|
プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
|
|
1. 桃色(ピンク)の店
《ネタバレ》 まず最初に登場人物が次々と街角のある店の前に並びおしゃべりをする。
これでここの従業員の人間関係がわかります。
遅れて社長登場で、これでこの店の状態もわかります。
どこにでもあるごく普通の光景なのですが人物紹介としておしゃれでスピーデイ。
主人公のひょろっとした長身のスチュワートには秘密がある。
同僚の気の小さい人のいい友人に内明けます。
彼には秘密の文通の恋人がいるのです・・
わからないままの彼女のかわいらしさと鈍さも面白いのですが、
彼の最初は神経質で理知的な表情が子供のような表情に変わっていきます。
クリスマスの飾りつけからクリスマスイブまでのおよそ1カ月・・
この間に二人以外に店の中での事件がおきます。
社長は彼を気にかけていたのに密かに社長の妻と・・
そのいわれのない疑惑で店をやめることになってしまう。
人間関係がしっかり描かれているのでとても面白いです。
恋愛だけではなくそれ以上に面白かった人間ドラマ。
後半はジーンときちゃいました。
アイテムがおしゃれで面白いと何度でも使っても嫌味ではない。
そういうお手本が出てきます。
従業員には不評の販売用の開けると♪黒い瞳が鳴るシガレットケース。
この在庫がたまっているのですが、ショウウィンドウに飾ったシーンは「未来は今」そのもの。
シガレットケースを山積みされた玄関に放り出される不倫相手、
箱は壊れて♪黒い瞳があちこちで鳴る・・
おかしい!ただひとつの箱が無事でクリスマスプレゼントにそれを選ぼうとする彼女。
彼はそんないらないものより本革の財布が欲しい・・このくだりもおかしい。
実に誰もが共感し後ろめたくなるくらいのこっそり笑いが満さん。
エンディングになるまで彼女は彼だと気づかない・・
さてこれをどうやってまとめるのか。
一気に楽しめる舞台劇ドラマです。
色んないいシーンおしゃれなシーンがあります。
彼がそろそろ身を固めようと引越しを考え友人に相談する。
3つも部屋はいらない1つで十分。じゃあお客が来たときどこへ招待するんだ?
君は大使か?本当の友人は食事が終わった時間に来るんだ・・な~るほど!
イブの夜従業員たちはドアを開け出てゆく。
妻とケンカしている社長はひとりで迎える。
従業員に声をかけるんですがこれもまたいいんですよ。
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-22 12:52:30)《改行有》
|