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プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
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1.  ハード キャンディ(2005) 《ネタバレ》 まず、導入部のタイトルバックのデザインに感銘を受けた。赤頭巾ちゃんの「赤」をモチーフに室内をイメージしたとてもオシャレなイントロである。作品の内容に関しても、主要なキャストがほぼ二人だけという制約をものともせず、最後まで飽きずに鑑賞できるレベルに到達しており、よく出来ていると感じた。14歳の小娘にここまでいたぶられると、相当に腹が立つだろうなと、小児性愛者の変態野郎とはいえジェフに同情を感じたし、彼の心情を想像して笑える箇所も多かった。主演二人は本当に良い演技をしていたと思う。ラストの展開がご都合主義に過ぎるのだけが残念かな。 そして、僕のエレン・ペイジ愛をあらためて確認できた作品だった。いや、子供が好きなんじゃないよ。エレン・ペイジが好きなんだよ。[DVD(字幕)] 6点(2011-11-20 17:09:46)《改行有》

2.  パラダイス・ナウ パレスチナの自爆テロのニュースを見るたびに、なぜなぜと思い続けていたが、この映画を観て少し分かったが気がした。あくまでも分かった気がするだけで実際は違うのかもしれないが、実行犯の彼らの気持ちに共感できた。 あっさりと自爆テロに協力しようとする彼らの気持ちが理解できないという意見もあるが、私は比較的すんなり理解できた。彼らはあらゆる未来を閉ざされている。特にサイードは物事を考える能力に恵まれているのに、大学などは夢物語で自動車の修理工しか職が無い。イスラエルに膝を屈して就労ビザを取ってもたいした職につけないのは目に見えている。自分の能力を生かせないのは本当につらいことだ。「やってられない」という思いが強いだろう。まして、彼は父親がイスラエルに対する協力者とみなされ処刑されている。汚辱を晴らすためにも実行犯に応募するのは無理が無い。 インテリ役の女性(スーハ)を登場させたのも効果的だった。イスラエルによる占領という軍事的暴力に自爆テロという暴力で対応することの不毛を説く彼女の主張は分からないでもないが、対立の現場であるヨルダン川西岸地区(ナブルス)で生まれ育ってきたサイードたちには通じないのは自明のことだ。いわゆる「暴力の連鎖」。その哀しさを盛り込むことで、ストーリーはぐっと深みを増した。 実際にテロを実行するに当たって、ハーレドやサイードの心の動きの過程が分かりにくいのが難点だが、作られた価値は十分にある。もっとこういう映画が日本にも入ってきて欲しいと思う。DVD特典映像の監督インタビューも一見の価値あり。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-26 00:42:55)《改行有》

3.  ハート・ロッカー 戦争に賛成とか反対とかどうでも良くて、ただ単に戦場での爆発物処理班の日常を淡々と描いた作品。ほとんどドキュメンタリーの域だが、主義主張のしっかりしたなかなか面白い「映画」だと思った。 主人公は危険も顧みず粛々と爆発物を処理していく。平和な国で暮らす人間から見ると、自分の命を驚くほど軽々しく扱うという意味で、彼の行動はどちらかというと狂人のそれに近い。ただし、この映画はそのような人間が存在するということを何ら特殊なこととして映し出さない。そして、観客はなんとなく彼の心理状態を推測し、その行動に納得してしまう。自分も戦場に送り込まれて、爆発物の処理が任務だとすればこういう風にやってしまうかもしれないと思う。そう思わせる主人公の描写がうまい。 爆発物処理班という眼の付け所も良い。テロとの戦いでは、突撃や狙撃などの戦闘行動よりもこのような分野こそがリアルでスリリングだろう。[DVD(字幕)] 7点(2011-03-23 17:26:08)(良:1票) 《改行有》

4.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 日本公開に向けて署名までしたのに、居住地域では公開の予定がなく、危うく観られないところだった。上京の際に鑑賞。鑑賞中はただもうひたすら笑っていた。署名した甲斐があった! 結婚式を翌々日に控え、バチェラー・パーティーで泥酔してしまった4人の男たちだが、翌朝気づくと新郎がいない。酔っ払って誰も昨夜の記憶をなくしている中、必死に新郎を探す3人だが、酔っている間にかなり無茶をやらかしたようで、次から次にトラブルが舞い降りてくる。 登場人物3名(新郎を除いて)のキャラがあまりにも立ちまくっている。一緒にいさせて面白い絶妙のキャラ設定と言えるだろう。モテる色男、マジメな男、ちょっと精神的にぶっ飛んだ男。なかなかすぐ仲良しにはなれそうにない3人だ。この凸凹トリオが新郎を翌朝以降必死に探すのだが、探している最中の3人のやり取りが傑作である。会話の噛み合わなさ、気持ちのすれ違いがたまらなく可笑しい。 加えて、イベントもてんこ盛りだ。僕は予告編を観てしまっていたのだが、予告編は観ずに観た方が良いだろう。まさにあっと驚く展開の連続。ラストも爽快で、シモネタが大丈夫なら(そんなに多くはないが含まれる)、絶対に観たほうがいい映画だ。最近観たコメディでは「ホット・ファズ」に次いで面白かった![映画館(字幕)] 8点(2010-09-20 22:39:55)(良:1票) 《改行有》

5.  パニック・フライト 《ネタバレ》 ウェス・クレイヴン御大が監督したサスペンス・スリラー。確かに飛行機が舞台だけど、パニックではない。邦題がまずい。 有名な俳優が出ていないせいか、日本ではDVDスルーだったようですが、小粒だけどピリッとしたいい映画でした!こういうタイプの映画を作るとアメリカはうまいですねー。ヒッチコックを彷彿とさせます(ほめすぎかな?)。これぞハリウッド・クオリティ![DVD(字幕)] 7点(2010-07-25 23:27:46)《改行有》

