みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ピクセル(2015) 《ネタバレ》 極めて質の高い悪ふざけですね。1分間に1つはギャグが入ってきます。マイフェイバリットは「オバマの次に好きな大統領です」。だから映画と言うより、ものスゴくお金のかかったコント。だとしても、これは、大好きだ。Tears For Fears のくだりでは鳥肌が立ちました。[DVD(字幕)] 9点(2016-02-21 13:59:07) 2. 百円の恋 《ネタバレ》 かく言うワタクシメも「好きじゃねえんだよなあ、一生懸命なヤツ見んの」っていうゲス野郎です。だから、前半の方のつげ義春的というか、業田良家的な世界の方が好きだったな、後半カッコよくなってからよりもさ、とかね。あ、この控え室からリングまでの間をじっくり見せるシーンはいいな、一子にとっては試合に出られたことがピークだからね、むしろ試合シーン全カットでもいいかもとかね。後ろ向きなことを考えながら見ていましたが。しかし。い~い試合じゃないですか。「負けてしかるべき展開であるが、しかしそれはともかく勝て!」と力が入りましたもん。これは、いいぞ。[DVD(邦画)] 9点(2015-07-11 22:01:35)(良:1票) 3. ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 息子を信じたい父親の気持ちとリーダーとして取るべき行動のジレンマ。息子を信じ切れなかった無念。あえて、族長ストイックの物語としてとらえたい。[DVD(吹替)] 9点(2015-05-16 19:36:12) 4. HERO(2015) 《ネタバレ》 これは、いいんじゃないか。結果的に、気持ちいい一本です。あまたのTVドラマの映画版のように、レンタル店で借りて観るドラマのファンをターゲットにしているワケです。観ている間、キムタクの劣化に時間の流れの残酷さを嘆いたり、年取っても分別が身につかない久利生検事にイライラしたり(たくさんの人の計らいで大使館に入るなら、ネクタイくらいして行けよ)。これはこのシリーズ、辞めどきが来ているなと思いましたよ。そしてラスト近く、雨宮とのシーン。あー、最善の引き際を逸したかにおもいました。が、最後のくだり。あれで満足しないんだ。性懲りもないんだな。いいじゃないですか。無分別な中年男。それなら、いっそすがすがしい。次回作も観たいですよ。[DVD(邦画)] 8点(2016-02-11 16:29:51) 5. 101日 これはめっけもんでした。なんか古くさい感じのする画面がまたいい味をだしていています。ぜひネタバレなしで見て欲しいので、これ以上何も書きたくないのですが、①原題は「The show must go on」です、②DVDジャケとはまるで違った映画です、とだけ言わせて欲しい。見てください。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-12 21:14:57) 6. 127時間 《ネタバレ》 これは、見ごたえのある主人公でした。このめんどくさいアウトドア野郎が、きっとみっともない姿をさらすに違いない、と意地悪な予想をしていましたが、最後まで正気を保ち続けました。清々しかったです。ただ、後日談の部分で、「奇跡体験!アンビリバボー」みたいになったところが、少し惜しい。あそこまで説明してくれなくても。映像でわからせて欲しかった。(追記)懐かしい映画「砂漠の冒険」を少し思い出しました。ワタシだけ?[DVD(字幕)] 8点(2012-08-18 23:29:52) 7. ヒメアノ~ル 《ネタバレ》 幸福の絶頂から、この先は真っ逆さまにおちていきますんでと言わんばかりに、物語ちょうど折り返し地点で登場する不穏なオープニングタイトルは確かにかっこいい。実は森田がメインで、岡田とユカは狂言回し。いい年こいてオマエはと浴びせられるのを覚悟で、本作は虐げられたものの絶望のお話とワタシは言いたい。だから終幕間際で日和っちゃったのが惜しい。最後まで、容赦なく躊躇なくいって欲しかったと思っているオレは、いま、あんまり良くないかもしれない。[DVD(邦画)] 7点(2016-12-02 23:28:36) 8. ヒミズ 《ネタバレ》 主演の役者が、憑かれたように120%の演技を見せる園子温監督の現場は、居心地が悪そうじゃのう。