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プロフィール
コメント数 2292
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  パピヨンの贈りもの 《ネタバレ》  欠点はないが長所もない。  映画として安定感があるが物足りない。  そういう印象の作品です。  おじいさんと少女の心の交流を軸とした、ハートウォーミングなストーリー。ほのぼのとした空気の中にも、『子供に自分の思いをはっきり伝えることの大切さ』という強いメッセージを発信しています。  主演の二人は大変表情豊かに好演しているので、感情移入しやすいです。ぶっきらぼうながらも、時折見せるおじいさんの優しさが良いです。  少女は頭の良い子です。ですが子供特有の身勝手さがあります。  そんな少女のわがままに対するおじいさんの反応が人間臭くて、それが二人により親近感を抱かせる理由の1つにもなっているのでしょう。  ただし、二人のキャラの良さが、そのまま映画の面白さへつながるとは限りません。  ストーリーは『イザベラ』という蝶を探しにいくだけのもの。二人の心の交流だけで押し通していけば、どうしても平坦な展開になりがちです。ですから、少女の誘拐騒ぎというサイドストーリーがなければ、それこそ『良い映画なんだけれど、退屈』ということになっていたでしょう。  それに、『捕まえた幼虫がイザベラになる。』という結果は良かったものの、それがなければおじいさんは少女のせいで千載一遇のチャンスを逃したことになります。おじいさんにはおじいさんの、『今は亡き息子のためにイザベラを見つける』という大切な目的があったわけですから、手錠つけられてヘリに乗せられてってのはひどいんじゃないですかね。  ラスト、少女の母親の名前がイザベラというオチは良かったですね。  おじいさんの、『じゃあ二人ともイザベラを見つけられたわけだね。』というセリフも名台詞です。[DVD(吹替)] 6点(2016-05-02 13:50:54)《改行有》

42.  バーバーショップ 《ネタバレ》  どういうシステムかよくわかりませんが、税金が払えずに銀行からの差し押さえに怯えるバーバーショップ。近所のコンビニに設置されたATM強盗。ふたつのストーリーが同時進行で進んでいきます。  とはいえ、この二つのストーリーがどちらも弱い。バーバーショップの店長兼この映画の主人公は、何をするわけでもなく、ただ現状を嘆き、イライラを周りにぶつけているだけ。ATM強盗のほうも、全然蓋を開けられなくて、悪戦苦闘する様子を延々と見せられるだけ。  ですので、メインのストーリーはとってつけたような内容で、どちらかというとバーバーショップに集まる人達の群像劇がメインのような作品です。似たようなやりとりばかり続くので、テンポとノリの割には少々退屈です。  ただ出てくる人達が、みな個性的で温かみのある人が多く、見ていて心癒される雰囲気ではあります。  最後の最後は棚ぼたでうまくいってしまうため、鑑賞後の後味は悪くありません。  ですが映画としては今一歩。面白さも爽快感も今ひとつといった印象です。  悪くはないんですけどね。  また、一人一人のキャラ設定は凄くよく、味のある人物が多かったように思います。特にバーバーショップの店員はみんな良かった。  インテリも気の強い女子もアフリカ出身の人も前科者も唯一の白人も、みんながみんな気さくで見ていて気持ちが良いです。  こーゆー職場だったら、働くのも楽しそうですよね。[DVD(字幕)] 6点(2016-03-02 02:08:38)《改行有》