6.  母なる証明 何とも気味が悪い上に後味も悪いストーリーで、観終わった後、言いようのないモヤモヤ感に包まれた。自分としては分かりやすい映画が好きなので、こういう映画は低評価をつけがちなのだが、それはできない。何せ心に残るものが大きすぎる。端的に言うとこの監督の嫌らしさが大好きなのだ。 ★あらすじ★ 知的障害者の息子が女子高生殺人犯として捕まった。真犯人探しに狂奔する母親。果たして母親は息子を助けることが出来るのか。。。 上のあらすじを読めば、まあまず間違いなく感動系の作品を誰もが期待するだろう。ラストシーンの法廷で、審理は意外な方向へ展開し、皆があっと息を呑む真犯人が逮捕される。抱き合う母と息子…という感じの。 でもこれが全っ然そんな作品じゃない。ネタバレしないためには、あまり多くは書けないが、母親と息子の複雑な関係性や息子の悪友、悪徳弁護士なども絡んできて、一筋縄ではいかない話になっちゃう。ここら辺の持って行き方がジュノ監督ならではで、ちょっとコミカルな状況とかシーンとかを散りばめながらうまいこと進めていく。社会派映画とエンターテイメントの狭間を突いてくる感じがツボ。 そして、最後には思いっきりズーンと落としてくる。あのラストシーンは「レスラー」を超えて今年一番だったかもしれない。プロローグのシーンともつながり、構成のうまさも感じる。おばさんが意味不明なダンスを踊るどちらかと言うと変なシーンなのだが、事件の全貌が分かってラストで観るとべっとりとどす黒い雰囲気。非常に簡単に言うと「心の闇」が凝縮されているシーン。最高。 涙が出なくても、爆笑しなくても傑作は傑作です。この映画が好きな人は同じ監督の「殺人の追憶」も是非観てみてください。期待を裏切らないゴツさですから。[映画館(字幕)] 9点(2009-12-23 21:50:47)《改行有》

7.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 実話かどうかという点にはあまり重きをおかずに映画を観るのだが、この作品に関しては、そこが特に重要な気がした。痛快なクライム・エンタテイメントとしても一応の出来ではあるのだが、これが実話だとすると更に興味深い。 無線傍受のシーンやその後の展開はスリリングなのだが、どこか間が抜けていて、Mi-5や警察の対応に疑問を覚えるシーンも多い。特にMi-5の対応が非常に紳士的なのには驚いた。あれだけテリーと接触しておいて、尾行もせずに素直に交渉に応じるのはどうかと思った。ラストも彼らを連れ去って、内々のうちに殺してしまったほうが安心な気がするのだが。ある意味でのどかな時代だったんだろう。[DVD(字幕)] 7点(2009-04-15 20:45:56)《改行有》

8.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》 これはもう完全にアイディアだけの映画ですね。リアリティ重視の近年のサスペンスの流れの中で、これほどご都合主義的にストーリーが展開するのは、ちょっと衝撃的でした。何のために大統領を誘拐(暗殺ではなく)しなければいけないのかも分からないし、組織の裏側がきちんと描かれていないのも気になる点ではあります。そもそもテロリストどもが強すぎる。シークレットサービスにまでテロリストがいるなんて、ちょっと設定としてやりすぎな気がします。それにそれならそれで、こんなにドンパチやらなくても、もっとうまく誘拐できるんじゃないかと。 とまあ、ここまで批判しましたが、冒頭の巻き戻しのアイディアや流れるようなアクションの連続には興奮しました。「12:00まで巻き戻し」⇒「再生」⇒「12:00まで巻き戻し」⇒「前回より少し先まで再生」という見せ方は、先が気になる観客の心理をうまく煽っていて、ちょっとくどいですがグッドアイディアです。話もそれなりに複雑ですが、復習に復習を重ねてくれますから、ついていけない人は少ないでしょう。カーアクションは少し長いし、クエイドの超人ぶりがちょっと笑えますが、迫力はあり、問題ないレベルです。やってることは斬新ですが、いい意味でも悪い意味でも無難な映画だと思います。[DVD(字幕)] 5点(2009-02-01 18:57:11)(良:1票) 《改行有》

9.  花とアリス〈劇場版〉 以前、「リリイ・シュシュのすべて」を劇場で観ました。二度と岩井俊二監督の映画は観るまいと思いました。私にはなぜこんな話が作られねばならないのかが理解できなかったからです。それほどつらいし、悲劇的過ぎて、リアリティに欠けると感じたからでした。「そこまでやるか?」と言うのが正直な感想でした。完全に閉じられた世界、完結した世界がそこにはありました。しかし、今回、同様に完全に閉じられた世界の物語であるこの映画を観て、少し印象が変わったような気がします。少し、観方が分かってきたと言うことかもしれません。外界の騒音には耳を閉ざし、この映画の中に入り込んでみると、そこには魅力的かつリアルな世界が広がっていました。ただただひたすら美しいですね。カメラワークがとても素敵です。主役の二人の魅力を余すことなく100%伝えてくれていると思います。 しかし、同時にそのように映画を観ることは、私には非常に困難であることもわかりました。たとえば、最後のバレエシーン。確かに美しいですが、私にとっての「映画」からしてみると全く不必要な場面です。ですが、この映画を「内側」から観れば、紛れも無くこの映画の画龍点睛となる場面、パズルの最後の1ピースとなるべき場面です。そういう観方を心がけ、次は「リリイ・シュシュのすべて」に再挑戦です。[DVD(邦画)] 8点(2008-01-20 19:51:55)《改行有》

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