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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ひるね姫 ~知らないワタシの物語~ 《ネタバレ》 神山監督、新分野に対し、当たって砕けちゃったという印象? 夢と現実のリンクする伏線が、幼少時の読み聞かせというのは有りとして、 終盤まで、夢引っ張り過ぎ・・。ゴチャゴチャにし過ぎて、ピンボケなフィナーレ。 クルマの自動運転人工知能プログラムの争奪戦、大会社の派閥闘争、親子孫の人間模様。 夢と現実の混濁、巨大ロボットの格闘アニメと・・良くもまあ詰め込みました。 イタリア料理セットが、寿司と、巨大お好み焼きが付いたサービスメニューの様相。 それでも上手くまとめたのならまだしも、各所にイタダケナイペーソスが・・ 最悪なのは、プロの声優を使わず、俳優を呼んだ結果・・の凡庸な音声トラック。 高所からの落下シーンの、夢サイドではないリアルサイドでのご都合な流れ。 はあ?なシーンにフリーズしていたら、いきなり2週間飛んで、閉会式のニュース。 いずれ「ひるね」自体は大して重要ではないという、「ナンダソレ?」感が拭えない。 自分としては、「肝心な事は声に出せず、行き当たりバッタリな行動で、真剣さが 微塵も無く、危機感皆無でぼんやりなヒロイン」が、どーも肌に合いませんでした。[DVD(邦画)] 5点(2017-10-10 00:05:41)(良:1票) 《改行有》 2. 美女と野獣(2017) ファンタジーは苦手です。ミュージカルときた日にゃ・・大嫌いなジャンル。 家族が見たいから借りたDVD、帰す前にオーディオから音を出して鑑賞してみました。 どーせつまらないから15分も見たら早送りしてラストを見ようかと思っていたのに・・。 冒頭のミュージカルで、萎えかかっていた筈が、オーケストラの音響があまりに素晴らしく 音に引きこまれて、止める気がしなくなり、最後まで一気に見てしまった。 気が付けば、苦手な女優「エマ・ワトソン」が演じるベルにすっかり心を奪われてしまい 勝手知ったるエンディングへの流れなのに、いい年の親父がウルウルして見ている始末。 さすがのディズニークオリティ。ひねらず、王道の流れのまま実写映画化なのに、豪華 絢爛で、ユーモアに溢れ、愛おしいキャラクター、重厚な音楽がぐいぐい引っ張る。 いい作品じゃないですか、これは映画館で見たかった・・失敗したなあ。[DVD(吹替)] 8点(2017-10-09 23:22:12)(良:1票) 《改行有》 3. 秘密 THE TOP SECRET 《ネタバレ》 あいや皆様手厳しいですねえ。 まあ、自分も筋がよく見えずに消火不良でしたが。 松坂君が自分の頭に銃口向けた理由がねえ。生きてれば秘密は見られない筈でしょ? 原作は少女漫画なのかな? 難しい設定なのでシナリオ作成の難易度がキツイ。 原作の段階で部分的に破綻していた可能性でしょうか。 ナノマシンて既知の技術になったの? 前に聞いたのはアニメ映画の カウボーイビバップだったなあ。ここでもSFとしても無理っぽいお話で、 絵空事感はありますが、実写映画化としては頑張ったのかなと思います。 英知の最先端の技術屋と捜査官なのに、直ぐに感情的になるのが変かな。 サイコパスが冷静なのに、追いかける側が血が上ってばかりが痛い。 そうなると全然カッコよくないよね。もっと知能戦にして欲しい。 確かにテンポが緩いかな。30分は詰められたのでは。 こんな技術があれば、確かに捜査に使えるけど、被害者の見た第三者の プライバシー(家族の裸とか)余計なモノが・・(笑 音楽の使い方等、雰囲気がよかったので1点追加しますね。[DVD(邦画)] 6点(2017-02-08 21:40:44)《改行有》 4. ピクセル(2015) ははは、小気味良いおバカな会話が気持ちいい。見せ場のCGはどうでもいいです。 大統領を小バカにするジョークが何度も笑いのツボに・・。 大御所ブライアンコックスにコメディですか・・ アメリカはやるなあ。 一部オタクのキモイ行動に耐性が必要かも。 自分は慣れました。 日本のコメディも、このくらいテンポがあればねえ。[DVD(字幕)] 7点(2017-01-30 00:20:59)《改行有》
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