43.  バトルフィールド・アース 《ネタバレ》  ラジー賞を総なめにして、ここのサイトでぼろくそに言われちゃって、僕くらい何か良いとこ見つけてあげよーかなーって思って見ていたんですけど、・・ないなー。全然見当たらないなー。まあ強いて言うなら、荒廃した地球の映像と、惑星サイクロのビジュアルはかなり好きです。雰囲気あります。  あとはもう・・・悪くはないんですけど、単純なんだか複雑なんだか、わかりやすいんだかわかりにくいんだか、大人向けなのか子供向けなのか、本気なんだか冗談なんだか、よくわからないんですよね。  登場人物の掘り下げがないまま、ストーリーだけがどんどん進行していく。一つ一つのエピソードが超つまんないうえに、関連性が弱く、つぎはぎのような印象を受ける。なんと言ってもこーゆー映画は、反撃のカタルシスに酔いしれる瞬間が最高なのに、そのカタルシスも弱い。  なぜかって言うと、準備段階から、いったい何をしようとしているのかがいまいちわかりにくいのですよ。それは敵も味方もなんですけど。よっぽど『見せかた』がまずいんでしょうね。そんな難しい映画じゃないはずなのに・・。  ただ惑星サイクロが爆発するシーン、あそこだけ異様に気持ち良いんですよね。  そしてそのシーンを見たときに、この映画を以前見たことがあることに気付いて、ちょっとびっくり。  残りの人生であと何回かこれとおんなじことを繰り返すのかもしれない。  貴重な人生なのに。なんか無駄にしている気が・・・。恐ろしい作品だ。[DVD(字幕)] 6点(2015-12-14 04:04:15)(笑:1票) 《改行有》

44.  バガー・ヴァンスの伝説 《ネタバレ》  題材はゴルフ。主人公が負け越してからの快進撃パターンですので、それなりに面白い仕上がりです。ワンショット、ワンショットの前の程よい緊張感が何とも言えません。  ただ今作は、戦争から戻ってきた主人公のジュナが、再びゴルフを始めて立ち直るのがひとつの見所。ジュナに5ドルで雇ってくれと言う謎のキャディ、バガーヴァンスが、どうジュナを助けていくのか、それがもう一つの見所。・・のはずなんですが、これがどちらもドラマとして弱い。物足りない。なぜなら、理論的な内容ではなく、哲学的な内容のほうが成功の鍵を握ってしまっているからです。つまりは、精神的な不安さえ取り除けば勝てるといった試合内容が延々と続き、説得力に欠けちゃうわけです。  正直、同じゴルフを題材にした作品なら、『グレイテスト・ゲーム』のほうが圧倒的に面白いです。  また、最初は繊細な人物のように登場したジュナが、実は割と短絡的で、調子が良くなれば傲慢になったりと、手放しで応援するには人物としての魅力に欠けるのが痛い。映画なんですから、さわやかスポーツドラマなんですから、思い切って聖人君子にしちゃって良かったんじゃないかな。  演出の面でも、ジュナがスーパーショットを撃つ『自分の場』だとか『自分のスイング』だとか、そういった所謂『集中モード』に入ったのがわかる演出以外はいたって普通。スポーツ系ドラマでしか味わえない高揚感みたいなものにやや欠けます。ですので、『ジュナの勢いは止まらなかった』とちょいちょい入るナレーションにより、『ああ、まだ調子良いんだ。』と認識するわけです。『EVEN』になったスコアを見て、『ああ、追いついたんだ』と現状を理解するだけにとどまるのが何とも残念。だから肝心なところで盛り上がり切れません。  これでは、ストーリーをなぞって、雰囲気を楽しむだけの作品と言えなくも無い。  各キャラクターの行動に一貫性がないため、個性がブレてしまっているのも問題。  中途半端な印象の強い映画でした。[DVD(字幕)] 6点(2015-08-16 12:26:59)(良:1票) 《改行有》

45.  ハロウィン レザレクション 《ネタバレ》  B級ホラー映画として普通に楽しめる作品です。  ただシリーズものとして、ファンの期待を裏切る部分があるかもしれないので注意が必要でしょう。なにしろ、マイケル・マイヤーズと因縁のある唯一の人物が冒頭で退場し、後は縁もゆかりもない人たちと、マイケルとのただの殺戮ショーですからね。つながりを楽しむハロウィンシリーズとしての味わいは薄いかもしれませんね。  個人的には嫌いじゃないです。  これはこれでひとつの殺人鬼ものとして、それなりにハラハラしながら観ることができますからね。僕がホラー映画で感じたい欲求はそれなりに満たしてくれるわけです。  ただ、目が疲れます。インターネット用のライブ映像が、狙っているのでしょうが画像が悪すぎです。その上全編ひたすら暗いので、まじで目が疲れます。[DVD(字幕)] 6点(2014-07-10 05:57:01)《改行有》

