みんなのシネマレビュー |
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41. 瞳の奥の秘密 25年前に新妻を惨殺されたリカルドが強烈なキャラクターでした。犯人を憎み続ける25年間、この先も憎み続けるであろう姿は、犯人に縛られているようで胸が塞がります。彼に感化されたかのようなベンハミン。お目当てリカルド・ダリンの手堅い演技ではありますが、リカルドほどには迫ってくるものがありませんでした。イレーネの夫と二人の子供の事が語られていないので結末にも何か釈然としません。パブロの最期の胸中が分からずこれまた釈然としません。ご都合主義的な犯人逮捕は目を瞑るとしても、もどかしさが募る作品でした。[DVD(字幕)] 6点(2024-05-20 02:04:56) 42. 桃色(ピンク)の店 何故ブダペスなのか。ブダペストらしさもまるで感じず。重要ではないのでしょうが。 やりとりする手紙の印象が薄く、喧嘩するばかりで、二人の関係がうざったい。 店の味わい深い面々が印象深い。 ジョセフ・シルドクラウトに似ていると思ったらその人だったのに100へぇであります。[インターネット(字幕)] 6点(2023-04-04 10:14:01)《改行有》 43. ヒッチャー(1985) 人の良さそうなジムが殺人鬼に憑りつかれ無能な警察に追われるという理不尽極まりない目に遭わされる物語。ドンピシャのタイミングで現れる殺人鬼にビビりまくりで、添い寝シーンには「うわー!出たー!」硬直。人となり、背景、捜査模様が一切無い単純なホラーものであっても、全てのシーンで場面をさらう存在感のルトガー・ハウアーがお見事。グロ度控え目なところも良。[DVD(字幕)] 6点(2020-01-20 15:41:56) 44. 羊たちの沈黙 初見。静かな狂人アンソニー・ホプキンスと聡明で勇敢なジョディ・フォスターの対峙に見惚れるものの、その他の展開が無理筋が多く興醒めしてしまう。チルトンの最期が想像させられるラストショットが怖い。このように本作では見せない演出が博士の残虐さを際立たせる。[DVD(字幕)] 6点(2017-01-03 00:19:18) 45. ピアニストを撃て ストーリーはいまいちだったけど、ピアノを弾くシャルル・アズナヴールが粋でカッコ良かった。任侠映画の着物姿でも似合う人だと思う。6点(2003-12-29 22:14:29) 46. 非情の罠 ストーリーがつまらなく主役のボクサーに魅力を感じない。 試合とマネキンに囲まれての対決シーンは凄い迫力でとても印象的。キューブリック監督の26才位の時の作品と聞いてビックリ。6点(2003-12-05 16:25:23)《改行有》 47. 光の旅人 K-PAX 宇宙人かそうでないのか、監督は何が言いたかったのか、曖昧なままで終わって物足りない作品でした。[インターネット(字幕)] 5点(2023-08-15 01:08:54) 48. 美女ありき エマと提督の不倫話をヴィヴィアン・リー、ローレンス・オリヴィエが演じるとは生々しいキャスティング。 キャンキャンとした棒な台詞回しは相変わらずな彼女に引きずられ提督として男として中途半端な姿に興醒め。 二組の夫婦皆が世間体に縛られた関係で因果応報なエマの末路と併せて侘しいものでした。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-04 16:17:15)《改行有》 49. 引き裂かれたカーテン 《ネタバレ》 ジュリー・アンドリュースが物語に機能していないのが残念。彼女以外の女性キャラクターがそれぞれ印象的なので、尚更お飾り感が強く、脚本に問題ありです。任務が数式を盗み出すというところも気持ちが盛り上がらず。小技は効いていてもそれだけで終わってしまった作品。[インターネット(字幕)] 5点(2020-08-14 02:22:25) 50. ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 殺されたり傷つけられたりした者たちの「お前だけ幸せに暮らせると思うなよ」という怨念が形になったような物語。相手が無法者とはいえ次から次へとゴキブリを踏み潰すように殺しておいて罰を受ける事無く妻子と暮らしていこうとするムシのよさにドン引きします。息子が後ろからためらいなくエド・ハリスを撃ち殺したのには救いの無さを感じます。この子もこの先物事を暴力で解決するのでしょう。卑しい顔つきのジョーイを表現するヴィゴ・モーテンセンの演技にプラス4点。[DVD(字幕)] 5点(2018-04-08 21:49:25) 51. 東ベルリンから来た女 監視・密告の嫌らしさがやり切れない国を出るかとどまるか。