でも、相変わらず見始めたら止まらない。本作について。ラストは微妙なんだ。あれだけ否定していた「世界に一つだけの花」。大きな喜びもないかわり、絶望もない人生を取り戻すために、自首をするんだろう。これから起こることを考えれば「住田、がんばれ!」は、あり。でも「一つだけの花!夢を持て!」は、ない。[DVD(邦画)] 7点(2012-10-07 23:23:59) 9. ピラニア 3D 《ネタバレ》 ホラーとか、パニック映画とかではなくて、グロで、エロ要素もあって、コメディでって、言うなれば「バラエティ映画」とでもいうもんじゃないでしょうか。だから、見ていた頃には面白がってたんですけど、見終わってこうしてコメントを書く頃には、もう眉を潜めたくもなるんですよ。観客がどうせこういうもん見たいんだろって、割り切って作っている清々しさに6点です。[インターネット(字幕)] 6点(2020-01-31 20:54:11) 10. PMCザ・バンカー 《ネタバレ》 なんとも乱暴な映画だったと思いますね。アメリカの大統領選挙の行方を変えるために、北朝鮮の最高指導者を生きたまま奪取する。しかも、その影には中国がいる、ってなあ。マジンガーZ対鋼鉄ジークのような豪華さだ。その話の核になるチーム(キング奪取)をコントロールする隊長が、くわえタバコで仕事に取りかかったときには、この隊長には期待すまいと思ったものです。仲間を見捨てないことが話の主軸になるのかと思いましたが、チーム全滅ではないですか(この辺、予告編が罪深い)。ハリウッド映画みたいなんだけど、韓国映画にはそういうの求めてないんだけどなあ。コマ割りが面白い映画だったと思いますが、なんかゲームみたいとも思ったり。北朝鮮の最高指導者・キングはまるで本作中、活躍あるいは悪役の場がないのですね。デリケートな存在なのだとあらためて思いました。5点。[DVD(字幕)] 5点(2020-09-22 07:45:43) 11. ヒックとドラゴン2 《ネタバレ》 お話自体は王道的というか、古典的というか、むしろ伝統芸能的といってもいいくらいクラシックなお話。ただ、ドラゴンに乗っているがごとくダイナミックで躍動感のある映像が魅力。だから、これを日本では劇場未公開というのは、どんなチカラ関係があるのか知りませんが、もったいないことです。[DVD(字幕)] 5点(2015-07-26 16:17:19) 12. 引っ越し大名! 《ネタバレ》 内気な主人公がガールフレンドの応援を得ながら、持ち前の人柄の良さを武器に成長していく、っていう今までざんざん見てきたストーリーなワケですよ。ベーシックなフォーマットが嫌いなワケじゃないんだけど、ちょくちょく気になるシーンがある。■引っ越し奉行に抜擢された当初の春之介がとても2ヶ月で仕事を仕上げられる感じがしない。それだけで、ああ、例の(前記)フォーマットなのだな、と覚悟する(先が見える)くらい。■本を焼くのが考えられない。情報過多の、現代の引っ越しなら、資料・書物のダウンサイズは大事だと思いますが、江戸時代の引っ越しで、他の事物と同様に本(情報や知恵)を扱うのは蛮行に見える。■「百姓になる」ことの扱いが大袈裟すぎる。農業は単に職業のひとつ(当時であれば、なおさら)。■あれだけリストラして、(一応逡巡もあったが)簡単に於蘭をお嫁にして連れて行くか。■武士の子が、今時のこまっしゃくれた坊主のよう。■家宝の薙刀がどうしても武器として弱そう、など。ここがおもしろポイントなんだろうなというのはわかるんだけど、それらがどうにも雑な感じがしてなりません。□星野源氏の結婚祝いとして視聴しました(え、そうだったの?)。[インターネット(邦画)] 4点(2021-05-21 23:14:49) 13. ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 ジョルジュ・メリエスをちゃんと観たい。新しい鉱脈の可能性を教えてくれたところはよかったです。ヒューゴったら、もっと不思議な発明品でドキドキさせてくれると思ったのに、なんか口ほどにもないヤツだったなあって。いえ、それはヒューゴのせいじゃありません。邦題が悪い。[DVD(字幕)] 3点(2016-05-05 17:03:11)(良:1票)
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