46.  破線のマリス 《ネタバレ》  冒頭5分、黒木瞳演じる遠藤瑤子の仕事ぶりにまずひきこまれます。  その後、春名誠一(白井晃)と名乗る男から、郵政省の内部告発のビデオが持ち込まれ、序盤からかなりの緊迫感。しかも、実は春名なんて男は郵政省にはいないし、カフェのマスターまで仕込みだとわかっちゃって、「いったいあいつは誰なんだー。目的はなんだー。」と、知的好奇心をさんざん刺激されちゃいます。  で、結局真相は・・!教えてくれません。なんともひどいサスペンス&ミステリーです。問題出しっぱなしで、さんざん時間かけて解かせといて、答えは教えてくれないなんてそりゃあんまりです。  それでも最後まで見れたのは、もうひとつのミステリーと麻生(陣内)がいったいどうなってしまうのかがすごく気になったからです。そしてそっちの結末には、個人的にはまずまずの驚きがあり、満足です。子供にだけは合鍵渡しておく可能性もあるわけですしね。ただ、ビデオを撮るのはわかるんですけど、撮ったビデオを母親に送るのはどう考えても意味わかりません。  最後の「笑ってるよこいつ」ってのは完璧な決め台詞でしたね。ラストにふさわしい締めくくりだったと思います。[DVD(邦画)] 6点(2013-11-12 01:21:24)(良:1票) 《改行有》

47.  ハイ・フィデリティ 「とても面白い」とは言えないですが、なぜか目が離せなかったです。大きな山場がそんなにあるわけではないのに、最後まで飽きることがありませんでした。洋楽が好きな人であれば、この作品の価値は大きく変わってくるような気がします。僕は洋楽のことはわからないので、よくわからないネタが多かった。物語は、ラスト10分が一番好きです。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-03 04:28:36)

48.  バッド・ルーテナント 《ネタバレ》  はっきり好き嫌いが別れそうな作品。私は嫌い。でもこの作品がもつエネルギーまでは否定できないのも事実。でも嫌い。  なにしろニコラス・ケイジ演じるテレンス刑事がまじでクソ。クズ。クズが警察権力をかさに違法の限りを尽くすわけです。もちろん共感なんてできるはずもなく。クズ人間のクズ人生を2時間たっぷり見せつけられるわけです。  テレンス刑事は冒頭の人助けで腰痛持ちになったの?痛み止めだけで足りないからコカインに頼っていたの?だったら同情の余地もあるんですが、そーゆー肝心なところはっきりしないのよ、この映画。  もしかするとこの映画って何か深い意味があったりするのかなー。例えば、こんなクズをぽんぽん出世させちゃう無能な警察組織への痛烈な批判とか?だとしても浅はかな私にはそのような真意が読み取れるはずもなく。  『こいつまじでクソだなー。いらいらすんなー。早く死んでくんないかなー』と思い続けていたら、まさかまさかの展開。  これだけ好き勝手やって、破滅するならまだしも、何だかんだで全部うまくいくってどーゆーこと?  教育上良くないと思います。[ビデオ(字幕)] 5点(2020-06-23 03:47:48)(良:1票) 《改行有》

49.  パラサイト・バイティング 食人草 《ネタバレ》  『怖い』というより『痛い』。そして『気持ち悪い』。恐怖感より嫌悪感のほうを強く感じちゃいますね。  外では村人たちが武装して、一歩でも外に出れば射殺。水も食料も残り僅かで助けが来る保障もない。唯一の望みは遺跡から鳴り響く携帯だったわけですが・・・。いやいや。その携帯の正体がそれじゃあちょっと八方塞がりすぎるなあ。  ここまで手も足も出ない状況でひたすら消耗していく様子を見せられると、気が滅入ってしまいます。  ホラー映画に求める、ハラハラとか、ドキドキとか、たまに訪れる反撃のカタルシスとか、なんかそーゆーのが全然ないんですよね。  食人草は良かったと思います。パックリ口開けてガブっとかじゃないのが良い。なんか本当にこーゆー植物いそうですよね。寝ている間に傷口から侵入するとか、なかなかいい感じです。  舞台もいい。こじんまりした遺跡というのが好み。ただ、低予算のためか、ほとんど遺跡の外の話ってのは物足りなさを感じます。  この舞台設定と、アグレッシブな若者を揃えた割りには、ホラーに寄りすぎている感じはします。もうちょっとだけアクションアドベンチャー的要素もあれば、また評価は違ったかもしれません。  主人公がひたすら篭城を主張し、友人は脱出を主張する。保守派と革新派。結果保守派が勝利し、映画はひたすら陰鬱で地味なものへ。その割には極端に痛い描写、生々しい描写あり。うーん。微妙に私の好みからずれていて残念でした。[DVD(字幕)] 5点(2020-04-13 21:33:12)(良:1票) 《改行有》

