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プロフィール |
コメント数 |
176 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
素直に申し上げて ワタクシの評価は甘いです だって どんな映画でも楽しいしワクワクするのです なので批評ではなく無邪気な感想ととらえてくださいませ
※ 蛇足ながら10点の作品は たとえDVDで持っていてもブルレイで買い揃えております そのくらいの責任感?はございますwww |
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1. 蝿の王
《ネタバレ》 人類が築き上げてきた文明というものが、いかに虚しいものか。
人として文明と理性を保ち続けるべきだというラルフの言葉は、欲や暴力といった本能の前には無力。
ジャックが体現した本能に、次々とラルフのもとを離れる子供たち。
文明こそが人間にとって必要なのだ、と訴えるピギーを殺したところで、この島の文明は消滅した。
無用となった理性を、ジャックたちは「自分たちの意思で完全に消し去る」ことを選ぶ。
ラストに現れた大人の「お前たちは何をしてるんだ?」と、間抜けな顔で問いかける姿は、
人間としての文明と理性がは迂回することを想像さえしていない、のんきで平和な一般的な人間。
小さな島で起きた子供たちの変化は、大きくとらえれば地球上のすべてのイデオロギーを表しているように思えてならない。
自らと異なる思想を持つものを狩ることをためらわない。それこそが戦争や紛争の本質なのだから。[DVD(字幕)] 7点(2019-04-11 11:26:07)《改行有》
2. パーフェクト・ワールド
《ネタバレ》
古い邦画に、逃がれの街、という映画があります
本作は、そのリメイクだと、信じて疑っておりません
盗作という意味ではないです
C.イーストウッドという名監督が
逃がれの街で描かれた、世俗に汚れた大人の傲慢や
理不尽さや、虚しさと悲しさを再構成して
新たに作り上げた映画だと思ってます
お化けのお面と、横並びになって
眠っているようなブッチ
これでやっとパーフェクトワールドに着いたんだな、って
暴力と理不尽さの中に、せめてもの安らぎを残すのは
さすがイーストウッド監督です[映画館(字幕)] 9点(2016-08-04 05:45:49)《改行有》
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