|
1. パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻
相変わらず、心配になるほど前向き(能天気?)なミミ子ちゃんのキャラクターが良いです(【M・R・サイケデリコン】さん、彼女のはパンチラじゃなくて「丸出し」です)。が、こちらは前作に輪を掛けて低年齢向けになってるので、流石に大人にはきついですね。大人も楽しめる前作の良さは「現実世界の中で進むファンタジー・ストーリー」にあったと思うんですけど、こちらは世界全体がファンタジーになってしまいました。それに、トラちゃんは喋れるのに親の虎は普通の動物だったり、何か表現にも納得できません。従ってこちらは、小さなお子様のいるご家庭にのみお薦めします、5点献上。[映画館(字幕)] 5点(2005-06-27 00:35:46)
2. パンダ・コパンダ
確かこれを初めて観たのは、今は無き文芸地下の宮崎駿特集だったと思う。その後、何度か観ましたけど、いつ観ても面白いですね。とてもカンカン・ランラン来日記念便乗企画のやっつけ仕事とは思えない出来です。当時は全然気がつきませんでしたけど、良く見てみれば、本作の舞台は「となりのトトロ」の舞台にも程近い所沢市北秋津。この所沢への思い入れは何だ? そして、現実とファンタジーが近くに存在しつつも、きっちりと分かれていた「トトロ」とは異なり、本作のオチは現実に無理矢理ファンタジーを割り込ませる。この痛快感は「トトロ」では味わえませんよ、7点献上。[映画館(字幕)] 7点(2005-06-27 00:35:22)(良:1票)
3. ハウス/HOUSE(1977)
ま、一言で言ってしまえば確信犯的馬鹿映画。少しイッちゃってる役名やキャラ設定以上に凄いのが、耳を疑う台詞の数々。とにかく彼女達が台詞を喋る毎に爆笑してしまうこと請け合い。そして、仕上がりがどんなにチープでも、溢れ出るイマジネーションをそのまま映像化してしまった思い切り、観客の見たいものを見せようとする徹底した姿勢も凄い(いついかなる所でも風を受ける鰐淵晴子等、演出のツボは外してません)。また、ふんだんにお色気シーンがあることを考えると、本作は決して子供向けなどでもありません。「発狂する唇」など本作の足元にも及びませんヨ、7点献上。7点(2004-05-25 23:12:32)
|