50.  HOUSE OF BLOOD ハウス・オブ・ブラッド 《ネタバレ》  B級要素がこれでもかっていうくらいぎっしりつまっている愛すべきB級映画。棒読みのセリフ。無駄が多くテンポの悪いストーリー。意味の無い会話劇。そのどれもが愛おしい。それでいて『深みのある人間ドラマ』みたいなものを頑張って盛り込もうとしたりして、健気にA級作品っぽくみせようと努力が見えちゃうのが物悲しい。  何と言っても凄いのが、1本の映画の中に、全く同じパターンを2度使うというストーリー構成。2度目はじゃあ何か違うオチになるのかと思いきや、オチまで同じとは恐れ入ります。こーゆー映画を作る人たちがいるとは世界は広いです。  グロ描写は結構力を入れていますが、なにしろ怖くないのですんなり見れます。『見てみたいホラー映画があるけれど、グロいの苦手でふみきれない。』なーんて方には、練習台にちょうどいいかもしんないです。[DVD(字幕)] 5点(2019-04-04 03:33:29)《改行有》

51.  バックダンサーズ! 《ネタバレ》  ミウ、ヨシカ、トモエ、愛子の4人が、バックダンサーズとして栄光をつかむまでの物語。いわゆる青春サクセスストーリー。  4人の演技は嫌いじゃないです。むしろ好き。hiroやサエコなんてかなりうまかったんじゃないかな。真剣な感じが伝わってきて、応援したくなるキャラクターに仕上がっています。  また、当時おそらく〝旬〟であったろうメンバーを使っているだけあって、画的に大変カッコいい。90年代後半から2000年代前半のJ-POPが好きな人たちには、見ているだけでも楽しめる華があります。  ただ、映画としてはどうかな。ストーリーはシンプルなんですけどね。そのわりにわかりにくい。  『チャンスが来ない。プロデューサーにめぐまれない。でもマネージャー、バンド、DJ、スポンサーと数多くの協力者に出会い、最後は大きなステージを成功させる。』たったそれだけのストーリーなのに、ところどころわかりにくいのは何故?  例えば、磯部(梶原善)のポジションがわからない。セイジやテルがどーゆー人なのかもよーわからない。美浜(木村佳乃)が高橋と小西部長に対して、『第二製作所との契約は切れましたから』というシーンも、本来であれば嫌な奴らを見返して胸がすくような思いがするのであろうが、よく意味がわからなくてポカンとしてしまいます。  最後のステージは盛り上がっている雰囲気は楽しいんだけど、そもそも4人の力ではないのが痛い。  そしてダンス。悪くはないのですが。明らかにパワー不足。もっとあっと驚くようなパフォーマンスを見せてこそ、最後の看板シーンの説得力も出るというもの。他の脇役ダンサーのパフォーマンスのほうが良かったように感じてしまいます。  こーゆーサクセスものでしか感じられないカタルシスをあまり得られなかったのは残念です。[DVD(邦画)] 5点(2018-04-17 14:50:27)(良:1票) 《改行有》

