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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. 番場の忠太郎 瞼の母
《ネタバレ》 フィルムセンターで鑑賞。
長谷川伸もの。「番場の忠太郎 瞼の母」。瞼(まぶた)の母。
宿場町、鶏、娘の髪を結ぶ母親、息子を思い出し泣き出す母親、夜、三度笠で男を担いで歩く男、障子を叩き去っていく。
水車→風車、転がる鞠を拾う追ってたち、手紙、手紙を持った瞬間に火花が散るような演出、男は手紙の内容を知っている、負傷した片腕。
刀を持って戦いに行こうとする男、それを必死に止める妹、男の勢いを止める母親の涙。
犬と戯れようとする男、半次の知り合いだという忠太郎の登場。
襖の影でじっと耐える半次の葛藤、脚の動きだけで距離感を感じさせる追跡、徐々に速度が速くなる。
抜刀直前、斬りかかり即座に逃げ去る回想、家族を振り払い切りかかる・・・その時に「こっちを向けい!」
16分して戦闘開始、土手を駆け、刀が宙を舞い、刃を投擲!背中に突き刺さる刃。
「ボケ茄子」「グレた」・・・昔からこういう言葉があったんだねえ。
忠太郎も母親を探し求めて放浪する。
字が分からないのでお母さんに手を握ってもらって書こうとする、ダチの親とはいえ母親のぬくもりで震える表情。
脚は道から道をかけ続ける、街中の賑わいを映すショット。
三味線を弾く眼の見えない老婆、料亭にたむろするヤクザたち、駆けだす女性にちょっかいを出す、逃げた先での出会い、切れる鼻緒。
しかし活弁トーキー版のオッサンのナレーションが面白い。山田五十鈴は役者の名前だwww
夜鷹のおばさん、小さな墓の前で夜鷹の事情を目撃する、墓参り、節分、料亭、何処の誰だろうが一度は面と向かって話し合う心意気、取り敢えずその刀をしまえ。
忠太郎という名前にキセルを落とす、母はわざと冷たくする、母のための大金、その裏で男を引っ捕まえようと準備にかかる男衆、長年求めた者から聞きたくなかった言葉ばかりで打ちのめされる。
息子ではなくヤクザ者として去っていく悲しき表情。男衆は慌てて身を引き、忠太郎は吹雪く闇夜を足早に去っていく。
道で待ち伏せる男二人、風が吹き荒れる中で対峙、それを必死に追う籠と提灯、仰々しい構えで一刀のもとに斬り捨てる、家族の呼び声をむしろの影で聞く辛さ。
抜き放った瞬間に男を斬り倒す、両の瞼を閉じる、思い出の中の母、現実の母、打ち捨てられた長ドス、抱き合う家族。[映画館(邦画)] 8点(2015-07-14 13:18:12)《改行有》
2. 廿日鼠と人間(1939)
《ネタバレ》 ルイス・マイルストンは苦手だが、この作品は中々良かった。
ジョン・フォードの傑作「怒りの葡萄」を思い出す作品だ。確かに役者の深みは本作の方が上。でも、俺はリメイクの「二十日鼠と人間」の方が好きかな。[DVD(字幕)] 8点(2015-03-15 13:24:32)《改行有》
3. 犯罪王リコ
「民衆の敵」と並んでギャング映画の先駆けとなった作品。
主人公のエドワード・G・ロビンソンがいかにも「悪党」という感じがしないのが恐ろしい。
何処か抜けた感じがまた良いんですよ。そんな人間が犯罪に染まっていく姿が怖い怖い「人間見かけで判断できない」という作品だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-04-02 00:45:37)《改行有》
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