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1. 巴里のアメリカ人
いやいや、本場アメリカでは史上最高傑作とまで評されるミュージカル映画の中のミュージカル映画です。が、初見時(20年以上前)の印象はフルセット信者の私もちょっと…と思ってしまった程、まるで舞台劇をそのまま撮影したようなシュールな美術と演出にハマれなくて、ちょっと評価低いです(幻想的なモンマルトル広場(?)でのダンス・シーンにハマれないと、はっきり言ってそれ以外は並の映画)。ガーシュインの力強い音楽に乗せたジーン・ケリーのダイナミックな振付、ツボを心得たビンセント・ミネリの演出は名作の名に恥じないとは思いますが、映画としては個人的に7点献上。7点(2002-02-13 19:46:14)
2. 花咲ける騎士道(1952)
《ネタバレ》 勘違いコメディとしては本作の方が断然面白いですけど(古い映画らしく脇役の魅力もこちらが上)、終盤の展開はリメイクの方に説得力があったかな。ファンファンの性格からすれば「戦争」と「女」なら迷わず「女」を採ると思うんですけど、期せずして敵の本陣に入ってからは、何故かアドリーヌのことを忘れちゃってるじゃん。そして、連れ去られたまんまのアドリーヌは手篭めにされることもなく、何と国王の養女になってる! そんなんアリかよー! これで彼女の占い通りの結末になって、めでたしめでたし…て、まぁ、随分無理矢理まとめてくれましたね、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-29 00:23:26)
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