52.  バタリアン5 《ネタバレ》  『4』はまだ良かったのですが『5』はひどいね。  かろうじて『パニックもの』の要素はあるので、個人的にはアリです。  ですが、全然怖くはない。ホラーとしては0点。映画としても0点ですかね。『生きたままバタリアンになる過程の描写』って今までのシリーズでも結構撮られてきたのに、今作のクオリティは最低ですもん。もともとチープだったバタリアン。今作ではおかげさまで輪をかけてチープになりましたね。それに前半~中盤くらいまでは頑張ってストーリー作っているのに、後半はもうしっちゃかめっちゃか。作り手もどーでもよくなっているんじゃない?ってくらいのやっつけ仕事。まあ期待はしていなかったので、それなりに楽しめたのですが、もちろん満足できる出来ではありません。  で、何でこの点数なのか。  それはもうあのお姉さんたちですね。  ちょっとしか出てないですけど、そのちょっとのシーンが最高の人たちですね。  わかる人にはわかってもらえますよね。  こんな映画に『神』が降りているあのシーンですね。  そうそう、そのシーンです。  でしょ?最高でしょ?[DVD(字幕)] 5点(2017-06-12 00:26:17)《改行有》

53.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》  パイレーツ・オブ・カリビアンって、見た後の気持ちが、『面白かった』とか『つまんなかった』などではなく、『見た!』って感じなんですよね。なんだかんだ言いながら、課題をやりきったときの達成感と疲労感に満たされるのに近いです。  それにしても相変わらず、自分達だけが楽しんでるような映画ですよねー。  いつの間にかクラーケン死んでる。デイヴィ・ジョーンズがベケット卿にアゴで使われている。ティア・ダルマの中にはカリプソという女神がいることになっている。  どれもこれもが、『じゃ、そーゆーことになっているから、黙ってついてきてね。』という設定ばかりです。  『わかりやすく、面白く』なんて気配りはみじんも感じられず、『みんなこれくらい知ってて当たり前』みたいな前提を平気で押し付けてきます。ですがそんなパイレーツシリーズが世界中で大ヒットしているわけです。もの凄い興行収入をたたきだしているのです。映画の世界は奥が深い。何が売れるかわかりませんね。  前作ではクラーケン。今作ではラストの一大決戦による大渦など、ビジュアル面での見所は確かにあります。  ですがそれだけのために、3時間近く付き合う気にはもはやなれません。  最新作まで頑張って見続けようかと思いましたが、もうこれ以上貴重な時間を無駄にしたくないという気持ちに逆らえない。  残念ながら私はここでギブアップです。  この作品のもう一つの長所をあげるとすれば、ここで一段落つけてくれたので、これで見るのをやめられるというところですね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-05-17 13:55:41)(良:1票) 《改行有》

54.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》  だらだら。本題に入るまでが長い長い。本題に入ってからもだらだらしています。  クラーケンやデイヴィ・ジョーンズ登場あたりから楽しくなってきましたが、島でのひと悶着で再び失速。  『いったいいつまで元気玉を作っているんだ。』という、某アニメの展開の遅さを思い出します。  この作品で面白いのは映像だけ。魚人海賊団のビジュアルはかなり好き。砂浜を駆けてくる様子は、日本の特撮ヒーローものと変わりませんが、昭和世代の私はこーゆーいかにも『怪人』って感じのディフォルメに弱いです。  そしてクラーケンの迫力。これはいい。  けど、それ以外にこの映画の良さってほとんどないです。  何よりストーリーが決定的につまらない。  ブラックパール号を手に入れるため、デイヴィ・ジョーンズと自分の魂を駆けて取引をしておいて、期日がきたら踏み倒そうとするジャック・スパロウ。個人的な問題に、無関係の仲間を巻き込み、結果多くを死なせてしまう。  更には前作で築いたジャック・スパロウ、ウィル・ターナー、エリザベス3人の絆をぶち壊すようなストーリーにがっかり。  私が前作で感じたジャック・スパロウの魅力。それは、小悪党ながらも頭のキレや、仲間想いの優しさを垣間見せるヒーロー性。それがこの作品ではもはや小悪党に成り下がって悲しい。  なのにラストはみんなで『ジャック・スパロウを助けるためなら世界の果てでも何でも行ってやる。』という異常なテンション。  台本にそう書いてあるから、そう盛り上がっただけみたいなノリで、まるでついていけません。  これぞ『看板』『キャスト』『CG』におんぶにだっこの凡作代表。  それに、せめて次の作品につなげるとしても、複数のエピソードのうち、一つくらいは決着をつけてほしい。  例えば、『苦戦の末クラーケンはみんなで何とか倒すことができた。でもその結果船は大破し、ジャック・スパロウは行方不明に』ぐらいであれば、まだ納得します。  そもそも、ドラマは3~4ヶ月くらいで一応完結まで見られるからまだ良し。ですが映画は次の作品が1年後とか2年後とかそれ以上。だからこそ、昔の映画はすべて完結させていたわけですし、それが映画というもんでしょう。  余命いくばくもない少年がいたとして、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の大ファンで、  「 シリーズを最後まで見るのは無理だけれど、せめてこの『デッドマンズ・チェスト』だけは生きているうちに家族と見られて良かった・・。 」   と映画館に無理をおして家族と最後の映画鑑賞に行き、この結末を見せられたら絶望しませんか。  と、私は続編ありきの映画に全面的に反対するわけではありませんが、最低でも3ヶ月以内に次の作品を公開すべきだと思っている次第です。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-05-08 02:05:39)(良:1票) 《改行有》

