みんなのシネマレビュー
あにやん‍🌈さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2526
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

21.  ヒューゴの不思議な発明 物語やエピソードは必ずしもちゃんとした流れが作られておらず、例えば公安官から逃げて窓の外にぶら下がるシーンではハロルド・ロイドへのオマージュ以外の、物語的に次に繋がる有機的な展開を与えるような事がなかったりして、話としての弱さを感じたりもするのですが、この映画全体こそが仕掛けられた装置なのでは、と思います。これは「ハードウェアとしての映画」についての映画。人の手によって動かされ、与えられた役割を果たすオモチャや人形のゼンマイ、時計の歯車、汽車の車輪、そしてカメラと映写機のクランク。回転する装置よって紡ぎ出されてゆく世界。あの人形に象徴されるように、物体が人の想いを得る事で心を持つ。映画がただ作品=ソフトウェアとしてのみで完結している視点からは決して生まれ得ない、ちょっとフェティッシュな作品であると思います。この映画がプロの人々が選ぶアカデミー賞で作品賞にノミネートされた理由が判る気がします。観客は与えられたソフトウェアとしての作品に触れているのですが、撮影現場ではハードウェアに生命を吹き込んで初めて映画が動き出すのですから。アタマだけ、感覚や理屈や理論だけで映画が撮れる訳じゃないですもんね。物理的作用の賜物。特殊音響装置であるセンサラウンドがきっかけで映画を好きになった私なので、3DやCGというメリエスの精神の延長線上に存在しているギミックを駆使し、見世物装置としての視点から映画を捉えたこの作品には、とても心躍り、動かされるものがありました。[映画館(字幕)] 9点(2012-04-08 14:20:13)(良:1票)

22.  ピラニア 3D 《ネタバレ》 『ジョーズ』の亜流のダサダサなB級っていうセンをあくまでワザと崩さない姿勢で今の時代まで引っ張る意味があるのかなぁ? いや、需要があるからこそ、こういうカタチなんでしょうねぇ。わざわざこんな映画を見に行くような人は、そここそを期待しているのでしょうし、わざわざこんな映画を見に行って文句言ってるようなヤツこそが、逆に空気読めない、無粋な人間なのでしょうし。でもまあ、無粋覚悟で書きますと、全然怖くなくって、ただグロな状態で「どうだ!」っていう志の低い映画。喰われて血塗れであちこちパーツちぎれてデローンってなって、ってとこは執拗に見せますが、ピラニアが襲うシーンそのものは『テンタクルズ』なみによく見えない状態で。オッパイを始めとしてエロのシチュエーションは丹念に追うけれども、ピラニアが襲うシーンそのものは唐突だったり何の工夫も進歩もないありきたりな映像で。チ○コとか、もう小学生レベルのネタで喜ばそうとかどんだけレベル低く設定してる映画よ?って感じで。「最初の犠牲者がよりにもよってあの人だなんて、笑えるでしょ?」とか、主人公が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のジェニファーで、ドクも出てきて、もうあちこちオマージュだらけで、なんてのも、ここまでB級な映画じゃ嬉しいっていうより悲しくなりますわ。クライマックスは『世界崩壊の序曲』『ヴァイラス』『リバイアサン』あたりのオマージュか?みたいな状態だし(B級オンパレードかい)、3D技術までB級で、なんか歪んだガラス越しに見てるようなグニョグニョした映像だし。でもまあ、そういう70~80年代B級グロ映画にトキメく人にとってはブレの無いステキなキワモノっぷりで、そういう純度そのものは評価できるんでないの?とは思いますです。自分はもうお腹いっぱいですけど。つーか、チ○コのCGを延々と組み立ててゆかなくちゃならなかったCGアーティストが不憫で仕方ないや・・・[映画館(吹替)] 5点(2011-08-30 21:10:55)(笑:1票)

