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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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21. 破線のマリス
《ネタバレ》 報道の恣意的な編集を扱ったのは、リアルな問題として面白い。
ミステリーを得意とする野沢尚脚本だけに、サスペンスとして最後まで引っ張られる。
ところが、ラストのオチにガッカリ。
最後まで引っ張って、それはないだろうと。
どんでん返しにも、スコンと胸に落ちてくるものと、無理筋で落ちてこないものがある。
これは後者のほう。
主人公が嫌な女というのも、好みじゃない。
真犯人のことはメインテーマではないので未解明のまま終わるというのもわかるが、やっぱり消化不良。[ビデオ(邦画)] 4点(2012-12-15 00:05:04)(良:1票) 《改行有》
22. バンテージ・ポイント
ドラマ的なものが薄くて、カーアクションに頼りすぎている感じ。[CS・衛星(吹替)] 3点(2019-06-30 23:46:37)
23. バベル
《ネタバレ》 モロッコ、アメリカ&メキシコ、日本と、並行して描かれる人間ドラマ。
モロッコでの話は、たまたま子供の撃った弾に当たってしまったアメリカ人夫婦と、加害者になってしまったモロッコ人家族の悲劇。
日本での話は、母を失った聾の女子高生にスポットを当てているが、モロッコでの銃の出所が女子高生の父親が譲ったものというだけのつながり。
メキシコでの話は、モロッコで銃撃に合ったアメリカ人夫婦のベビーシッターが遭った事件。
その三箇所でのエピソードには直接的な脈絡はなく、それぞれ別個のドラマなので群像劇というよりオムニバスの印象。
聖書にあるバベルの塔のエピソードに引っ掛けたテーマで、言葉や心が通じない様を描いているようだが、一つの作品としてのまとまりがなくて散漫に感じられる。
日本でのエピソードが最も不可思議で、菊池凛子の全裸になる意味がさっぱりわからない。
寂しさから人と人との触れあいを求めるのはわかるが、ピンク映画に出てくる欲求不満の人妻のような振る舞い。
日本編だけ浮いて見えるので、いっそのことないほうがよかったかも。
複数のエピソードを一つの映画にするのなら、しっかりリンクさせてくれないとスッキリしない。
三箇所での物語は時系列が同じではなく、前後しているので少し混乱する。
冒頭のベビーシッターが受けた電話は、映画の終盤で夫人がヘリで運びこまれた病院から夫が掛けたもの。
時系列通りに並べてみれば、なんてことないストーリーになるのはよくあること。
難しくもない話を一生懸命難しくしているような気もする。[地上波(字幕)] 3点(2014-12-05 00:53:39)《改行有》
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