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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 春のソナタ 《ネタバレ》 高校の哲学教師ジャンヌ、18歳のナターシャ、ナターシャのパパ、パパの恋人エーヴ。4人の間でいろいろあったけど、最後の首飾りでナターシャをこじらせていた原因も解決し、なんかこれからうまくいきそうな予感。「人生ってステキ!」の締め台詞と同時にヴァイオリンソナタも加わって、春の訪れのように、ほんわかやさしい余韻に包まれました。 ロメールの映画では、交わされる会話のひとつひとつ、インテリアやファッション、フランスの街や美しい自然等、すべてが洗練されていて、この作品では特に「花」が印象的でした。 ジャンヌがナターシャの部屋に飾った花、別荘に咲くライラックなどの花々、そしてゲールからジャンヌに贈られた花は、恋人マチューの部屋でしおれていた花(=ジャンヌの精神状態)と取り替えられ、ジャンヌもナターシャ同様、こじらせていた自分から脱却したことを表現しているように思えました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-11 20:33:37)《改行有》 2. バベットの晩餐会 ひさしぶりに見ました。何度見ても心にジワ~と沁みてくる、良い絵画を目にした時のような静かな感動をおぼえます。いつも寒々しい部屋で口論しているみんなが、美味しい料理を口にすると、「料理の話はしない」のに、心が温かくなって、ムードまで温まる。そういう雰囲気が素晴らしく素敵でした♪ ゴテゴテした余計なドラマ色を排しながらも観る側を飽きさせない大人向けの作り、傑作だと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-13 21:50:03) 3. バカヤロー! 私、怒ってます かなり前に見た時は「面白い映画」だったという印象がありましたが、いま見るとどうも・・・。タクシー運転手の話以外、制作当時の時代のニオイがプンプンしていて、観ている方が恥ずかしくなりました。今月スカパーでバカヤロー2~4も放送するようですが、1がこれでは、見る気しませんね。[CS・衛星(邦画)] 4点(2012-04-02 09:28:21) 4. バック・トゥ・ザ・フューチャー まあ、普通に面白かったです。公開当時に映画館で観ていればもっと面白かったかもしれませんが・・・。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-23 00:58:34) 5. バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 ジャスミンとブレンダが初めて出会うシーン、最高に素晴らしいカットで、このあと、ストーリーがどんなマヌケな展開になろうが許せてしまう、そう思えるほど印象的できれいでした。コーリング・ユーがこんなにも似合う映画、もう2度と出てこないと思います。[映画館(字幕)] 10点(2011-07-05 00:17:46)
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