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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ピッチブラック 《ネタバレ》 続編の「リディック」を先に見た状態での鑑賞。あちらに比べてリディックが弱いことに驚いた。いたって普通に捕まっている。しかも捕まえている保安官が全然強そうに見えない。見栄えが利かないって言うか絵にならない地味さ加減。もう少しキャスティングをどうにかできなかったものか。続編と違ってこちらはパニックムービーに近い。エイリアン的。だが安っぽい。予算もないのだろうけど、CGも見るからに安いです。クリーチャーも結局エイリアンや恐竜の派生系で目新しさなし。光が彼等を傷つけるという設定は面白かったが詰めが極めて甘く、説得力がゼロになってしまっている。大体、光を恐れているはずなのに、普通に明かりがある中で二人も襲われている。その時点で設定の破綻も甚だしい。あんなに明かりのある状態でダメなら、あの青白い薄明かりで無事なわけが無いだろう。しらける。[DVD(字幕)] 4点(2008-06-10 21:11:22) 2. ヒューマンネイチュア 脚本力は感じるけれど、イマイチ乗り切れない。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-18 16:40:18) 3. ヒストリー・オブ・バイオレンス 暴力表現のリアリティに特化して、背景や精神面の描きっぷりや突っ込みが意外に浅い。これでは無駄にグロい感が加速します。[DVD(字幕)] 5点(2006-10-21 21:02:48) 4. ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 ラストの20分くらいの展開はとても感動的。子供時代から老齢時代まで役者の顔がしっかり似ていて違和感がないのも高ポイント。良質なファンタジーだった。ただ、結婚式でおやじがホラ話をしたと言って怒り、3年も口を利かない息子はあまりに心が狭すぎるし、親父の話を嘘と決め付け、事実関係を調べもしないで過ごしていることにも疑問は感じる。普通、母親ぐらいには確かめるだろう。まあそれを割り引いても良い映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2006-06-12 18:21:43) 5. ビフォア・サンセット 前作同様喋りまくる二人。前作以上に自然。自然すぎるほど自然な演技で驚きます。ただ、女性の方の性格が前作に比べて随分ヒステリックになっているような。これが9年の流れってことなのかね。[DVD(字幕)] 6点(2006-05-17 22:21:06) 6. HERO(2002) 過剰なまでの誇張によって伝説を伝説らしく描いている。しかも美しく、様式美として成立している。誇張を様式美にまで昇華させることは、簡単に見えて実に難しい。この映画は稀な成功例。ストーリーも含めて、映画全体を様式化していることも成功の一因かもしれない。[DVD(字幕)] 10点(2006-04-26 20:23:15) 7. ビヨンド the シー/夢見るように歌えば 《ネタバレ》 ケビン・スペイシーが吹き替えなしで自ら歌っているらしいが、違和感無くとても歌が上手い。凄い。相当な思い入れがあるらしいが、それに見合うだけの作品になっている。この手の伝記ものは、大抵女にだらしない男だったり、金の問題、ドラッグの話なんかで、ドロドロゲテゲテしていくんだが、これはそういう方向へ行かないところが良い。主人公はかなりの自信家だけど、絶妙にバランスをとっているため、観ていて嫌悪感を抱くまでに至らない。少年時代の主人公が成長した主人公の前に現れる導入部で、このままずるずる少年時代の主人公に引っ張られながら話が進むのかと思ったら、そうはならず、適度に登場するところも良い。良作。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-18 21:53:18)(良:1票) 8. ピエロの赤い鼻 《ネタバレ》 バカな男の虚栄心の為に関係ない人間が二人も死ぬ。それでいて男からまったく罪悪感が感じられず腹が立つ。フランス的会話やギャグのセンスも自分には合わなかった。「クリクリ~」もダメだったから、単にこの監督との相性が悪いだけかもしれないが、暫くフランス映画は観ないでおこうと思った程酷かった。[DVD(字幕)] 0点(2006-04-18 10:01:45)
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