55.  春の日のクマは好きですか? 《ネタバレ》  最初の1時間くらいが全然面白く無い。まじでやばいくらいにつまらないです。あまりに退屈で時間を確認したらまだ30分も経っていなくて驚愕します。  それに、ヒロインのヒョンチェと、ヒョンチェを好きな地下鉄運転手ドンハ。この二人にあまり魅力を感じません。  まあヒョンチェは百歩譲って良いとして、ドンハが見ててイライラします。  個人的には、研修に来ていた社員と、女子店員とのプチエピソード。こちらのほうがちょっと良かったです。  この社員と結婚することになった女子店員、ちょこっとしか出番がありませんでしたが、一番可愛かった気がします。  いろいろ文句ばかり並べましたが、事実が明らかになる後半、急に路線が変わり面白くなります。  今までのゴリ押しのラブコメから、急に正統派ドラマへとシフトチェンジ。急にシリアスに。そしてミステリー感も強くなり、なかなか興味をひかれます。そんでもってラスト。  『誰?』聴覚障害の女性は知っている、でももう一人の男性は?  もう少し伏線でもはってあれば驚くこともできたのでしょうが、全然知らない人がラストのオチを飾るって、すごいっすね。[DVD(吹替)] 5点(2016-11-23 04:55:54)《改行有》

56.  ハルフウェイ 《ネタバレ》 ストーリーはあってなきに等しい。リアリティはあるのではないでしょうか。「それ以上近付いたらストーカー」「ストーカーだぞー」いるいる、こういうやつ。イケメンにしか許されないイケメンジョーク。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 17:11:41)

57.  ハンコック 《ネタバレ》 不思議な映画でした。この映画は、前半と後半で全くテイストが違いますよね?おそらく前半が好きな人は後半は好きになれないでしょうし、後半が好きな人は最初からこの映画はあまり観ようと思わないのでは・・・ぼくは前半のようなストーリーをイメージしていたので、最初から最後まで主人公の人気取りストーリーにしてくれたほうが楽しめました。本当は3点くらいにしようかと思ったのですが、奥さんもじつは超人という設定で、その力が発揮される最初のシーン(ウィルスミスがふっとばされる)があまりにも見事だったので、プラス2点します。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 16:23:46)

58.  パンドラム 《ネタバレ》  『いったいどういう状況なんだ?』っていう好奇心がストレスに変わっていくまで、さほど時間はかかりません。あんまり閉塞的な状況や『よーわからん』っていう状態が続くと退屈が好奇心に勝ります。作成している側はストーリーを知っているうえで作っているわけだから何も感じないでしょうが。観る側の気持ちへの想像力が足りないと思います。  もともと『世界の終末+宇宙』の組み合わせが好きではありません。総じて『抽象的』『絶望的』になりやすく、カタルシスを感じづらいからです。この映画も例外ではありません。『未来への希望』『日常の回復』こういったものが目的として明確にあれば、いっしょにハラハラできるというものです。  『どうせ地球はなくなったしなあ』『最愛の人とは別れちゃっているし、地球に置いてきちゃったし』  これが私がこの映画を見ているときの気持ち。これを諦観といいいます。こーゆー気持ちで見ていると、『大変そーだ』とは思っても、一緒にハラハラはできないんだな、これが。タイトルにもなっている『パンドラム』の秘密なんて、どーでもよくなっちゃうんだな。  まあそうは言っても、『クリーチャーから逃げる』『宇宙船を再起動させる』という、ストーリーの単純化は良かったと思います。この設定だけで楽しめます。  昨今のSFっていうのはやたら話を複雑にしたり、宗教色からめたり、設定を小難しくしがちな気がします。昔の『エイリアン』やら『遊星からの~』みたいに、SFだからこそ誰が見ても楽しめる世界観を提供してほしいものです。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2020-05-29 15:27:23)《改行有》

