みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 発情アニマル 《ネタバレ》 やられたらやり返す。レイプリベンジだ!・・・ 「女に飢えた獣ども、地獄へ堕ちろ!」ってなんでやねん。 彼女いない人全員じゃん。そんな話は置いといて、 伝説のレイプリベンジ映画らしい。 「悪魔のえじき」といったタイトルから連想されるスプラッタホラーではなく、 ヴァイオレンス映画だった。 女性の不利な状況を生々しく描いているので高い点数はつけづらいが、 セクシャル・ヴァイオレンスムービーとしてなかなかの迫力だった。 男性のあそこを切り取る場面は、自分が知る中でこの映画のがいちばん痛いです。 復讐のとき女性が自分の美貌で男どもを罠にかけるところが本能的でいいと思います。 リメイクもされてるんですね。 さまざまある邦題の中では「悪魔のえじき」が一番好き。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-09 23:06:00)《改行有》 2. バンパイア・ラヴァーズ 《ネタバレ》 ハマーホラー。 自分は女バンパイアものってなかなか見たことがなかった。 怪奇幻想とエロスが濃厚に絡み合う物語は素晴らしいと思った。 美女の首がとぶっていうのがちょっと衝撃的だ。 古城、墓地、洋館、酒場、森、すべてがゴシックロマン色に包まれていて自分好みな映画だった。[DVD(字幕)] 7点(2013-03-16 01:17:30)《改行有》 3. ハロウィン(1978) 《ネタバレ》 日常に溶け込んだ殺人鬼の恐ろしさが淡々と描かれるスラッシャーホラーの傑作。 殺人鬼のストーカー的な執念が伝わる。 殺人鬼の獲物を見つめる目線が無感情なまでに冷たい。 殺人鬼がそこにいたりいなかったりする不可解さ。 ただ殺人鬼であることの恐怖と、 そこに都市伝説的なものが微妙に加わることで独特の恐怖を生む。 その非人間的な異常性が冷静に淡々と(しかし容赦なく執拗に)描かれることでリアルな怖さが生まれる。 殺人鬼の仮面はあまりにも無表情でそれが象徴するのはまさに「死」である。 映画に出てくる殺人鬼の中で最も暗く冷たく不吉な存在感を放っている。 決してやり過ぎることのない演出が恐怖を生んだスラッシャーホラー史上最恐の傑作。[DVD(字幕)] 8点(2012-02-28 22:52:00)(良:2票) 《改行有》 4. バニシング・ポイント(1971) 《ネタバレ》 主人公コワルスキーがかっこいい。 車を運転しているときの目つきがイカれている。 もうイっちゃってる。 なんかもう、最後まで、まっすぐ一直線って感じ。 自分もあそこまで本気になりたいものです。 爆走する車越しに ドラックの話をする、 裸でバイクを運転する女の人がなんだかシュールでいい。 開き直って自由だね。(自由といっても、爆発的でエネルギッシュな自由) DJも、オンエアが始まった途端にスイッチがはいってハイになるのが面白い。 みなさん素敵です。 情けないことに無知な僕は、この作品が作られた経緯や背景などをなにも知らないが、しかしそれでも素直に楽しめる作品です。 流れるロックミュージック、猛スピードで爆走するだけで気持ちいいではありませんか。 [DVD(字幕)] 8点(2007-09-17 21:59:33)《改行有》
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