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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. パピヨン(1973) 《ネタバレ》 心だけは染まらない。 華やかに描かれる英活、 それはこの映画としても最後の饗宴で あとは心の自由を求める物語。 正直、描き方としてはありがちという印象を持ちながら 「お姫様」と呼ばれる囚人を見ている自分がいた。 それはすでに状況を黙認しているのと 同じ意味であることに気付く。 本土に戻ることが全てを取り戻すことではない。 それを知った上で年単位の極限生活、独房生活を耐え ようやく潮目をみたときに、これほど自由を感じられるものなのか。 映画による追体験は、あくまでも「学び」にとどまらず 「事実の黙認」さえ要求してくるのだな、 と時を含めた高次元の冤罪、囚人、仕舞われ方を見事に表現していると思う。 残りたいと思ったドガの余生が残りたかった形で、20%は過ごせたことを願いつ。[インターネット(字幕)] 7点(2022-01-20 00:12:35)《改行有》
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