切りからどういう経緯でゴルゴダの丘に磔にされるに至ったのかや荊の冠などが映像として見れて勉強でき、とても満足しています。でももうちょっとキリストについて勉強しとくべきだったかな・・・。 娯楽映画とは程遠いものですが、誰だって名前ぐらいは知ってるイエス・キリストについて深く知るいい機会ですし、一見の価値ありです☆ 6点(2005-01-27 11:08:44)(良:1票) 《改行有》

17.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 前作と大して変わりませんでした。 相変わらず主役二人の毒舌トークにストーリーの大半は支配され、聞いているほうは時間が経つにつれうんざりしてきます。しかも今回はやけに長い2時間半の長丁場だったので、その疲労具合は計り知れません。 それでも前回より1点評価を上げたのは(前回5点)、ひとえにカメラワークとポーズの進歩ゆえでしょうか。というのも序盤いきなりのマーク(=ウィル・スミス)の二丁拳銃にうかつにも魅入られてしまいました。 あんないい役だけしっかり演じやがって、いやいやずるいやつだ。 まあ良かったのは大体それ系のアクションシーンばっかりで、あとは特に目の引く所はありませんでした。わざわざ続編を作るほどの価値は感じません。6点(2004-10-30 19:50:24)《改行有》

18.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 『ダークナイト』 → 『~ライジング』 そして今回の『バットマンビギンズ』の順番で鑑賞。『ダークナイト』が、単品でも十分観れる作品になっていましたので、最後に観た『ビギンズ』は各キャラの背景とかバットマンになるまでのエピソードを確認する補完的な位置づけで鑑賞しました。 結論から言えばそれ以上でもそれ以下でもなかったです。 てかクリストファー・ノーラン監督って、意味不明な特訓シーン好きですね。『ビギンズ』では忍者。『~ライジング』では奈落からの脱出。なんか特訓して強くなる主人公に思い入れでもあるんだろうか。あそこだけ急に毛色の違うシーンで違和感を覚えた。他の映画ならどうかは知りませんが。 あとバットマンの構想が出来上がってからのウェインのウキウキっぷりが本当に子供みたいだった。コウモリのデザインのコスチュームを作り、空を滑空できるマントを作り、バギーを真っ黒に塗り、悪者をライトに拘束しコウモリの形を空に映し出す・・・。「子供かっ」って本当に突っ込んだ。しかしそれほどまでバットマンにのめりこむ主人公がために、色んな葛藤も面白くなるんですね。正しいことをしたい、でも警察に捕まるわけにはいかない、ヒーローでありたい、でも目立てない。というような葛藤が。 この作品はまだアメコミしてますね。『ダークナイト』というアメコミでありながら非アメコミというスタイルはとても良かったのだが。その『ダークナイト』の素地を作った映画ということで評価をしたい。 [DVD(字幕)] 5点(2012-09-18 14:32:21)《改行有》

19.  パラノーマル・アクティビティ 《ネタバレ》 勧められて鑑賞。てか、DVDを借りて今夜見ようと思ってたら勧められました。それがちょっとした偶然の出会いのようにも感じられ、ちょっぴりワクワクしながら期待して鑑賞しました。が、、、正直期待ほどではなかったですね。 予備知識としてこれが『ブレア~』などと同じハンディカメラ映画だとは知ってたのですが、それでもやはりグラグラ動くカメラワークには慣れません。カメラが固定されるたびに少し落ち着いて鑑賞できました(←そこからが怖いシーンなのに) 寝室シーンは普通に楽しめました。徐々にエスカレートしていくのも緊張が高まって良かったですが、ちょっと物足りない気もしました。ベッドが浮くとかそれくらいのことがあっても良かったかな。前もってケイティが憑かれて記憶に無い行動を取るってシーンもあったので、ある意味予測できるラスト。 もう一つのエンディングも見ましたが、まあどっちもどっちかな。 あとはストーリー上そうしないと話が進まないのでしょうけど、彼氏役の人がどんなに追い込まれても絶対ビデオ撮影をやめないのは不自然極まりない。カメラ撮影を続ける理由としてもっともらしいものが無かったので、そこで作り物感を感じ、興ざめでした。本当に起こった出来事っぽく描く映画なら、そこは大事にしてほしかった。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-26 13:13:07)《改行有》

20.  バンコック・デンジャラス 《ネタバレ》 90分少々の尺の中でルールに忠実だった殺し屋が変わっていく様を見せるのは少し時間が足り無すぎたという印象。そういう作りにするならば、「ジョーが非常なまでにルールに徹する人間であるということ」と「それを覆すほどの衝撃的な出来事」の2点をもっと掘り下げないと、さも簡単に人間が変わったような印象を持たせてしまい、自然と話も薄っぺらく中途半端に感じてしまう。というとすごくダメな作品のように思わせますが、ここの評価基準に従えば可もなく不可もなく、5点ってところですかね。 キャストは色んな意味でインパクト大でした。まずはフォン役のCharlie Youngさん。かーなーり綺麗です!!やばい。香港出身の俳優ということでこの映画に出るまでは地元の映画ばかりに出演していたということですが、もったいない。久しぶりに見とれた♪ニコラス・ケイジさんも彼女目当てで出演を決めたんじゃないかと思うほど。まあ、タイ人にはあんな雰囲気の女性はいませんが。 あと面白いキャストは個人的に悪役ボスの側近の金髪お兄さん。彼がどう頑張っても私にはロンドンブーツの亮にしか見えず、彼が出るたびにどこか緊迫感の無い時間が続きました(笑) とまあキャストには多々魅力のある本作。少しダレた感のある殺し屋映画と思って準備して観るぶんにはけっこう楽しめるかと。[DVD(字幕)] 5点(2010-01-19 10:37:27)《改行有》

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