女医の決断まで描かれています。サスペンス・ロマンス・医師の矜持が程よく混ざった起承転結ですが、淡々とし過ぎて惹き込まれるものが無い作品でした。[DVD(字幕)] 5点(2013-12-07 11:23:48) 52. 秘密の森の、その向こう 静かで淡々として・・・・唯々、退屈。撃沈。残念・・・[インターネット(字幕)] 4点(2023-11-07 13:56:31) 53. 媚薬(1958) ジェームズ・スチュアート&キム・ノヴァクの共に一本調子な台詞回しでのメリハリない演技も相まって、魔法のしょうもない使い方に白けっぱなしでした。エルザ・ランチェスター&ジャック・レモンも今一つ。MIPが猫だというのが何ともはやな凡作です。[インターネット(字幕)] 4点(2021-05-03 02:40:50) 54. 秀子の車掌さん 何の盛りあがりも無い他愛のないお話で、タイトルが示す通り、高峰秀子のプロモーションビデオとしてファンの方が楽しむ作品に思えた。[インターネット(字幕)] 4点(2017-01-05 02:07:50) 55. ビーグル犬、シャイロ ビーグル犬大活躍コメディの期待に反した点は物足りないものの、親が子供(小学生くらい)の願いや困難に、「安易に」応えたり手助けしたりはしませんが、その親子関係は強い絆で結ばれている、というしっかりしたストーリーは観るべきものがありました。どっしりしたロッド・スタイガーが作品にも重みを加えています。[DVD(字幕)] 4点(2009-11-30 04:55:21) 56. 陽のあたる場所 《ネタバレ》 アリスとアンジェラの人となりが描かれていません。抜け出したかった貧乏生活についても殆ど描かれていません。単に美貌と裕福さにのみ惚れたように見えます。湖へ転落後の様子は映し出されていませんが、これ幸いと救助活動を一切行わなかったと確信出来ます。直接手を下さずとも見殺しにする。この行為に集約される全編に亘っての彼の小狡い言動が不快でたまりませんでした。現実にはこの種の小狡い男は処分した女に対して何の痛痒も感じず、善人面して優雅にお暮らしになるのであり、それを許さなかった結末に、すっきりしないものを感じました。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-22 04:34:55)《改行有》 57. 昼下りの決斗 本作もダラダラダラダラ・・・かったるい展開に嫌気が。ブ~ッサイク(ゴメン)な女の子の大根芝居にリタイア寸前。監督の独り善がりなナルシズムとは相性悪いのを痛感。 お目当てジョエル・マクリーなればこそ何とか完走出来たものの、当時57歳にしては老け込み過ぎるお姿が何とももの悲しい。 そして本作が引退作だったとは、ラストショット(+3点)に往年の惚れ惚れする身のこなしが思い起こされて更にもの悲しく。[DVD(字幕)] 3点(2022-08-24 01:30:52)《改行有》 58. ヒトラー暗殺、13分の誤算 史実を知ったところに点数の全てを。綴られるエルザーの人となりに何一つとして共感出来ず、こんな男を「ヒトラーが最も恐れた男」という謳い文句には「アホクサ」としか言いようがありません。鑑賞後に知ったこんな男が賞賛されて切手も発行されているというのにも失笑するのみ。監督もこんな男を英雄視しているのか聞いてみたいところです。[インターネット(字幕)] 3点(2021-10-07 16:00:04) 59. ヒズ・ガール・フライデー ケーリー・グラント出演の不安が的中してしまった彼の持ち味全開の作品。私は人の話の腰を折って火の点いたカンナ屑のようにペラペラペラペラ喋りまくる人間が大大大っ嫌い。「喧しいわ、アホ!」音量を聞き取れる最小限にして我慢の鑑賞。輪をかけたのがこの男の人物像「ええ加減にしとけよ、クズ!、アホ!、(以下省略)」結末知りたさに我慢を重ねた私へのとどめが女が最後にこのクズに示す態度。「アホなんか? オマエも同類か?(以下省略)」年に一度あるか無いかの胸糞悪さを味わった本作がコメディに分類されているのに心の底から仰天。[DVD(字幕)] 2点(2018-11-05 15:14:00) 60. ビフォア・ザ・レイン マケドニアに於いてのマケドニア人とアルバニア人の内戦。親族であっても躊躇いなく殺してしまう下劣さ。度々見られるグロテスクな映像の下劣さ。第2部のストーリーの下劣さ。監督の言わんとしたいのは何なのか、自国の惨状なのか、人間とはこの程度もものなのだということか? ひたすらに陰気臭い作品にゲンナリ。[DVD(字幕)] 2点(2016-08-08 00:56:20)
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