59.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》  あー、もう、これははっきりダメなタイプの映画。  まず最初の1時間が驚くほど退屈。どう料理しても面白くなる題材なのに、なぜこんなに退屈にできるのか不思議。オチに乗っかりすぎて、ドラマ性もサスペンス要素もすべてが中途半端になっています。そのうえでオチがこれじゃあ良いところがアン・ハサウェイのお顔しかないです。  それに他の類似作品と比べても、これは途中でオチがわかっちゃう作品。もしかして・・・と思いつつも、そうじゃなきゃいいなあと。でも、空港内のデヴィッド・モースと対決するシーンで確信。  ただ私は、『クレアが乗客。クレアが精神鑑定、カウンセリングを受けている。催眠治療の途中』みたいなもんを想像していたのです。実際には全然違ったわけですが、『現実世界ではない』というのは当たっていたわけです。これ大事。夢オチなんです。そう、夢オチ。私がいっっちばん嫌いなタイプのストーリー。  とりあえず、幽霊のくせに睡眠とるのはやめてほしいものです。  こーゆー作品のニーズって結構あるみたいですね。定期的に見かける気がします。特に『飛行機墜落系』は多い気がする。手に取らないよう気をつけねば・・・・・・!でもどうやって気をつけたら良いのでしょう・・・。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-05-07 14:45:02)《改行有》

60.  バイオハザードIII 《ネタバレ》  こんなのバイオハザードじゃない。  こんなのクレア・レッドフィールドじゃない。  アルバート・ウェスカーにいたっては論外。  『感染は止まりませんでした。瞬く間に全米へ、そして全世界へ広がりました。』  いやいやいや。広がっちゃだめじゃん。バイオハザードシリーズっていうのは、限定的な空間、水面下での陰謀・パニック・生還ってのが面白いのに。挙句の果てに、『川も湖もなくなりました。』ってどんな理屈。数年で砂漠化するってどーゆーこと?  仮にT-ウィルスが原因だとしても、植物がめっちゃ成長してジャングルになるなら百歩譲ってわかります。だってそーゆーウィルスだもん。だからバイオハザードのイメージっていうのは、擬音で表すと『じめじめ』だと思うんですよね。『水っぽさ』『カビ臭さ』。そーゆー得体の知れない生命力の脅威。それがこのシリーズ特有の『恐怖感』。なに、この『サラサラ』感。そんな乾いた世界じゃないんですよ。マッドマックスじゃないんだから。北斗の拳じゃないんだから。バイオハザードはバイオハザードの世界観を大切にしてください。  『1』や『2』はバイオハザードへの愛を感じます。ですが『3』はバイオハザードのネームバリューを金儲けのために利用したようにしか見えないのが凄く悲しいです。アンブレラ社とやってることが同じです。全世界のバイオハザードファンはこの作品を見たときどう思ったのでしょう。この作品自体が何かのウィルスに冒されているのではないかと疑ったのではないだろうか。  映画としてもつまらないですよね。『ゲーム』でも、『1』『2』でも、皆それぞれの『目的』『使命』のために動いています。この作品にはそれがない。しかもすでに『ゾンビありき』の世界になっています。パニックものとしての醍醐味は失われます。このストーリー、設定だと『バイオ』ではなく、『死霊のえじき』のほうが近いです。とは言え、『閉鎖性』『脱出のカタルシス』において、やはりあの映画よりも数段劣るのです。  憤り、落胆、失望、様々な思いを胸に、結局『4』を借りに行く僕。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2017-06-21 15:23:45)《改行有》

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