23.  127時間 《ネタバレ》 予告編から予測される内容から外れる事はなく、更なる広がりや奥行がある訳ではなかったので、ちょっと肩すかし。何が起きてどうなる、っていうのは最初から判っているので、あとは「大自然に対する畏怖」「孤立する事で認識する人との繋がり」「貪欲な生の渇望と自己との闘い」あたりをどう料理するのか?というところに興味があったのですが、主人公がポジティブでストレートな性格なせいか、映画もとてもストレートで判り易く、もう少し過去からその時に至るまでの摩擦や葛藤や闘いによる揺らぎ、歪みがあってもいいのになぁ、と思いながら見ていました。あのコマーシャルフィルム状態な渇き描写なんて、通俗的に過ぎて「これこそが欲望に直結するストレートな映像だ!」と言っているとしても、そんなんでいいのぉ?って思ってしまいます。事象の克明な描写と、回想、願望、幻覚、幻聴の描写、これらが渾然一体となって映画を形成している状態そのものはいいと思うのですが、そのバランス感覚には疑問が生じて。とりあえず、音楽うるさ過ぎ。静かに自分と対峙するような状況が大半を占める映画の中で、彼が実際に聴いているのでも、彼の記憶の中にあるのでも、幻聴でもなくガンガン鳴り出す音楽に関しては全く要らなかったんじゃないかな?と。腕を切り離す描写はG指定という事で油断しちゃってましたし(どう見てもR-15レベル)、ラスト、救助されて以降は蛇足のようにも思え。この、ごくパーソナルなエピソードを一本の映画として仕上げてみせた腕は確かです。だけど、色々な映像、心情を見せながらも、そのポジティブっぷりがアダとなって、見終わって物理的事象に対する闘争から勝利の帰還、って印象ばかりが強くて。生理的にはとっても痛そうに見えたけど、内面的には痛みのあまり感じられない映画でした。それで正解なのかな?[映画館(字幕)] 6点(2011-06-26 17:06:00)

24.  ヒア アフター 《ネタバレ》 【必ず鑑賞後にお読み下さい】 実はただの恋愛映画じゃないかと。最後に男と女が結ばれるまでを描いているだけ。そして、だからこそとても大切な話で。一人の人間が繋がっていた人。その繋がりが永遠に絶たれた時に心にいっぱいの感情の波が押し寄せて、それを抱えて、その重さを抱えきれずにそれでも生きていて。じゃあ、この世界でひとりひとり、そんな重さを他人と共有できるのだろうか? 自分の重さと他人の重さとを分かちあって生きてゆけるのだろうか? 新たな繋がりを構築できるだろうか?って。そして、その受け止め分かち合って繋がる事が結婚というものなんじゃない?みたいな。主人公が料理教室へ通ったのはあまりに唐突にも思えますが、そこで彼は家庭を築く事を願ったのではないでしょうか。そしてペアを組んだ彼女とは、だけどその重さを共有し、分かち合う事はできなかった、まだあまりに未熟だった、と。人が生きる中で背負った思いの重さ、それをしっかり理解し、受け止めた上で繋がってゆく覚悟を描いた話かな、って。最初はスピルバーグ的お気楽ファンタジーか、「信じる者は救われる」的宗教観の映画かと思いましたが、やはりイーストウッドがそんなに安直なものを撮る訳はありませんでした。死後の世界や死者との対話は、人の心を映すための素材。死んだ人を語る事で生きている人の存在を浮かび上がらせるためのもの。「イーストウッドでオカルト映画?」なんて思ってしまって読みが浅かったですわ。サンフランシスコ、パリ、ロンドンを独自のタッチで描き分けるようなゆとりも見せる(『トラフィック』みたいに露骨なのじゃなくて)イーストウッドですが、最近のシンプルにして深みを見せる老練ぶりは、やはり刮目しない訳にはいきません。しみじみと映画を堪能させて頂きました。[映画館(字幕)] 9点(2011-02-20 16:35:28)(良:3票) 《改行有》

25.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 卑怯だわぁ。あのドラゴン、まるでネコじゃん。ネコ好きのハートをがっちりキャッチ!みたいな。ヒロインはツンデレだし、クライマックスは怪獣映画だし、ビジュアルは良いし、3Dの効果とあいまって鳥肌が立つような飛翔感だし。色々と卑怯過ぎて降参。お話はオーソドックスな少年とモンスターとの出会いパターンですが、盛り上げ方が大変に上手いです。ドラゴンと共に大空に舞い上がる瞬間、ヒロインの心が転じる瞬間、そして絶体絶命の危機から反撃に転じる瞬間。待ってました!とばかりにバーッと盛り上がるキモチ良さ。その、魅せるCGっぷりは、ピクサー作品をも凌駕する至福の美しさに満ちております。一方で、主人公が最初にドラゴンを傷付けた、その報いのように同じ状態になって物語が閉じるのは、戦う事の痛みを描いていて、ちょっとビターな切ない余韻も残します。情感を持たせながら無駄なく組み上げられた見せ場の数々、一級のエンターテイメントを送り出してきたハリウッド産だからこそ到達できた、至高の娯楽アニメーションでした。【追記】この映画の虜になって回を重ねて結局57回。公開日にこのレビューを書いた時には、自分の中でここまで大きな存在になるとは思ってもいませんでした。映画オタク歴35年半にしてベストワン更新しました。[映画館(吹替)] 10点(2010-08-07 14:20:05)(笑:1票) (良:3票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS