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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  パリの灯は遠く カメラは『召使』のように部屋の間を不穏な感覚を伴って移動しながら、深度の深いパンフォーカスで的確に構図を決めていく。画面奥を動く人物、室内の調度品や絵画類、衣装といった情報密度の高い背景と細部は説話とも密接に連携し、ショットの持続が生む緊張感と相俟って最後まで映画は弛緩することがない。二人のクラインを駅ホームの前景・後景で重ね合わせる構図取りの見事さ、鏡や窓への主人公の映り込みや等身大の影(虚像)を多用した主題の視覚的提示等々、あらゆるショットが細心に設計されている。市街を走り周る黒塗り車の動きの異様な不気味さ、鋭角的なパースをもって強調される駅構内やゲットーの威容(美術:アレクサンドル・トローネル)も圧巻である。随所に深い「緑」を配した渋い色調設計も終始徹底され、夜の路地や移送列車のシーンの、闇の深みも素晴らしい。DVD版の画面は少し明るすぎの感あり。ビデオ版の濃厚な暗さのほうが本来志向された画調のように思われる。[DVD(字幕)] 9点(2010-05-19 19:59:39)

2.  花と龍(1973) 船着場のシーンなどでは海面すれすれからのショットも数多く、相当撮影には 苦労したのではないだろうか。低位置撮影の徹底ぶりには頭が下がる。 映画の中盤、荷役船から陸へと着物の裾を翻しながら軽やかに飛ぶ女の 足元がその水面すれすれからのローアングル&スローモーションで鮮やかに捉えられる。 二役:倍賞美津子の鮮烈な再登場シーンだ。 そして彼女と香山美子がそれぞれ仁義を切る見事なシーンへと続いてゆく。 年月の隔たりが、面影そのままの倍賞と石坂浩二の二役を配することによって よりエモーショナルに印象付けられるのだ。 または渡哲也のメイクの変貌以上に、妻として母親として香山が次第に身に纏っていくタフネス・逞しさとして表現されるのも感動的である。 時に泣き、動揺しつつも、正念場では男たちを諌め、馬を駆り、 ラストでは悠然と煙管を燻らす。 それら彼女の凛々しく健気な表情と佇まいが要所要所で輝いている。 [DVD(邦画)] 8点(2014-11-09 22:21:16)《改行有》

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