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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ヒッチハイク(1976) 昔「O嬢の物語」は映画館で見たんだけど、この映画は見過ごしていたなあ。でも内容がよくわからなかったそれよりも、ずっとシンプルでおもしろい。ヘア無修正とか銃を構えた全裸画像で興味をそそられるが、ジャンルはエロティックというよりも犯罪ものサスペンスだろう。[DVD(字幕)] 6点(2017-04-14 08:37:35) 2. ピンクのルージュ 男が鼻の下を伸ばしていると・・・といった感じのコメディ。ピンクの度合いは、エロティック?どこが?という程度。 オムニバスながら結構おもしろい。やっぱり好きなのはモニカ・ヴィッティ。私の少年の頃、「太陽はひとりぼっち」「スエーデンの城」でその美しさを誇った憧れのお姉様だった。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-16 21:55:46)《改行有》 3. 病院坂の首縊りの家 最後の金田一と名を売った作品、映画ではアイドル桜田淳子登場で期待して見た映画。その心配の桜田淳子もまずまず、これなら他の映画に出てもおかしいところはないだろう。 人物関係も原作を読んだばかりだったので、何も問題なかった。むしろ映画は長大な小説(他の横溝小説の倍はある)が短縮された感じで少々物足りなかったが、やむをえないだろう。 映画では写真屋の小沢栄太郎が好演、さすがはベテランである。 [映画館(邦画)] 7点(2012-02-29 14:41:33)《改行有》 4. ひまわり(1970) 《ネタバレ》 広大に続くひまわり畑の美しさとヘンリー・マンシーニの哀愁を帯びた美しいメロディー、美しい風景と美しい音楽の映画と言えば、私の記憶の中では真っ先にこの「ひまわり」が浮かぶ。それほど強烈な印象を持つ映画であり、名作中の名作と言ってよい。 それと「自分の夫は必ず生きている」と信じて、遠く離れたウクライナの地まで夫を捜し求める妻のいじらしさに思わず涙が出てくる。やっとの思いで探し出した時、夫は雪原で倒れていたところを助けてもらったロシア女性と暮らしていた。 甲斐甲斐しく尽くす若きロシア女性マーシャ、戦争という長い年月で疲れ切ったジョバンナ、二人は言葉を交わさずとも、瞬時に相手が何者かを知る。 何かメロドラマにもあるようなストーリーは日本人の共感を呼びやすく、それでいて、はるかにスケールの大きいドラマである。 蛇足ながら、ソフィア・ローレンにとってこの映画は2年ぶりの映画出演になった。それは、この映画の制作者であるカルロ・ポンティの愛児を出産したからで、映画の中の赤ん坊は何とその実の子である。[映画館(字幕)] 9点(2011-06-26 23:01:31)(良:2票) 《改行有》 5. ひきしお 《ネタバレ》 人との関わりを捨て文明から逃れた男女が、孤島でめぐり逢ったことからうまれる幻想的な愛の軌跡。この二人をフランスのカトリーヌ・ドヌーブ、イタリアのマルチェロ・マストロヤンニが演じる。 実はこの二人は、この当時実生活でも恋人同士、プロデューサーがドヌーブに出演を申し込んだところ、彼女は「今はマルチェロとの恋しか考えられない。仕事なんか無理よ」と断られそうになったところ、それならいっそ映画の恋人役をマストロヤンニにということで、できあがった映画らしい。その辺の事情を頭の隅に置きながら見ると、この映画も生きてくるのでは・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2011-04-15 23:17:38)《改行有》
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